『7つのデータベース 7つの世界』はデータベースの海を渡る羅針盤だ。
はい、おつカレー様です。くわのです。
羅針盤だ。とかカッコイイ(そうでもない)事を言ってみた(ドヤァ
オーム社さまから出版されております、『7つのデータベース 7つの世界』を献本いただきました!
オーム社さま、@kdmsnr さんありがとうございました!
そこで、ちょっと遅れてしまいました(スイマセン(´Д⊂)が、感想などを書かせて頂きました。
どんな本?
まず、この本がどんな本か。というのが気になる所だと思います。
自分はこの本に対して、
「データベースと言われているソフトウェアたちがどのようなアーキテクチャで動いているかを知ることによって、適材適所を見つけるためのインデックス」
と理解しました。
内容
この本ですが、その名前の通りに7つのデータベースについて説明していきます。
- PostgreSQL
- Riak
- HBase
- MongoDB
- CouchDB
- Neo4J
- Redis
各データベースについて、3章=3日に分けて、各アーキテクチャの特徴的な部分を包括的に学べる構成になっています。
アーキテクチャごとにわかりやすく要点が書いてあったので、読んでて単純に興味深く、面白い本でした。
RDBMS?NoSQL?
この本では様々な形のデータベースが説明されています。
いわゆるRDSMSといわれるもの=PostgreSQLから、KVS(キーバリューストア)と呼ばれるもの、カラム指向、ドキュメント指向、グラフ指向。指向指向ってなんだよ!
、、、スイマセン取り乱しました(;・∀・)
その他にもスケールアウトできるの?できないの?冗長化はどうやってるの?とか。
データの持ち方、データアクセスの仕方、MapReduceの実装、インデックスの有無。
などなど。
本当に昨今はNoSQL戦国時代のようにたくさんのNoSQLが出ています。
そしてNoSQLは特に得意、不得意がはっきりしている傾向がありますので、「これに使えるかもしれないなー」「あー、違かったかー」(はじめに戻る)だと苦労しますよね。
以前だと使ってみて、こういう感じかー、へーっでわかっていた物、わかっていたつもりで使ってみたら違かった物、様々ありました(・。・;、
この本はそういった部分に対して、ベストプラクティスな使い方を得るための一助になると思います。
最後の方に付いている各データベースの比較表が地味ですが、網羅的に知りたい事が書いてあって良い感じです。
まとめ
NoSQLは知ってるけど、ほんとに使う意味があるの?とか、こういう部分に使いたいんだけど、これってあってるの?
っていう人などに、ご興味があればぜひお手にとっていただけると良い本だと思います。
別に今NoSQLなんて使う予定ないよ?って人にも、いざというときのための引出として持っておいても損はないと思います。
# 大規模運用になるにつれ出てくる問題っていうものもあると思いますが、、、それはまた別のお話、、、。
とても面白かったので、『7つの言語 7つの世界』も読んでみよう。
- 作者: Eric Redmond,Jim R. Wilson,角征典
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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