2011版Mac miniにはLionがインストールされています。
障害が起きてもインターネット経由でメディアをダウンロードして自動でインストールしてくれるんだけど
やっぱインストールメディアを手元に置いておきたいじゃん?というわけで試してみた。

すでにAppStore版のLionをDVDに焼く、みたいな方法は確立されているのでそれを参考にしています。


【用意するもの】
1)外付けのハードディスクとか。なんでもいいけどOSのインストールができるストレージデバイスを1つ。
2)クリーンインストール用メディアとして使うストレージデバイス。8GBのUSBメモリースティックだとクール。


Macの電源を切る。

消えてもいい外付けのHDDをUSB接続(ファイヤーワイヤーとかサンダーボルトでもいいよ!)します。

Option ボタンを押して起動。

起動ディスクの選択画面になります。

Recovery HDを選択します。

ディスクユーティリティで外付けしたHDDをMac OS 拡張 (ジャーナリング)でフォーマット。ディスクユーティリティを終了。

再インストールを選択。

インストール先に外付けのHDDを選択。

インターネット経由でインストール用ディスクイメージをダウンロードしてくれるので、一回目の再起動寸前まで放置。

再起動のタイミングで電源を落として外付けHDDを外し、インストールを強制中断する。
(インストールの強制中断後はPRAMのリセットを実行した方がよいです、どうもインストールしていた状況がMacに記憶されているっぽい、やり方は Command + Option + R + P で電源投入、2度目の起動音がするまで押しっぱなし)

これで外付けHDDにインストール用ディスクイメージが保持された状態になります。



Macを起動する。

通常のOS起動後に先ほど取り外したHDDを接続、マウントします。

/Mac OS Install Data/InstallESD.dmg がインストール用ディスクイメージです。

クリーンインストール用メディアにHDDとかUSBメモリースティックを使う場合は、
ディスクユーティリティ(アプリケーション/ユーティリティにあるよ)の「復元」を使って、クリーンインストール用メディアを作成します。

DVDとかの場合はディスクイメージとして書けばいいんじゃね?僕の家にはブランクDVDがないので試せないです。

復元方法
復元先に使うディスクなりメモリースティックをディスクユーティリティを使ってフォーマットする。
ディスクを選んで「消去」タブを選択し、
フォーマットにMac OS 拡張 (ジャーナリング)
名前は空白でもおk

次は「復元」タブを選択。
ソースに、InstallESD.dmg。
復元先に、先程フォーマットしたディスクを。
これ3分くらい悩んだんだけど、ソースと復元先を設定するにはドラッグ&ドロップするみたいです。

復元を押して放置すると、クリーンインストールメディアの完成です。



【使い方】
クリーンインストールメディアからの起動方法。
Optionを押しながらMacの電源を起動、起動ディスクの選択画面で選べばおk。

これを使ってインストールを始めると、
インターネットリカバリーと同じように「追加コンポーネントをダウンロードです」みたいな画面になるんだけど、実際はインストールメディアからインストール先にファイルをコピーしています。
回線切って試してみるとわかります。