カメキチの目 先日、大阪を中心に大きな地震が起こりました。テレビに何度も映し出される塀の倒壊やごく一部とはいえ家の火災は阪神淡路大震災を思い出させ、ゾーとしました。 (東北大震災の大津波によっておもちゃのように流されてゆく家々、車…。阪神淡路では大空襲を受けたかのようなビルや高速道路の倒壊、燃えつくされる家々…) 季節が寒いとき、時間がもう少し早かったら… 想うと鳥肌が立ってきました。 遠い将来、人類は火星などに居住。そのための実験がなされるほど科学や技術が進んでいても、地震の予知にはサジを投げた感の気象庁(それだけ難しいことなのだろう。だから天災は忘れた頃に突如、私たちを襲う。「50年に一度」「100年に一度」という人を脅すような表現になるんですね)。 備えはとてもたいせつですが、備えは「備え」です。なんせ相手は大自然。歳とった私には良寛の「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候…」がピッ