アニメーション作家、かねひさ和哉さん(右)がかつての自分に向けて描いたイラスト(左)=X(旧ツイッター)より 2024年を代表するヒット作となった、こっちのけんとさんの楽曲「はいよろこんで」。人気爆発のきっかけとなったのが、レトロな作風で知られる人気アニメーション作家、かねひさ和哉さんによるミュージックビデオ(MV)だ。周囲とは異なる「好き」に、少年時代から生きづらさを感じていたというかねひささんには、MV終盤の「あるシーン」に込めた特別な思いがあった。(聞き手:時事ドットコム取材班キャップ 太田宇律) 【過去の特集▶】時事ドットコム取材班 / #取材班インタビュー 踊れ!「ギリギリダンス」 「はい喜んで あなた方のために」「出来ることなら出来るとこまで」―。リズミカルでキャッチーな曲調とは裏腹に、「はいよろこんで」の歌詞には鬱屈した感情が渦巻いている。「この世界に生きるすべてのいきづらい
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