(産経新聞が「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否という記事に使った画像。確かに、まるで深夜に区役所をご訪問した自衛隊が拒絶されているみたいに見える 笑)
産経新聞のでっち上げ記事が発覚したそうです。BLOGOS転載の2012年7月24日付け木走正水(きばしりまさみず)氏の記事
また産経が大捏造報道で各区役所が続々猛抗議の巻~「産経新聞に謝罪・訂正記事の掲載を強く求めます」(豊島区)
この産経記事によれば東京都23区のうち、「区民に迷彩服を見せたくなかった」と自衛隊の防災演習に11の区が庁舎立ち入り拒否をしたと報じています。
協力拒否した11の区。
千代田▽中央▽港▽新宿▽目黒▽世田谷▽渋谷▽中野▽杉並▽豊島▽北
でここで名指しされた各区役所には、それぞれの区民から苦情や抗議が殺到した模様。
で、産経記事を確認した各区役所はその事実の捏造ぶりに大激怒と相成っております。
続々と「事実と違う」とお怒りモード全快、公式サイトにて産経新聞に続々と抗議している模様。
私が24日12時現在にネット上で確認できた区だけで五つの区が抗議の声を上げています。
(千代田区)平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について
http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/service/00144/d0014461.html
(港区)陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について
http://www.city.minato.tokyo.jp/bosai-anzen/bosai/ensyu.html
(世田谷区)自衛隊災害対処訓練の報道について
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00040862.html
(中野区)7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/102500/d014995.html
(豊島区)平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)
「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否
平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について
平成24年7月23日付産経新聞朝刊2面の陸上自衛隊による統合防災演習の記事の中で事実に反する内容が掲載されました。記事は本区への取材内容に基づかない報道が一方的にされたもので、区民をはじめ読者に誤解を招きました。
区としては、即日産経新聞東京本社に対し、厳重抗議をしました。
【抗議文】
陸上自衛隊第1普通科連隊機動訓練に関する平成24年7月23日付貴紙朝刊記事について(抗議)
陸上自衛隊第1普通科連隊機動訓練に関する平成24年7月23日付貴紙朝刊2面の記事の中で、事実と異なる内容や区民をはじめ読者に誤解や不安を与える内容が記載されたことは、たいへん遺憾であります。
新聞報道が与える社会的な影響は非常に大きいことからも、事実に基づく報道をしていただきますよう強く申し入れ、下記のとおり厳重に抗議いたします。
記
今回の自衛隊の訓練に先立ち、千代田区に対しては訓練に必要な車両の駐車スペースの確保について依頼があり、区として協力をさせていただきました。本区庁舎への自衛隊員の立ち入り及び本区職員の立ち会いについては、自衛隊からの要請自体がなく、貴社社会部の担当記者の取材にも、その旨を明確にお答えしました。しかしながら、その内容が記事に反映されないばかりか、「立ち入りを拒否したのは千代田区」などと、事実に反する報道が行われたことは、甚だ 遺憾であります。また、電話に出た区担当者が立ち寄りの時間を即座に答えられなかったことをもって、「いつ来て、いつ帰ったか分からない」と記載するなど、事実を曲解した記事となっています。このことについては、宿直の職員が立ち寄り時間を記録しており、区として把握しております。
当然のことながら、災害時等において自衛隊をはじめとする防災関係機関と連携していくことは不可欠であり、本区防災会議においても委員として会議に加わるなど、緊密な連携のもとに対応しております。
今回の記事により、多くの苦情や抗議が区に寄せられており、区として非常に困惑しております。
これらを踏まえ、貴社に対して厳重に抗議するとともに、本抗議文に対する回答と訂正記事の掲載を求めます。
(迷彩服は敵から見つけられにくくなるための軍事行動用のもの。災害救助では市民が見つけやすい色の方がいいに決まっている。なぜわざわざ戦争仕様の格好で防災訓練をやるのか。しかも名前は防災「演習」)
実際はどうだったのか、産経新聞の記事にも垣間見えます。
もっとも自衛隊側に「根回しのまずさ」を指摘する声も複数の区の担当者からあった。「何度も内容が変わった」という担当者もいる。新宿区は16日深夜まで 職員6人で待機したが、いつまでたっても来ないので練馬駐屯地に電話したら「帰りました」と言われ、面食らったという。「到着時に電話がほしかった」
自衛隊の担当者は「訓練実施が決まると、反対運動が激しくなり、拒否派の区が増えた」と説明する。
ある区の職員は「私自身は受け入れたかった。だが話が上に行くと、プレッシャーがきつくなった。共産党などが反対するし、正直辛かった」と話した。
橋下市長と産経新聞が、原発意見聴取会では「多様な意見」=電力会社社員発言、を封殺するな、ですと。
歴史に残る首相官邸前デモ 警察が人数を発表できないのに警察関係者によると2万人弱と書いた産経新聞
野田民主党政権とマスメディアが「大企業が望む消費税増税」に突き進む姿は原子力ムラそっくりだ
「拒否をした事実はない」 自衛隊訓練への協力拒否報道を全11区が否定
陸上自衛隊が7月16日夜から7月17日午前にかけて東京23区で行った訓練について、産経新聞が7月23日付で「隊員の庁舎立ち入りを11区が拒否し た」と報道しました。これに対し、名前の挙がった全11区が「拒否をした事実はない」と報道を否定し、訂正や謝罪を求めています。
訓練は首都直下地震を想定し、車が使えない状況で各区役所までの徒歩ルートと通信環境を確認するもの。産経新聞の報道では、自衛隊側が「隊員を区役 所庁舎内に立ち入らせてほしい」と要請したものの、23区のうち11区が拒否したとされています。立ち入りを認めなかったと報じられたのは、千代田区、中 央区、港区、新宿区、目黒区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区です。また、千代田区、中央区、港区、墨田区、世田谷区、渋谷区、中野区の 7区では区職員の立ち会いも拒否したとしています。
これに対し、23日から24日にかけて各区から報道内容を否定する発表が相次ぎ、7月24日午後9時までに全11の区が公式サイトに抗議文や「お 知らせ」を掲載しています。これらの文書では、実際に訓練で協力した内容などを説明するとともに、同紙に訂正や謝罪を要請しています。中でも7月23日中 に「全くの事実無根」として強く抗議した豊島区では、翌24日に掲載された「産経抄」に対して再度「抗議文」を掲載しています。
23日の産経新聞記事に対する各区からの情報一覧
▽ 平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)│豊島区公式ホームページ
▽ 7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について « 中野区公式ホームページ
▽ 港区公式ホームページ/陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について
▽ 千代田区総合ホームページ - 平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について
▽ 7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について 中央区ホームページ
▽ 陸上自衛隊第1普通科連隊災害対処訓練に関する報道について 目黒区
▽ 杉並区 区からのお知らせ - 自衛隊による統合防災演習新聞記事について
「こうした要請を拒否した事実はありません」(中野区)
「事実に反する記事が掲載され、区民等から事実誤認に基づく問い合わせ・意見が多数寄せられています」(豊島区)
などと記事の内容が誤っていることを指摘している。それ以外にも、世田谷区は産経新聞を名指しすることは避けているものの、
「世田谷区はこの度の訓練実施に協力しているものであり、区役所庁舎内への隊員の立入りを拒否した事実はありません」
とする文章を掲載している。
7月24日夜には、杉並区が
「事実と異なる報道が行われたことについて、本日、産経新聞東京本社に対して、遺憾である旨の申し入れを行いました」
との文章をウェブサイトに掲載。これで、記事で名指しされた全11区が何らかの形で記事に反論したことになる。
産経新聞社の広報部では、
「産経新聞の25日付紙面で続報を掲載します」
とコメントしている。
「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否
16日夜から17日午前にかけて行われた陸上自衛隊第1師団(東京都練馬区)の連絡要員の自衛隊員が23区に徒歩で出向き、被害状況や出動要請の有無などを確認する統合防災演習で、自衛隊側が23区に「隊員を区役所庁舎内に立ち入らせてほしい」と要請していたにもかかわらず、11区が拒否していたことが22日までの産経新聞の調べで分かった。区職員の立ち会いも要請していたが、7区の防災担当者は立ち会わなかった。要請を拒否した区には「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かした担当者もいた。(三枝玄太郎)
隊員の立ち入りを認めなかったのは、千代田▽中央▽港▽新宿▽目黒▽世田谷▽渋谷▽中野▽杉並▽豊島▽北の11区。大半は「自衛隊から要請がなかった」と断った理由を説明した。
防災担当職員が立ち会わなかったのは千代田▽中央▽港▽墨田▽世田谷▽渋谷▽中野の7区。各区とも「要請がなかった」と口をそろえる。千代田区の担当者は「いつ来て、いつ帰ったかは分からない」という。
しかし、自衛隊は口頭で23区に(1)庁舎内に立ち入らせ、通信訓練を行う朝まで待機させてほしい(2)庁舎の駐車場を使わせてほしい(3)防災担当の職員に立ち会ってほしい-の3項目を要請していた。
自衛隊の担当者は「区によって要請の中身は変えていない。お願いする立場なので強くは言わなかったし、文書は出さなかったが、確かに要請した」と話す。
陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊の石井一将連隊長は16日、記者団に対し、全面的な協力を得られたのは7区で、残りは「休日で人がいない。庁舎内の立ち入りを断られた区もあった」と明かした。
庁舎使用を認めた区担当者は「区民のためになる」「有意義だ」などと話していたが、3項目すべての要請を拒否したある区の担当者は「区民との接触を避けてほしい」「迷彩服姿を庁舎内で見せないでほしい」と申し入れたという。
16日午後7時。「市街地での災害訓練反対!」「基地へ戻れ」という反対派のシュプレヒコールと、「自衛隊頑張れ」という励ましが交差するなか、陸自第1師団の隊員は練馬駐屯地を2人1組で出発した。
最も遠い大田区に向かった隊員は17日午前3時50分、大田区役所に到着。大田区側は課長1人が対応したが、区庁舎内には入らなかった。2人を訓練終了後、練馬駐屯地まで乗せて帰る予定の自衛隊車両も、区庁舎から約300メートル離れた大田区消費者生活センターの駐車場で待機した。
通信訓練の際には自衛隊員は大田区庁舎の中に入り、防災担当部長は区庁舎内で隊員を休憩させるなどしたが、17日未明には立ち入らせなかった。
世田谷区には自衛隊員2人が16日午後10時~午後11時の間に到着したとみられる。世田谷区の防災担当職員が立ち会っていないため、到着時間は不明確だ。渋谷区、中野区なども(1)(2)(3)すべて実現しなかった。
江戸川区では約3キロ離れた公園の駐車場で、江東区に着いた隊員は木場公園に泊めた車両で夜を明かした。文京、品川区は庁舎の駐車場に止めた車中泊だった。
なぜ区側は夜通し歩いてきた自衛隊員に冷たい対応をしたのか。
例えば練馬区には市民団体が待ち構えて「市街地での災害訓練反対!」とシュプレヒコールを上げていた。「庁舎内に立ち入らせるところを見せるのはまずいという判断があった」とある区の職員は明かした。
こうした「外圧」は23区のうち12区が「自衛隊に区の施設を使わせるな」といった内容の申し入れを区議会会派や市民団体から文書で受けていたことを取材に認めた。今月12日には練馬区が住民監査請求を受けた。申立人の弁護士は「自衛隊員に区役所の水、電気を使わせるのは自衛隊法などに照らして違法だ」と主張している。弁護士は「訓練前に23区に電話してどういった対応を取るのか確認した」とも話した。
自衛隊の担当者は「訓練実施が決まると、反対運動が激しくなり、拒否派の区が増えた」と説明する。
ある区の職員は「私自身は受け入れたかった。だが話が上に行くと、プレッシャーがきつくなった。共産党などが反対するし、正直辛かった」と話した。
もっとも自衛隊側に「根回しのまずさ」を指摘する声も複数の区の担当者からあった。「何度も内容が変わった」という担当者もいる。新宿区は16日深夜まで職員6人で待機したが、いつまでたっても来ないので練馬駐屯地に電話したら「帰りました」と言われ、面食らったという。「到着時に電話がほしかった」
訓練の意義はほとんどの区が認めた。
台東区の担当者は「実際に自衛隊に駐車場を使ってもらうことで、地下駐車場には自衛隊車両が入るスペースがないことが分かった。やってみないと分からない」と話した。
自衛隊員の庁舎内立ち入りを許可したのは、台東▽荒川▽板橋▽練馬▽足立▽葛飾の6区。庁舎内の会議室などで待機した。文京、品川区は庁舎駐車場で車中泊。墨田区では、区の本庁舎に入らず、墨田清掃工場で待機した。
石井連隊長の「協力してくれた」という7区は、以上の台東区など6区と墨田区を指すものとみられる。
17日朝は、千代田区を除いたすべての区で朝から通信訓練を行った。千代田区では、同じ建物にある総務省関東総合通信局の通信に障害が生じるとして行わなかった。
全く意味が違います。産経の捏造は悪意に満ちています。
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