学歴詐称疑惑
N先生が担任だった頃、クラス替えになると必ず子どもから質問されたそうです。
「先生、どこの大学出たの?」
「○○の大学よ」
今は母親も高学歴が当たり前。多分子どもを使って担任の学歴を確認するつもりが
N先生の方が1枚上手ですね。質問が悪いのではぐらかしてしまいます。
○○県の県名がついた○○大学は国立一期校なので、それなりに尊敬されます。
でも○○県には、いくつも大学があるから○○大学以外の出身者は馬鹿にされます。
一般に東京大学の出身者が「東京の大学です」という言い方はしないから、母親達も
判断に迷うところですね。
こういう風に親さん達に偉ぶらないのが、N先生のええ所です。でもね、N先生
の最終学歴は××大学の大学院ですから、「最終学歴は○○大学です」というと、
学歴詐称疑惑になるのでは?大卒者が高卒ですというようなものやから。
昇進おめでとうございます
三度目の正直ですね。三学期の終業式の時に校長先生から
「N先生が、このたび校長に昇進されました」と公表されると、子ども達はオオッと
どよめきが起きたそうです。やっぱり意外だったのでしょうか。同僚の教師、特に
女性からは、やっかみを受けるのは覚悟されているようですが、嬉しかったようです。
普段から「とろい」とか「ボーっとしている」と言われているそうですが、当然
やるべきことは、きちんとやって、しかも見るべき所は見ておられるから、はぐれ豚の
N先生に「豚徳を積んでおいてよかったね」とはげましてあげました。ほんまは
「豚もおだてりゃ木に登るけど、てっぺんまで昇っちゃったね」が6-30の本心です。
新聞発表を受けて早速お祝いが殺到したとか。中でも以前の上司にあたる退職校長の
何人かからの電話とかお花とか特に嬉しかったとか。
「贔屓の引き倒しよ」と謙遜することはありません。実践記録でも最優秀賞や優秀賞も
受賞し、特選なんか数知れず。教頭になる前には、2年間の大学院への内地留学で
専修免もあるし3ヶ月の民間研修も経験されていますから実力以外の箔付けも充分です。
3本仕立ての胡蝶蘭(推定価格3万円)をプレゼントされた前の校長先生は、きっと
引け目があったのでしょう。地域の人やPTAに人気があるN先生が補佐役としても
便利なので1回目の1次試験合格の時に強力には推薦しなかったんじゃないかな。
2回目の1次試験合格の時には、自分が退職するので教頭も同時に異動しないようにと
強力には推薦しなかったから昇進できなかったのでしょう。でもN先生は
「その退職された校長先生から志の大切さを学んだ」
とおっしやっていますから、今回の2次試験合格の決め手だったかも。
ペーパーテストの結果だけではなく、客観的にわかる実績(実践記録の受賞や専修免)
と引き(大学院内地留学や民間研修)や押し(色々な校長の推薦)が合格の決め手です。
そのためには目立つ事だけではなく縁の下の力持ち的な仕事も嫌がらずにやっておく。
それが6-30の言う「豚徳を積んでおいてよかったね」です。
今年こそは
新聞発表は1週間くらい先の予定。ということは、もう内々示はあったのでは?
たしか自宅から通えない場所に転任させる時には、1週間以上前に内々示するはず。
N先生の昇進試験も1次は3年連続して合格やから、2次の合格率が30%くらい
という噂なので今年こそは2次合格となるといいですね。
登用試験の時も、1次は2年連続して合格して2次の合格率が50%くらいだった
ので2年目で2次合格やったし。噂によると、合格者の9割は、あらかじめ予定されて
いるとか。付属小学校や教育事務所の経験者 = つまり採用試験の上位合格者 =
エリートコースの官僚が占めているとか。N先生のような現場のたたき上げ =
兵隊元帥は非常に珍しいそうです。
N先生のような管理職は3年ごとの転任で、今度は布団の準備をしなくてもいいと
言われたとか。6-30のつらつら考えてみることには、N先生の登用時には、冬場には
布団いるかもという山間部に転任だった。その後都市部に戻ってきて、また山間部に
転任なら昇進間違いなし。3回目の1次合格直後には「枯れ木も山のにぎわい」とか
ご謙遜されていたN先生。2次試験は冬休みの終わりの日に実施とかで、この3年間
正月なしで受験勉強だったそうです。
「なんで、こ年齢になって正月に受験勉強せんならんの」
とぼやく事しきりのN先生。
「そりゃ、学生時代に勉強しなかったからでしょ。勉強していりゃ、採用試験で
いい成績でエリートになり、昇進試験も一次免除で二次の面接だけだったのにね」
と6-30。一言の反論もなかったのは……みなさん勉強は若い内にしましょう。
今できること3
記憶を記録に
記憶が薄れぬ内に記録しておく事は大事だ思います。
「やっと書き終えた」S嬢 はてな
http://d.hatena.ne.jp/satomies/20110319/p1
忘れないうちに書いておきたい。きっと自分でもまた、記憶が曖昧になっていくんだろうから。
その通り。
マスゴミの誤報問題なんかもきちんと記録しておかないと、元記事を抹消して知らん顔。
「患者さんを見捨てて逃げた」というのは誤報です」琥珀色の戯言
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20110318
色々と考えさせられます。上(県や警察)からの発表を鵜呑みにすることとか、横並びの
無責任体制(赤信号みんなで渡れば怖くない)とか、間違った事をきちんと反省して謝罪
しない事とか。多分間違ったと認めると世の中から弱い者いじめを受けることとか。
3月20日はサリン事件の記憶もあります。松本サリン事件のマスゴミや警察の対応も
今回の誤報と同じ体質でしたね。