先日のポストで紹介しましたが、ディスプレイ広告にて手動いいね、!というやり方に取り組んでいます。バナーのクリエイティブとしては面白いアイデアだし、リターゲで知り合いが出たらCTRも良いのでは?という仮説ですが、実際の効果はいかほど?という検証をしたいと思います。
さて、バナーの種類は以下。
ニコ動で話題の歌えるデータサイエンティストDA山本氏
友達2000オーバーを誇るSansan広報の日比谷
ホットなオウンドメディアで話題・女装しがちのLIG竹内さん
で、普通のサービスバナー
いったいどのバナーが効果が高いのか?!
ここでフリークアウトさんの登場。クリエイティブサーベイの広告は、フリークアウトさんにお願いして、リターゲ、オーディエンス拡張、キーワードマッチ、という手法を利用しています。 それぞれに違った特長が出ておりますので、順を追って説明しようと思います。
1・リターゲ
リターゲはご存知かと思いますが、WEBサイト来訪した人をマーキングしてその人がアドネットワーク上で接触すると、何回もそのサイトのバナーを出しまくるという手法です。クリエイティブサーベイに1回来ちゃうと、どこ行ってもバナーが出ると言う手法です。興味がない人には申し訳ないですが、確実にサービス名を覚えてもらったりする役割で、なんだかんだで効果が高い手法です。
単純に商品のバナーを出しまくるのが多いですが、クリエイティブサーベイでは、「DA山本氏」や「Sansan日比谷さん」がリターゲしてくれるので、うれしいはずです^ ^
さてその結果ですが、
以下のようになりました。
LIGの竹内さんが優勝!竹内さんは後から追加になったのでまだ母数は少ないですが、高いCTRで貢献してくれました。次いで日比谷・山本氏、となりました。
手動いいね訴求でない、通常の「サービスバナー」は、チャンピョンクリエイティブでない値P(not champ)で、99.0%となってしまいました。この値はほぼ確実にチャンピョンクリエイティブではありません。
リターゲの手法でのサービスバナー訴求はいまいちなんでしょうか?(のちほど後述します)
2・オーディエンス拡張
オーディエンス拡張は、クリエイティブサーベイにコンバージョンしたユーザーの特性に近しいターゲットに対して広告を配信する技術です。こちらは、リターゲット違って、初めてサービスに触れる人であり、サイトに来訪したことがないユーザーです。当然ながらリターゲに比べてCTRは落ちますが、このあとのリターゲに繋げていく意味では重要になってきます。
結果はこちら!
なかなか良い勝負ですが、Sansan日比谷が優勝!ついで山本氏、サービスバナー、竹内さん、と続きます。
日比谷が少し抜けて良い結果になりましたが、まだまだ優勢程度といった感じでしょうか。not champ のパーセンテージも拮抗しています。
まだ知らないサービスのバナーに接触したときに、サービスを少し理解出来た方が良いのか、顔で気になるのが良いのか、
そのあたりはまだまだ議論の余地がありそうです。
3・キーワードマッチ
指定したキーワードを調べたことがあるターゲットに対して広告を配信する手法です。Googleがhttpsを導入したことで主にYahooの検索結果がベースになってると思います。オーディエンス拡張よりは数は少ないですが、リスティングと普通の媒体バナーの間ぐらいの感じと受け止めています。こちらもリターゲに繋げていくというものです。
結果はこちら!
優勝はDA山本氏!ついで日比谷・竹内さんと続きますが、ほとんど差がない状態です。
キーワードマッチはリターゲと似たような結果になりました。指定したキーワードでは、クリエイティブサーベイに対するニーズが顕在化した時に調べそうなワードを設定していたので、リターゲとターゲット層が近かったのかもしれません。
サービスバナーは明確に低いですが、キーワードマッチでのサービスバナーはイマイチなんでしょうか?
手動いいね! vs サービスバナー で、結局、サービスバナーは落としていいのか?
おしなべて見るとサービスのバナーは初回の接触では成績が悪くはないですが、リターゲやキーワードなどでは、手動いいね!シリーズにかなり押されている状況です。このまま数値を積み上げても、逆転は難しい感じがします。ということで、手動いいね!はサービスバナーよりクリック効率が良さそうであり、この企画は大成功!と言いたい所ですが、待ちましょう、落ち着きましょう。
バナーでの集客効果というとCTRを見がちですが、バナークリエイティブがここまで違うとバナーをクリックした動機が違うわけですからその先の行動も見張っておく必要があります。クリエイティブサーベイは無料プランの登録をコンバージョンとしていますが、コンバージョンに至る経路としては、検索して来訪⇒検索してコンバージョン、バナーから来訪⇒検索してコンバージョン、といったように複数回の接触経路がメインです。
直接CV・間接CVの合計値を比較すると、、
CTRで使えないレッテルを貼られそうだった「サービスバナー」は地味に活躍をしている・・・。やることやっていてえらいじゃないか。
お互いが支え合っていたんだ
ディスプレイバナーに接触するコンテキストは無数に存在します。「サービス訴求」でクリエイティブサーベイのことを知ってもらった人⇒後日「日比谷」のバナーに興味を持って接触ということもあるし、、逆に「日比谷」バナーが気になっただけなんだけど間接的にサービスバナーを踏んでサービスを知った、というのもあります。他にも仕事中だったり、調べもの中だったり、本当にアンケートツールを探していることもあるかもしれません。
ただ、サービスバナーよりも手動いいね!のCTR成績が良いというのはどうやら優勢と言えそうですので「手動いいね!」のおかげで全体に良い影響があったと想定しています。
ただ、サービスバナーよりも手動いいね!のCTR成績が良いというのはどうやら優勢と言えそうですので「手動いいね!」のおかげで全体に良い影響があったと想定しています。
そして砂流さんが参加しました!
クリエイティブサーベイの手動いいね!に出演いただいている方々に元エイサー広報でおなじみの砂流さんも参加してくれました!砂流さんはSansan日比谷さんの紹介です。明るい色でイラスト+赤目が半端ないので他と違うオーラを放っています。
以上、手動いいね! vs サービスバナーの対決でした!
出演者の皆様、ありがとうございます!
データ量はどんどん貯まっていきますので、引き続きレポートします!