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義珍の拳 単行本 – 2005/5/26
今野 敏
(著)
唐手を本土に伝えた富名腰義珍、波瀾の生涯。
琉球の下級武士の家に生まれた富名腰義珍は、かつて武家の秘伝であった唐手を教育に取り入れることを考え、古伝の精神を本土に普及させようと努めた。空手を本土に伝えた男の波瀾万丈の生涯。
琉球の下級武士の家に生まれた富名腰義珍は、かつて武家の秘伝であった唐手を教育に取り入れることを考え、古伝の精神を本土に普及させようと努めた。空手を本土に伝えた男の波瀾万丈の生涯。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2005/5/26
- ISBN-104087747557
- ISBN-13978-4087747553
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2005/5/26)
- 発売日 : 2005/5/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4087747557
- ISBN-13 : 978-4087747553
- Amazon 売れ筋ランキング: - 618,730位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 177,948位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955(昭和30)年北海道生れ。
上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断―隠蔽捜査2―』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。
さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―』『花水木』『TOKAGE』『心霊特捜』『処断』『疑心―隠蔽捜査3―』『同期』『凍土の密約』など著書多数。
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
11グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ67%18%15%0%0%67%
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沖縄空手が奥深いものだということがわかりました。
極真などの実践空手に比べ伝統派は、古いものと馬鹿にしていた部分を反省しました。
ムチミ、ガマク、チンクチこれが本当の空手、実践派の方達は、一読したほうがいいかと思います。
極真などの実践空手に比べ伝統派は、古いものと馬鹿にしていた部分を反省しました。
ムチミ、ガマク、チンクチこれが本当の空手、実践派の方達は、一読したほうがいいかと思います。
2005年8月22日に日本でレビュー済み
小説ではありますが、空手修行者は必読でしょう。
沖縄武士の秘技「唐手(トウーデイー)」が、時代の大きな流れの中で「体育(スポーツ)空手」として大衆に普及しながらその姿と質を変えていく様子が、切々と胸に響きます。
空手小説にもかかわらず派手なアクションシーンは殆んどありませんが、物語として純粋に面白いですよ。特に空手を多少なりとも嗜む人なら、さらに楽しめるはずです。
実際には本書のように型ばかりでなく、組手(本書でいう「変手」)の稽古もあってこそ、相手に影と戦っているように感じさせる「義珍の拳」が練られたはずですが、そうした若干の脚色も気にならないほど面白い本だと思います。
船越翁の高弟が生前、翁が自宅で密かに演じていた平安や鉄騎を「道場でやっている型とはまるで違う、太極拳のような動き」と評していたのを思い出しました。
あまり腰を落とさず狭い歩幅で流れるように型を演じながら、翁は「これが本当の空手なのだ」言いたかったのかも…と、空想にふけってしまうひと時がすごせた事に感謝。
沖縄武士の秘技「唐手(トウーデイー)」が、時代の大きな流れの中で「体育(スポーツ)空手」として大衆に普及しながらその姿と質を変えていく様子が、切々と胸に響きます。
空手小説にもかかわらず派手なアクションシーンは殆んどありませんが、物語として純粋に面白いですよ。特に空手を多少なりとも嗜む人なら、さらに楽しめるはずです。
実際には本書のように型ばかりでなく、組手(本書でいう「変手」)の稽古もあってこそ、相手に影と戦っているように感じさせる「義珍の拳」が練られたはずですが、そうした若干の脚色も気にならないほど面白い本だと思います。
船越翁の高弟が生前、翁が自宅で密かに演じていた平安や鉄騎を「道場でやっている型とはまるで違う、太極拳のような動き」と評していたのを思い出しました。
あまり腰を落とさず狭い歩幅で流れるように型を演じながら、翁は「これが本当の空手なのだ」言いたかったのかも…と、空想にふけってしまうひと時がすごせた事に感謝。
2016年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯が付いているのが欲しかったが、どこにもなく価格的に魅力があったので購入した。
2016年12月26日に日本でレビュー済み
この時代の空手史は諸説あるようなので、会話形式の義珍伝は必ずしも全ての人を首肯させるものではないのかもしれない。
それでもこの本は、初めて空手を本土に紹介した船越義珍の生涯を通して、「空手における型とは何か」を雄弁に語っている。平易で読みやすい文章ながら、型の描写は的確であり、一般には、つまらなく、意図すら解りずらい「型」の意味するところを不足なく伝えている。
東京五輪が楽しみだ。
それでもこの本は、初めて空手を本土に紹介した船越義珍の生涯を通して、「空手における型とは何か」を雄弁に語っている。平易で読みやすい文章ながら、型の描写は的確であり、一般には、つまらなく、意図すら解りずらい「型」の意味するところを不足なく伝えている。
東京五輪が楽しみだ。
2005年6月30日に日本でレビュー済み
現在世界的な広がりを見せる空手道だが、日本国内での理解度はまだまだ低く、空手道修行者でも船越義珍氏を知らない者もいる。本書では船越氏の生涯を通して、琉球秘伝の唐手(トウーデイー)が本土で空手として普及していく過程が詳細に書かれているので、空手道への理解を深める上でも非常に役立つ書である。空手道の競技化、会派の乱立、古伝の喪失に対する当時の船越氏の危惧は、現代空手道にも当てはまる大きな問題である。スポーツとしての発展をつづける空手道だが、その本質は武道であることを本書は再認識させてくれる。