ブログはテーマを絞るべきかごちゃ混ぜで行くべきか
「明日は明日の風が吹く - 僕の記事の書き方/皆さんの記事の書き方を知りたいな(from 最終防衛ライン2)」を読んで。
先日、大阪に飲みに行った際に知り合いのブロガーと話してて思ったのですが、ブロガーには全ての記事をまとめてひとつのブログで書いちゃう派と、テーマごとにきっちりブログを分ける派がいますよね。その辺の考察。
ブログを分ける意味
上記リンク記事のyas-toroさんは、テーマに沿って3つのブログを運営されています。それぞれがしっかり分かれた内容になっているので、なんでもかんでも詰め込んじゃってるココと比べると非常に読みやすい。
私もいろいろテーマごとに分けてブログを運営したいなぁ、と思うことはあるのですが、いろんな理由から分けたブログは長続きしない傾向にあることが分かったので、今はブログはここ一本に集中しています。
テーマを分けてブログを運営するってのに感じるのは、
- そのブログを読みに来た人がいくつかの過去記事を読んだだけでそのブログがどんな内容、方向で書かれているのか理解できる
- ある記事を読みにきてそれを気に入った場合、同じテーマについての記事がまとめられていて便利
- ブログを書くときもテーマが決まっていると方向付けはしやすい
- ただし、同じテーマについて書くことから、内容によってはネタ切れしやすい
読者にとって読みやすいのは、やはりテーマに沿って書かれているブログだよな、と思うことは、一ブログ読者としてはよく思います。
ブログをひとつに集約する意味
では、逆にブログをひとつにまとめてしまって書くことにはどんな意味があるのか。
書く側のブロガーとしての考え的には
- テーマごとに分けてブログをつける必要がないので楽(タイトルにタグをつけて、分類しやすくはしています)
- 興味があったことをそのまま書けるので、ネタ切れにはなりにくい
- さまざまなテーマの内容が出てくるので、ある特定の話題について考えを追うのは難しい反面、そのブロガーの全般的な物の考え方・思考については逆に判断しやすくなる
読む側としては、
- なんのネタがくるか分からないびっくり箱のような面白さはある
- 定期的に巡回していると興味のない話題も読まされることがある
ひとつのブログに集約して、さまざまなテーマの記事をつけるという形は、ブロガーにやさしく読者に厳しいのかな?
ブログの読み方が記事主体かブロガー主体か?
読む側から考えてみると、ブログのひとつひとつの記事を独立したものとして読むタイプの読者だと、あるテーマに沿った記事がまとまってるテーマ別ブログの方が見やすいのかもしれません。その方がRSSリーダーなどでテーマによって分類したりする場合にも便利そうです。
一方、ブロガーを気に入ってその人の記事なら読む!という形で読む読者だと、テーマ別だろうがさまざまなテーマをまとめて書くスタイルだろうが、どっちでも気にせず読むでしょう。どんな記事が出てくるか分からない楽しさって点では、さまざまなテーマをひとまとめにして書くブログの方が上でしょうか?
もちろん、これらの読み方は、別にその人は記事主体だけ、ブロガー主体だけってのではなく、あるテーマに関しては記事主体、そしてお気に入りのブロガー何名かに対してはブロガー主体って感じの読み方をしているのが普通だと思います。
ブログの書き方もそれぞれ、読み方もそれぞれ、ってな訳で、どれが正解ってのがある訳ではないので、うまいこと自分に合ったスタイルを見つけていくのが良いのではないでしょうか。