PHPカンファレンス2008での動画配信について
PHPカンファレンス2008が無事に終了いたしました。ご出席頂いたみなさま、講演者のみなさま、協賛スポンサー各社さま、ありがとうございました。そしてスタッフの皆様おつかれさまでした!
今回のPHPカンファレンスでは、みんなやってるしということで、Ustream.tvによる配信を実施しました。大きな配信障害もなく、最も同時閲覧者数が多かったとき(パネルディスカッション)で200強と、多くの方に見て頂くことができました。
当日の模様は、techtalk.jpの方でアーカイブを参照頂けます。(サブ会場のセッションも公開準備中です)
cojiさんありがとうございます!
ということで、動画配信関連についてまとめておきます。
配信機材図
次回に参考にできるよう、当日に実際に使った状態に資料をアップデートしています。slideshareからPDFもダウンロードできます。
来年も同じ会場なのかは分からないですが、PiOを利用される方にも参考になればよいなと思います。
メイン会場
基本、cojiさんセットとなってます。CamTwistのPIP機能で、メインをTwinPactの映像、サブをMacBook内蔵iSightカメラの映像を利用しています。モニタリング兼、追っかけエンコーディング+ニコ動うpにMacBook Airを利用。
最前列とはいえ、演台に遠いため、サブ画面に映る講演者が小さくなってしまうのが難点。ズームができるといいんだけれど。
メイン会場 (パネルディスカッション)
パネルディスカッションでは、プロジェクタで映している映像よりも話者が中心となるため、DVカメラの映像を配信しました。
予め別マシンで別チャンネルで配信テストをしていた機材セットを、マイクだけ差し替え、チャンネルを本チャンネル(phpcon)に切り替え配信を行いました。
懇親会会場
XactiをUSBカメラとして利用し、プロジェクタ画面と、USBカメラの画面を切り替えながら配信しました。また、LTの合間は、HM-W300のライン入力を外して、ワイヤレスマイクとして音を拾っていました。
思ったこと
思いついたら書き足す。
- ネットワーク
- ボリューム調整が多く必要となる場合は、PCに入れる前に調整できるようにしておく
- パネルディスカッションでは、音声入力をPCのマイク端子に直接入力していました。パネルディスカッションでは話者毎に音量が違うため、細かく調整できるほうがよいのですが、PCでは細かい調整が難しいです。
- そういうこともあり、UA-3FXみたいに音量を変更できるオーディオIFやミキサを介して、音量を調整しやすくしておくとよいです。
- 集音マイクがあるといいかも
- マイクを持たずに話しているときや、会場がウケている空気を伝えるために、集音マイクが別系統で用意して適度にミックスすると臨場感がでるかもしれません
- また、講演と講演の合間が無音なのもちょっとさみしい
- カメラを使うときは、会場配置について考えておく
- パネルディスカッションのカメラワークに不満。カメラ位置が前過ぎたので、全員を映せるような位置から撮影したかった
- 会場セッティングと、カメラ位置について事前に確認して、決めておく必要がある
- PIPのサブ画面をズームしたい
- HM-W300はいいね
- HM-W300はデジタルワイヤレスマイク。実売が大体2万円前後
- マイクにもなるし、ライン入力で音を飛ばすこともできる
- 受ける側は、ライン入力、マイク入力、どちらにも接続できるので接続機器を選ばない
- LEDを消灯できるとか、なかなか細かいところに気配りがされてるデバイス
さいごに
手伝ってもらったというか、メインでやって頂いたcojiさん、
機材もいっぱいもってきて、サブ会場を担当してくれたsuzukiさん、
機材を貸して頂いたみなさま (カメラを貸して頂いたNEKOGETさん、三脚を貸して頂いた月宮さん (と持ってきてくれたkunitさん、flyfrontさん))
ありがとうございました!
来年は記念すべき第10回を迎えるらしいので、今回に負けないようなカンファレンスにできればと思います。