国内最大級ブログアワード「JapanBlogAward2008」本日エントリー最終日(2008/02/11)
本エントリーはブログプロモーションサービスのサイバーバズ(CyberBuzz)案内に基づき記事にしています。
JapanBlogAward2008
JapanBlogAward実行委員会
http://www.japanblogaward.com/
またブログのアワードが一つ開催
最近あった主だったブログの表彰だとこんなもの
アルファブロガー・アワード2007 : Alpha Bloggers
インターネット界の中でも専門性や独特の立ち位置、切り口でなどで、エッジが利いて多くの読者を集めているブログ。
2007年に最も輝いたブログ決める「BLOG of the year 2007」各部門の受賞者を発表
/株式会社サイバーエージェント
タレント、有名人などで圧倒的な閲覧数、人気度の高いブログ
そして今回はブログプロバイダーを横断してのアワード
どんな感じなのか確認
JBAとは のページより
Japan Blog Award 2008 | JBAとは
●VISON〜公正かつ適正な個人ブログの普及と促進〜
本アワードは日々、自らが体験していることをお金のやり取りなどではなく
ピュアに、力強く、個性ある内容でブログを書き続けている人を表彰する場を設けたい、
この想いから有志で立ち上げたものです。複数のブログプロバイダ、ブログランキングサイト、メディア企業からの協力及び、
幅広い審査員の皆様からも審査協力を頂いております。
本アワードの想いに共感いただき、ご協力いただけたことを大変嬉しく思っております。実行委員だけでなく、ご協力いただく皆様、エントリーいただくブロガーの皆様、
投票いただくブログ閲覧者の皆様とともに、日本におけるブログ文化を更に盛り上げ、
日本からブログ文化を発信していきたい、そう願っております。実行委員会一同
●本アワードの狙い一般的に、日本のブログは、専門家によるジャーナリズム型が中心のアメリカのブログと比較して、
日々の生活の記録や、情報の備忘録であることが多いと言われています。本アワードはそういった専門家やアクセス数の多いブロガーだけなく純粋な気持ちでブログを書いている人達を
応援し、表彰したいと思い開催いたしました。7つのカテゴリーを設置し、幅広く日々の生活の記録や、情報の備忘録を書いているブロガーに参加してもらい、
日本ならではのブログ文化を盛り上げていきたいと思っています。
●協賛◆ブログASP
・Ameba(アメーバブログ)(株式会社サイバーエージェント)
・gooブログ(エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社)
・Seesaaブログ(シーサー株式会社)
・livedoorブログ(株式会社ライブドア)
・楽天ブログ(楽天株式会社)
・Yahoo!ブログ(ヤフー株式会社)
カテゴリー紹介ページより
Japan Blog Award 2008 | カテゴリー紹介
●カテゴリー
□エンターテイメント
映画/音楽/本・文学/アート/ゲーム/
アニメ・コミック/お笑い etc..□ペット
ペット/犬/猫/野鳥/昆虫/爬中類 etc..□趣味・暮らし
グルメ/育児/美容・健康/住まい・インテリア/
ファッション/手芸・工芸/NPO・ボランティア/
趣味/旅行・地域/写真 etc..□ビジネス
アントレプレナー/ビジネス/金融/マーケティング/
広告/株式・投資/就職活動・新社会人 etc..□ジャーナリズム
ニュース/経済/政治/国際 etc..□スポーツ
スポーツ全般/サッカー/野球/釣り/F1/
格闘技/ランニング/ゴルフ/テニス/水泳/
マリンスポーツ etc..□IT
IT/パソコン/インターネット/技術 etc..
●選考スケジュールは以下との事
・応募受付期間:1月31日(水)〜 2月11日(月)
・一次通過発表:2月14日(木)
・二次通過発表+エントリーシート記入:2月19日(火)
・最終選考発表:2月25日(月)
・ウェブ上での一般投票・審査員投票:2月27日(水)-3月2日(日)
・各賞選出・表彰式:3月5日(水)
と言う事で、自分の本家ブログfc2の fc気まぐれなるままに〜?! で、何の気の迷いかエントリしてみちゃいました。
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単純に捉えてしまうと
・商業性が主体となっていないブログ
・アマチュアであるからこその記事内容
・人の純粋な気持ちを大事に
・気持ちや想いが伝わってくるような
なんてあたりで、実生活などからあれこれ想像できたり人々の気持ちが読み取れるようなブログの選出を目指しているようですね。
ところでこの方向性が出てくるのは"ブログ限界論"などで、日本での現状(2007あたり)のブログの分布など業界の中で何らかの共通見解を得たからかもしれません。
2007年に『ブログ限界論』としてカンファレンスが開催されたそうです。
2007-11-23: RTC Vol.28:『ブログ限界論』
RTCカンファレンス - イベント案内
RTCカンファレンスの様子と参加された方々のブログ記事がこちらに詳しくまとめられていました。
チミンモラスイ? : 『ブログ限界論』@RTCカンファレンス [前編]
チミンモラスイ? : 『ブログ限界論』@RTCカンファレンス [後編]
『ブログ限界論』自体は SPAM,SPLOG ばかりが蔓延拡大する事に悲観と憤りとを覚えての話題設定であったようです。
結果的には SPAM,SPLOG は確かにシステムなりなんらか歯止めがかかりやすい方向で方策を見出す必要がある。
が、ブログの絶対数が増え拡散し薄まったから面白くなったかのような感覚もあるのではないか?
よく見ていくと、埋もれて見出し難いが多用なジャンル毎に輝きを放つブログがあり、これらをいかに掘り出しクローズアップしていくか?
そういう取り組みも大事なのではないか、などの方向性に繋がっていたようです。
一方でこういう見解も
「ブログ限界論」を超えるには?インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
筆者:藤代 裕之(ふじしろ ひろゆき):ブロガー@ガ島通信
より部分引用
ブログは「個々人が情報発信する総体が力を持つ」という、これまでのメディアと違う特徴を持つ。ブログネットワークであれば所属しているブロガーが一斉にあるテーマについて書き、ある種の行動やリアルの変化に結び付けていく、というやり方もあるかもしれないが、いまのところ大きなメディア・イベントは「仕掛けられて」いない。誤解を恐れずに言えば、収益や影響力に関しての限界はブロガーの持つアマチュアリズムにあるのではないか(メディア化していくブログを運営するブロガーが幸せなのかはまた別の話だが)。「もっと収益を」「もっと社会的影響力を」と言いながら、「ブログは自分用のメモ」「良いコンテンツを書いていればいい」と公言するブロガーがいるが、あまりに甘い考えだとしか言いようがない。音楽や映画といった世界でも、よほどの人ではない限り自己表現とビジネスが完全に一致することは難しいのだから。
藤代氏記事での見解、もしかしたら既に変わってきている等あるかもしれませんが。
個人の趣味で留まっている限りは、それが影響力や収益には結びつかず、ビジネスやイノベーションなどへ繋がる確率も低いのではないかと言う事のようです。
寧ろ、良い意味で商業性の連動、ビジネスにまで繋がる事を考えていく必要があるのでは無いか?
そういう事を提言されているようです。
ところで2008年2月、「日本のブログ数は?」と言う話題が幾つかありました。
日本のブログ数は244万件? 総務省発表は865万 - ネタりか
アンケートによる日本のブログ数は244万件であった。これは総務省が発表した865万という数字の3分の1以下である。ブログの著者はこの結果に、「もちろんこの数字が正しいかどうかはわかりません。しかし、自分でブログを書き、さらにこのブログを読んでるように、複数のブログを読んでいる人が感じている実態がこの結果でもあります」と考えを述べている。
因みにこんなキーワードで検索かけると
865万 って2007年末のモバゲー登録者数として出てくるようなのですが、その辺はネタ、って事なのでしょうか・・・?
ネタりかの記事では”総務省が発表した865万”の結果としていますが、日本経済新聞社が国内主要14社の開設数を調べたところ「ブログ開設10人に1人・07年11月1354万件 」なんて記事があったりします。
「ブログ開設10人に1人・07年11月1354万件 」NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載
個人がインターネット上で手軽に情報発信できるブログ(日記風の簡易型ホームページ)の国内開設数が急増し、1300万件を突破した。日本人の10人に1人が「私のブログ」を持っている計算だ。
日本経済新聞社が国内主要14社の開設数を調べたところ、2007年11月末で計1354万件と、前年同月末に比べ約5割増えた。14社で全体の8―9割を占めるもよう。ただ、休眠状態のブログや1人で複数を開設しているケースもある。
推定244万件と言う数字が導き出されたブログはこちら。
日本のブログ数、アンケート結果発表 (smashmedia)
2008年02月03日
記事部分引用
最後のお願い(http://smashmedia.jp/blog/2008/01/000894.php)を聞いてもらえて(ほんとにありがとう!)最終的には104件のアンケートが集まりました。結論から言うと、みなさんのアンケートによる「日本のブログ数」は、
でした。
244万ブログ
また、このアンケート集計以前の2007年6月に、別の方がこんな確認されていたりもしました。
シリアルイノベーション > 日本のブログスフィアのサイズは120万人 : ITmedia オルタナティブ・ブログ
実際の活発な書き手がこのくらいだとしても、読者は10倍は見込めるのではないか?
であれば、それなりの影響力なども持ちうるメディアとなってきているのではないか?
と言った事も書かれていました。
推定244万件について言及されていたブログ記事では
上述RTCカンファレンスの主導者のブログ
日本のブログ数は244万 (推定) | 近江商人JINBLOG
そしてこちらでは、データを元に算出、グラフ化、推定にあたっての注意事項など詳しく書かれていました。
日本のブログ数は1300万件もないですよ(200万〜300万件ぐらいじゃないですか?)|前向きストラテジー
この記事の中で、”「ブログファン(BlogFan.org)」のブログサービス比較のページにある毎月のアクティブユーザー数。”をベースに算出されていました。
算出元となりデータがあるサイトはこちら
”おまけ”にあった、ブログ数と伸びの状況がグラフ化されているものも興味深かったりします。
やはりブログが多い、また、世界でも有数のブログ記事数を誇るとされていますが、蓋を開けるとSPLOG,SPAMもかなり多いのかもしれません。
実際、検索サービスなどでは意味性などがしっかり判断できず、キーワードで抽出した検索上位記事を引用しつつリンクしたSPLOGなどが排除できずに結構検索上位の結果に表示されていたりもします。
まともな記事ひとつに対して10〜20などのSPLOGが沢山あるなんて事もありますし。
因みに Google.co.jp ではなく、Google.com で blog award なんてキーワードで検索してみたら以下のサイトがヒットしました
こちらは年間通じて投票受け付けているようで2008/02現在、2008年版の投票受付中のようです
best blogs | Blogger's Choice Awards
2007でのランキングが以下のページ
(但し年度毎のページでは無い様ですので、2009年と年を越えたら次々繰り上がっていくのだと思われますが)
2007 winners | Blogger's Choice Awards
どういうところから募った募集であるのか?が確認できていませんが。
個人、商業を越えた全領域からオールジャンルについてのBest と、合わせて一つのWorst も投票対象になっているのが面白いです。
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念の為できるとこ日本語にしてみました(適当でスイマセン)
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この位ジャンルを沢山にして、網羅性をあげるのもなかなか意義深いようにも思えます。
因みに国内アルファブロガー・アワード2007のジャンルは以下となっていたようです。
アルファブロガー・アワード2007 : Alpha Bloggers
IT/インターネット
エンターテインメント
ガジェット
テクノロジー
メディア/広告
ライフスタイル
ワークスタイル
医療
更新停止中
書評/読書メモ
法務
社会/経済
経営 / ビジネス
繰り返しになりますがJapanBlogAward2008 はこんなカテゴリー
●カテゴリー
□エンターテイメント
映画/音楽/本・文学/アート/ゲーム/
アニメ・コミック/お笑い etc..
□ペット
ペット/犬/猫/野鳥/昆虫/爬中類 etc..
□趣味・暮らし
グルメ/育児/美容・健康/住まい・インテリア/
ファッション/手芸・工芸/NPO・ボランティア/
趣味/旅行・地域/写真 etc..
□ビジネス
アントレプレナー/ビジネス/金融/マーケティング/
広告/株式・投資/就職活動・新社会人 etc..
□ジャーナリズム
ニュース/経済/政治/国際 etc..
□スポーツ
スポーツ全般/サッカー/野球/釣り/F1/
格闘技/ランニング/ゴルフ/テニス/水泳/
マリンスポーツ etc..
□IT
IT/パソコン/インターネット/技術 etc..
より個人的な取り組みのブログに焦点をあてるのだとしたら、□ジャーナリズム(報道)って括りはどうなのかな?って思ったりします。
個々のジャンルについて論じたり意見したりするのは容易だと思いますが、報道って今のところ個人では非常に困難でしょうし。
ただし、報道ポータルみたいなサービスが出来、現行のマス・メディアでは無い、個人発の記事を専門に取り扱う、報道ポータルみたいなものがあれこれ出来ればそれは又別かもしれませんが。
一応、CNetなどの読者ブログやNewsingなどもそういうものになるのかな?
また以下のようなものも取り上げてみたらどうなんだろうか?
とも思ってみたりします。
学術
アート
ビデオ、動画
科学
テクノロジー
教育
医療
ノンジャンル
クロスオーバー
いずれにしても、単一なランキングでは無い、様々な切り口、様々な視点からの多用な評価軸が増える事はブログを活性化するのにはとても有効なんじゃないかと思います。
そして、アメリカチックに”これはどうよ?”というサイトを投票し浮き彫りにできるような取り組みや仕組みもどこかにあっていいのかな?という気もします。
良い例と悪い例が両方あることで、選択眼や判断軸なども養い易くなるような気もします。
ネットのリテラシーをあげる、なんて意義もこめられているのだとしたら、一義的な取り組みだけでなく、裏表を見られるような方向性も、これからは必要になってくるのかもしれません。