(原題は「The Iron Lady」) 前々から気になっていた作品で、ようやくこなせた。 サッチャーは、「レーガン、サッチャー、中曽根」の一角を占め、「小さな政府」を強力に推し進めた、文字通り「鉄の女」という程度の高校世界史以上の知識から進んでなかった。 (というより、見ながら、「学生時代は、歴史の中では、特に戦後ヨーロッパ史は、敢えて学ぶべきものはない、と捨象していたな」と思い出していた) 英国自体は、日本にとっても歴史的に関係が非常に深い国だ。 (外交上も、皇室との関係で、日本外務省では未だに駐英大使がトップに位置付けられいる) 個人的にも親近感が深く、コロナ禍勃発のちょうど前年のヨーロ…