消しゴム版画家。本名・関直美。
1962年7月7日、青森県青森市生まれ。
高校卒業後、1年の浪人を経て1982年に法政大学第二文学部入学。
1983年、自主的に作った「丁稚シリーズ」のはんこがコラムニスト・えのきどいちろうの手に渡ったことがきっかけとなり、編集プロダクション「シュワッチ」に参加。
1984年、「ホットドッグプレス」誌で連載「ナンシーの漢字一発!」が開始。この時、当時編集部員であったいとうせいこうに「ナンシー」というペンネームをつけられる。以降、消しゴム版画家としての活動と同時に、テレビ・ウォッチングを軸としたエッセイ/批評もスタートさせる。
主な連載に「チャンネルオフ」「迷宮の花園」「顔面至上主義」(噂の眞相・1990年5月開始)「小耳にはさもう」(週刊朝日・1993年1月開始)「テレビ消灯時間」(週刊文春・1993年10月開始)「CM特選街」(広告批評・1994年3月開始)など。
2002年6月12日、虚血性心不全のために死去。享年39歳。日本が生んだ最後の批評家。
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