ノンフィクション作家。1941年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部中退ののち、集英社、恒文社専務。退職後は、近現代史などの執筆活動に携わる。2011年『謎解き「張作霖爆殺事件」』で山本七平賞奨励賞を受賞。妻は工藤美代子。
‐『慟哭の通州』飛鳥新社 2016
(1964年 - ) 日本の理工学者、実業家、人体通信技術の研究者。
関東大震災に関するネトウヨ連中のヘイトスピーチの元ネタとなっている悪質な虐殺否定本『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』(工藤美代子、2009年)。 この本の中で工藤は、ロンドンのナショナル・アーカイブスで見つけた外交文書と称するものを紹介している。[1] 帝国ホテルの恐怖体験記 警備当局が把握していた「鮮人による襲撃」情報が間違いではなかったことは、ここまでの新聞記事と目撃談などで明らかである。 そのなかで、炎上する警視庁の目の前、皇居前広場、日比谷公園界隈の避難民は襲撃に脅えながら二日目の夜に入っていた。 丸の内一帯から日比谷公園にかけてはすでに避難民が密集し、身動きもとれないほどの混乱状態を…
真珠湾奇襲について、その背景を推測してみた。 1 なぜ対米開戦を決定したのか。 抜き差しならぬ状況下の選択 ー外部要因と内部要因 ー物理的要因と精神的要因 ー宿命論(石原莞爾、「世界最終戦論」) 1. リスク回避 行動経済学による説明 高い確率で敗北、だからこそ低い確率に賭けてリスクを取って開戦する。 a 確実に3,000円払わねばならない b 8割の確率で4,000円払わねばならない 2割の確率で1円も払わずともいい プロスペクト理論(bを選択する人が多い) 2. 社会心理学による説明 集団意思決定の状態では、個々人の意思決定よりも結論が極端になることが多い。 3. 優柔不断 非決定と両論併…
とことん「いいように利用されまくる日本」という姿が見えてきていますが、ここは「痛みに耐え」更によ~く歴史を見直してゆきましょう。
2019/9/1、町山さんの薦めを見て購入 …するもずっと積んでたが、このたび都知事選のゴタゴタにインスパイアされ 2024/6/23 - 30 で読了。 TRICK トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち作者:加藤直樹ころからAmazon ソフトカバーで180ページ弱なので読みやすく、不謹慎かつ不適切かもしれない感想だが「面白かった」。 オーウェルが「スペイン内戦回顧」や「ナショナリズム覚え書き」で苦々しくも明晰に述べていたとおりの、近視眼的な「ナショナリスト」たちの手口をわかりやすく解説してくれる本。書いてくれてありがとうございます。 私なりに理解した本書の要点をまとめてみる…
元寇の250年前に海外勢力が日本に侵攻してきた事があった?! 時代的に大河ドラマ「光る君へ」と近いので刀伊の入寇についてまとめてみたいと思います。
よく「優しさ」や「思いやり」と言った情それ自体が「差別」なのだと指摘しました 香港がオリンピックで金メダルを取った時に中国国家に抗議した香港人を逮捕して処罰にかけようとする中国共産党と変わらんやん。 「働く」=「善」という価値観は、障碍者たちの間に、「誰がより「健全者」に近いか」といった序列化の力学を持ち込んでいます ナチスドイツに障碍者抹殺の口実を与えた父親の運動と全く一致するものなのである。 ロイスキールの評論「クララは歩かなくてはいけないの」 ビジウヨ的には馬鹿を騙すのが商売やけど馬鹿に付き合い過ぎると自分が馬鹿にカテゴライズされて客減るから線引きが難しい客層がどこまで馬鹿かで退却ライン…