古田織部好みの焼き物は、実は庶民の“ぐい吞み”だった!? みなさん、こんにちは。古陶磁鑑定美術館です。 古田織部好みの焼き物と言えば、茶道や古美術に詳しくない人でも「緑の歪んだ器」とイメージできる程、メジャーな国産の焼き物です。当時の天下一茶人古田織部を中心に大名や豪商たちが茶の湯で愛用したと伝わっているため、今では信じられない位高価で取引されます。 そんな古織部の沓茶碗ですが、当時の信頼できる一時記録や発掘品・出土品から分析して見ると、なんと抹茶茶碗としてではなく、〇〇として大流行していたという驚きの歴史的事実に遭遇します。 それは、なんとお酒のお供に欠かせないあの器という話ですが・・・!?…