はじめに
今回の更新では、フジ系「森田一義アワー 笑っていいとも!」二週間分の放送の中で、タモリが「ボケた」言動を、ぜんぶ書き出してみました。
最初は一週間分にする予定でしたが、サンプル数として今ひとつ物足りなかったので、もう一週間分増やしています。
その結果、タモリは二週間分のいいともで『 146 回』ボケていることがわかりました(※当初「 136 回」と数えまちがってました。こういう企画やっといて算数は苦手です)。
なお「ボケ」といっても、台本どおりのセリフ、なんとなく愉しげなトーク、「そうですね」のやりとり等はカウントしていません。
そのいっぽうで「ボケ」を拡大解釈したりもしてますが(ぼそっとつぶやくだけ等もカウント)、そこはごめんなさい。タモリがアルタで笑いを取った「有効打」を今回はボケとみなします。
対象期間
2009 年 2 月 2 日(月)〜2 月 6 日(金)
2009 年 2 月 23 日(月)〜 2 月 27 日(金) 計 10 日間
詳細を以下に記します。
2 月 2 日(月)のタモリ
オープニング「特別企画 3 人まとめてバースデイ」進行:タモリ
・誕生日企画でピンポン玉を使ったゲームが始まった
(※劇団ひとりの顔面に落ちていたピンポン玉を無言で投げつける)
劇団ひとり「むちゃくちゃな司会者でしょ! ひとの顔に玉当てるって」
・劇団ひとりがゴリからの誕生日プレゼントを待っているとき
(劇団ひとりの顔を無言でペちっとはたく)
劇団ひとり「もう、ぶつとかやめて!」
・劇団ひとりの元彼女「ゴトウリサ」さんが出てきた。タモリは突飛な服に着目する
たしかに「×」印があしらわれた服。素人もいじる
「ランキングバトル めざせ!ぴったり 21 」進行:香取慎吾
・石原良純とのジャンケンの前に準備体操
(ジャイアント馬場みたいな変な動き)
「最初はシーサー」やらなくなったが「ジャンケンをただやる」ということに抵抗があるのだろう
・なぜか引き続きコーナー出演中の劇団ひとりの元彼女「ゴトウリサ」さんの髪形をいじる
劇団ひとり「髪形です! 『ファー』じゃないですよ」
・石原良純が「ぼくね、こどものころグラタン嫌いだった」と発言
石原良純の口調をものまねした上での年代ギャップギャグ
・石原良純が問題の主旨をやや曲解してわけのわからないことを言い出した
これもわけのわからない石原良純のものまね
・劇団ひとりと元彼女「ゴトウリサ」さんが、やけくそでいちゃいちゃし始めた
ゲームには真剣に取り組む
・タモリは道路上の「ガードレール」の値段を知っていた
まったくひねりのないウソ
・石原良純の話の流れをうけて
ふたたびわけのわからない石原良純のものまね
・テロテロリンみたいな SE がアルタに流れて、ゴリが「ニュース速報っぽいなぁ」と言うや否や
と、ニュース速報を伝えるキャスター気取りで前に出てこようとする。この瞬発力!
2 月 3 日(火)のタモリ
オープニング「タカ改造計画 ダイエット出来タカ?」進行:タモリ
特にボケず
「テレフォンショッキング」ゲスト:野際陽子
・テレフォンゲスト野際陽子への花が「アートネイチャー」から来ている。アルタの客の視線はすべてタモリの頭頂部に注がれる。やがて自然と沸き起こる拍手
ヅラ・養毛ネタはタモリにとって半永久的に有効なのだろう
・野際陽子が「 100 分の 1 アンケート」で外して再挑戦しようとしたとき
軽くいなす感じで
・翌日のテレフォンゲスト氷川きよしとの電話。氷川きよしが「明日出させていただいて良いんですか?」と低姿勢で問いかけてきた
自分ツッコミ
「関係者事情聴取 犯人は誰だ!?」進行:タモリ&大竹
・大竹がコーナー進行で「イベントスタッフからの報告です!」というセリフを放つ
全力で略しただけ
・さまぁ〜ず三村が勘の良いようなことを言った
三村マサカズを『マー坊』呼ばわり
・タカアンドトシのトシに対して
トシを『里芋』呼ばわり
・この日のゲスト稲垣吾郎の形態模写
タモリの家に招かれた稲垣吾郎はみんなが騒いでるなかひとりだけ冷静な様子だったという
・そんな稲垣吾郎がクイズの答えになってる問題でトシにこっそり言う
「 SMAP じゃなくてクールファイブのメンバーだ」というくだらないニセヒント
・草磲剛がタモリ邸に遊びにいくときワイン通の稲垣吾郎をよく連れて行くのは「そのほうが高いワインを呑みやすいから」。そんな草磲の陰謀を稲垣が明かした
今明かされた新事実にタモリ呆然
「生態リサーチ ここホレBANG!BANG!」進行:中居
・女性誌の編集者が「『○○の作り方』という特集記事が売れる」という。『○○』の部分を埋めるクイズ形式で、三村は『安土城の作り方』と軽くボケてみた
同調して三村に握手を求めにいく。タモリは城も好きだっけ
・「女性誌の失敗企画」を答えるクイズで、『男が求める○○の新事実』という問題に、こんどは大竹が『安土城の新事実』とボケをかぶせてきた
安土城ネタに食いつきすぎ
「いいとも選手権」
特にボケず
2 月 4 日(水)のタモリ
オープニング「アナタのご自慢 聞きまうぃっしゅ!」進行:DAIGO
・DAIGO 司会のコーナーが「なんと記念の『 5 回目』を迎えました!」という番組ぐるみのギャグに対して
身も蓋もない
・マリエのものまね
すぐまねるんだから
・押切もえがプロデュースしたというウエディングドレスを着た女性モデルが登場
「ウエスト細いね!」
モデルに無邪気にがっつく
・押切もえによるウエディングドレスの解説に「スパンコール」という単語が混ざっている
田中「うるさい! ささやかなくていいでしょスパンコールを」
・その流れで
ピーコ「ねぇ、スパンコールってタモリさんが言うと気持ち悪い」
・まだ飽きない
田中「いいから!」
・タモリは「注意されたくて言ってる」と自供しながら
DAIGO 「ちょっと!」
・押切もえが外国人の名前を言ってるのをわざと聞き間違う
お昼の空耳アワー
・オープニングが終わりかけて番組テーマ曲が流れてきてもその場を動かない
なんと「じゃあ今日もそろそろ行ってもいいかな?」のくだりを忘れていた。26 年やってるのに
「テレフォンショッキング」ゲスト:氷川きよし
・氷川きよしは 2008 年の紅白で大トリだった
噛んだだけと言えばそれまでだけど、「トリ」と「ハツ」を「焼き鳥つながり」でかけていたのかも? というのは深読みしすぎでしょうか
・タモリと氷川きよしは中学校が同窓。氷川きよしが「自慢の先輩です」と言う
とニヤリ
・母校「高宮中学」のエピソード
青春エピソード
・広大すぎる中学の敷地はのちに一部売り渡されたという
そのあとにできたマンション名を思い出して叫んだ
2 月 5 日(木)のタモリ
オープニング「出たいドル」進行:タモリ
・『※等身大』と書いてあるボードに着目
チュートリアル福田「こめじるし要らない」
・「歴史大好きアイドル」美甘子(みかこ)が熱っぽく歴史を語り出した
でもそのうち鉄ドルみたいにタモリ倶楽部出るかも知れない
・美甘子が「アイドルだけでは食べていけない」と漏らした
正論のような、そうでもないような
・変な演出で金色のテープがバズーカでどーんと飛んできた
でも意に介さずそのまま CM へ
「テレフォンショッキング」ゲスト:徳光和夫
・スタジオに来てる花輪をひとつひとつチェックしていく
「マツコ・デラックス! すごい、幅が・・・」
氷川きよしや木村カエラからマツコ・デラックスまで徳光和夫の人脈に幅があるよ、の意
・ボードを持ってきたいいとも少女隊・渡辺直美の手を不意に握ってしまう
おなじみ「 BOYS BE...」状態であります
・徳光が「いいとも」前史を掘り下げる。1982 年当時いかにタモリが昼の時間帯に不釣り合いだったのか
この自己言及はわりと興味深い
・徳光がタモリについて「感動的なことがあった」と褒めちぎる
またまたご謙遜を
「ザ・定番ショー」進行:タモリ
・テレフォンのゲストからこのコーナーまで引き続き居残る徳光和夫に対して、てっきり帰るものだと思い込んだ鶴瓶が舞台裏でこう言ってたと再現
恥ずかしい鶴瓶ものまねをめざとく
・ゲストに「ユリーカ」登場。なんか英語で喋り出したものの
途中でバッサリ遮った!
・ユリーカに関して立て続けに
容赦ない
・最後にユリーカを紹介するかと思いきや
「ヤリイカです」
ユリーカいじり三連発
・「鶴瓶チーム」の顔ぶれについて
鶴瓶・徳光・ユリーカ・青木・徳井をひとまとめ
・勝利チームにプレゼントするというババロアの「エラポーネ」を試食して
満足げなおカマみたいな表情
・「虎の敷物とか今どきあるのか」みたいな流れから
本更新の冒頭の画像参照。これはウケた
・シンキングタイムの客席の手拍子が合わないので変な教師キャラでお説教
「毎週やってるのにどうして合わないんでしょうか。先生はいつも木曜日になるとガッカリします! 次のときは合わしてください。先生とあなたがたのお約束ですよ! ムフ、ムフフフフ・・・どういうキャラなんだこれは」
最後は自分ツッコミ
・徳井が「シャンデリア」と書いたフリップを読む
オーソドックスで意図的な誤読
・シンキングタイムの手拍子がだいたい合ったので変な教師キャラで感動を表現
「この学校の生徒は、やればできるのです! 2 回目はぴったり合ったじゃないですか、ね。先生は、うれしいです(でクネクネした動き)」
徳光「昔に戻ったみたい」
鶴瓶「あの人はひとりでほっとくと昔に戻るんです」
・南野陽子に自分の話をそっけなく否定された
バッサリやられると弱い
・福田に対してその 1
福田のつっこみを予測して自己完結のひとりノリツッコミものまね
・福田に対してその 2
「☆」のあしらわれたパーカーを着ていたから
・鶴瓶のちょっとした結婚式話に触発されて
「俺、あの結婚式でこれから 3 分以上スピーチしたら殴ります、って言って、本当に殴ったことがある。殴られたいためにわざわざみんな長く喋るの。忙しくてもう!」
結婚式の長いスピーチがきらいというこだわり
・徳光とユリーカがわけわからないことを言ってる
遮る
・青木さやかのフリップに「知ってます」って書いてあるのを見た
「『知』という漢字が『矢口』に見える」という指摘。これは逆に、かつてモーニング娘。加入した直後の後藤真希が矢口を『知』と読んだ伝説を思い出す
・鶴瓶チームがポイントを獲得できずに「チーン」の音が流れる
・シンキングタイム 3 回目の手拍子に食い気味で CM 入りの音楽が流れてきた
ん、せっかく手拍子が合ってきて気持ちよくなろうと思ったのに阻止されたのが悔しかったの?
・歴史好きアイドル・美甘子(みかこ)のギャグをさっそくパクって
言いたいだけ
・ユリーカに対して
「はい、ヤリイカ」
2 回目
「いいとも選手権」
・木曜レギュラーがゲームを始める前にミーティングをしてる横で、ごちゃごちゃまぎわらしいことを言う
「ややこしくなるから!」と総ツッコミ
2 月 23 日(月)のタモリ
オープニング「お買い物バトル ガチンコセンス 〜劇団ひとり 結婚おめでとう SP 」進行:タモリ
・劇団ひとりの結婚を伝える新聞の見出しに「ラブラブ会見」とあるのを見て
このあと読みまちがいボケが続きます
・読みまちがいボケその 2
×「あかねーたん」○「あかねたん」 どっちでもいいけど
・読みまちがいボケその 3
○「温かくて」。「た」が多い!
・読みまちがいボケその 4
○「尊敬されるような家庭」。ここは雑
・読みまちがいボケその 5
○「子どもは 7〜8 人」
・結婚祝いとして石原良純が用意した「夫婦こけし」が登場。こけしのつくりかたを説明しようとする
ゴリ「こけしづくりの説明はいらないです」
・結婚祝いとして香取慎吾が描いた絵の中の「月」を指す
「ちなみにこれはフカヒレですね」
自由な発想
・「夫婦こけし」の有効な使い方
このボケの言い出しっぺは実は良純
「テレフォンショッキング」ゲスト:ATSUSHI(EXILE)
・ATSUSHI が「全国の学校にオルゴールをプレゼント」と言ってる
いきなり卑下
・ATUSHI が「断食中に曲が 2 曲できた」と言ってる
「すばらしい成果ですな」ほどの意であろう
「ランキングバトル めざせ!ぴったり 21 」進行:香取慎吾
・先攻後攻を決めるジャンケンの直前
ゴリ「ジャンケンってここまでマジにやるもん?」
・本番前にこの日ゲストの男性お笑いコンビ「響」がセーラー服で楽屋に来たという
思いだし怒り
「イメージ直球勝負 ぶっちゃけストラックアウト」進行:ガレッジセール
特にボケず
2 月 24 日(火)のタモリ
「特別企画 つっこみタイムトライアル」進行:タモリ
・タカアンドトシのトシがタカにすばやくツッコんでいる画像を見た
タモリはトシを「口が吸われてる人」として扱う
・さまぁ〜ず三村が「関東ナンバー 1 」のつっこみという称号に謙遜して自ら「今は 18 位」と申告
三村はユニフォームみたいに「 75 」という番号がついてる衣装を着ていた
三村「順位じゃないわ!」
・大竹を呼ぶ
「竹」の文字をカタカナのように「ケケ」と
「テレフォンショッキング」ゲスト:綾戸智恵
・次の日に電話をまわした大塚愛がなかなか出ない。待機メロディが流れ続ける
茶飲み話か
・待機メロディが止まったと思ったら電話が切れちゃった
ネガタモリ
・電話が切れて二度目に出たのがさっきと違う人
avex に対する怒り
・まだ出てこない
静かにキレている
・ふしぎな待機メロディが耳に残る
「♪タリラリラララ〜(待機メロディをなんとなく耳コピして歌い出す)・・・なんの曲だこれ」
わかりません
・もうひたすら待つ
「空耳アワー」のエンディングで投稿のあて先を知らせるよう
2 月 25 日(水)のタモリ
オープニング「マリエのセンス盗んじゃえ! 勝手にオシャレ泥棒」進行:タモリ&マリエ
・「パンティ」の話題になった
夙川アトム現象
・マリエを真似てジュニアが「レオタード」のような衣装を着るはめになった
田中「そうなると視線が一点に集中されますから!」
・おすぎがジュニアの女装についてごちゃごちゃ言ってる
おすぎ照れる
「テレフォンショッキング」ゲスト:大塚愛
・綾戸智恵が大塚愛と初対面で「あんた気が強いやろ」と言ったエピソードから
よく言ってそうなことです
・大塚愛は買い物でストレスを発散してる
「オバハン」
・地図をよく覚え間違える
自分を責める
・タモリ流街歩きのススメ
「ちょっと時間があると、『この地区をくまなく歩こう』と思うの。くまなく店を見る。可能なかぎり、ガラスで中が見えると、のぞく!」
これはガチでブラタモリ
おもんぱかっている
「クイズ!メイクダウト」進行:千原ジュニア
・コーナー冒頭から
太田に対抗
・クイズの回答者に DAIGO を指名
DAIGO のものまねは頻繁にやるなぁ
・DAIGO の答えがハズレだったので
ものまね継続
・花粉症の鼻づまりが解消されるという携帯電話のバイブ機能を使う
しかも仁王立ち
「アナタのご自慢聞きまうぃっしゅ!」進行:DAIGO
特にボケず
2 月 26 日(木)のタモリ
「テレフォンショッキング」ゲスト:平原綾香
・花を紹介して名前を読み上げるたびにアルタの客が「お〜」
客をすきま風呼ばわり
・「つながり」とか信じたりします? という若干スピリチュアルな平原綾香の質問を受けて
『こう見えても』
・この日宇宙飛行士が二名誕生したというニュースがあってそこから「宇宙飛行士になるかどうか」
初のグラサン飛行士誕生ならず
「出たいドル」進行:タモリ
・ゲストの西城秀樹が CM 中にフライングで出てきちゃったらしい
ヒデキ惨劇
・パリス・ヒルトンが遅れてきた理由を「道が混んでたから」と言い訳
○「大渋滞」 たいしたことではない
・パリス・ヒルトンがカメラとか客席に向かって投げキッス
こんなところでも負けじ魂
「ザ・定番ショー」進行:タモリ
・コーナー冒頭
徳井「それモチーフは誰なんですか?」
・勝ったチームへの賞品「ミルクレープ」がなかなか出てこない
やさしい皮肉
・シンキングタイムの手拍子が合わない
時事ネタを織り交ぜた先生プレイで絶叫
・死語の定番として山口智充が「ショック LL 」と書いてるのを見た
さっきのミルクレープがまだ引っかかっている
・シンキングタイム二度目の手拍子もやっぱり最後が合わない
このプレイは終わらない
・鶴瓶チームの回答が揃わず「 0 点」だったときの「チーン」みたいな SE に合わせて
・3 回目のシンキングタイムで手拍子の指揮をとる
サイクロン Z のようなカクカク感
・もうどうしてもシンキングタイムの手拍子が最後合わない
ついに『犯人』を特定
・福田に対して
「今日なんかさつまあげきれいだねぇ。あげる前みたいになってる」
『あげる前のさつまあげみたいにきれい』というほめ方をされた人物は有史以来いないのではないか
・鶴瓶の頭頂部をさわりながら
鶴瓶を『カビ』呼ばわり
・「もぐらは日光に当たると死ぬ」と豆知識を披露しておきながら
2 月 27 日(金)のタモリ
「これが私の説明書 青春フォトグラフ」進行:タモリ
・クイズの答えを関根勤から耳打ちされる
さりげなく DAIGO ものまねを混ぜてくる。本人いないのに
・正解が「相田翔子」の人物当てクイズの答えを久本雅美が「中川翔子」と誤答して
「しょこたんとは顔の傾向とグループ分けが違います」
オリラジ中田「あのーそんなに傾向とグループ分け考えたことないです」
・相田翔子は 5 歳のときに家の「縁側」でプロポーズされた
久本「さすが細かいところ気がつくタモさん」
オリラジ藤森「さすがなのか?」
・関根勤がいち早く正答したのを賞賛
コンピュータモリ
・久本雅美の衣装を見つめる
現代の童話
・大島が答えを耳打ちしようと来た
ぶつかりたかったのか
「テレフォンショッキング」ゲスト:久石譲
・久石譲の過去の仕事をふりかえるボードで中居正広「私は貝になりたい」の画像を見つけて
「これ『少林サッカー』ですか?」
アルタ大ウケ
・引き続き「崖の下のポニョ」に触れる
下腹がぽっこり出ているジェスチャーをしながら
たしかに
・久石譲が作曲手法について「白鳥みたいなものでいろんなテクニック使ってもいいけど表面はできるだけシンプルに」と言う。タモリはそれを「水球」にたとえる
久石「同じですねじゃあ作曲と」
・「自分には作曲の才能がない」と自嘲するタモリ
トランペットといい音楽に関してタモリはいろいろな挫折感を抱いている
「女性の気持ちわかってる? なりきり川柳」進行:タモリ
・この日のゲスト・ブラックマヨネーズ吉田の子どものころの古ぼけた写真を見て
昭和初期
吉田「崖の上のポニョみたいに言わんといてください」
・そんな吉田に対して即興で替え歌
・ブラマヨ小杉の頭をいじる
「これガラパゴスの海岸にいるよね」
亀?
・両手を合わせて「祈る」ジェスチャーをしているブラマヨふたりを真似て
吉田「バカにせんといてください!」
・さらに吉田に対して苦言
吉田「俺のブツブツでうまいこと言うのやめてください」
まとめ
この集計期間中、タモリが一日にボケた回数は、順に「 13 」「 12 」「 14 」「 29 」「 2 」「 12 」「 15 」「 12 」「 18 」「 19 」。2 月 6 日(金)の「 2 回」など、多少のムラはありますが、数字はおおむね安定してます。要はそれだけ「手数を出している」。
あくまで傾向ですが、「ゲストが芸人ではない」「進行が自分以外」「時間どおりにまとめなきゃ」等のときは、さほどボケる気がないようです。逆に「ゲストが芸人」「進行が自分」「ハプニング発生」などのとき、タモリはとてもイキイキしています。
タモリは対象を凝視します。タレントの話に耳をそばだてます。即興でものまねします。架空の「誰か」になりすまします。ダジャレを言います。うまいこと言います。わざと言い間違えます。なにかに「見立て」ます。哲学的な持論がありそうです。「なるようになれ」という態度でもあります。ときどきムキになります。たまにしつこいです。わりと自虐的です。ほめられると謙遜します。ミュージカルがきらいです。絡みにくい相手を巧みにかわします。鋭い反射神経を持っています。おもしろい顔をして見せます。妙な身体動作をよくします。ときに不条理です。ウソをつきます。ハプニングに胸を躍らせます。予定調和を好みます。うすらエロいです。書き起こしていてそんなことを再確認できたりもしました。
最後に。今回の更新は「いいとものタモリはくだらなくておもしろい」の『裏付け』を目的としています。たまにスベることもあります。でも、こんな人は他にいやしないのです。