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インサイダー取引はなぜ見破られるのか…ベテラン審査官が明かす摘発の“極意”

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090506-00000524-san-soci

取引所に残された売買記録から、仲介した証券会社を割り出し、口座の名義人を照会。そして、その人物が会社の内部情報を知り得る立場にあるかを検証していく。

インサイダー取引と見破られないように、行うほうもさまざまな偽装工作を仕掛けてくる。知人や家族名義の口座を使った取引は、もはや一般的とも言える手口だ。
それを見破るのがベテラン審査官の「経験」と「勘」。「自分がインサイダーを行うとすれば、どのような手口を使うか」と想像を巡らせ、最初に注文を出したタイミング▽2回目以降の注文を出すまでの間▽発注した株数−などを元に取引者の心理をあぶり出していく。

日々報道される経済ニュースに気を配ることも忘れない。取引データから、その人物がいつ内部情報を入手し、世間の動きに合わせ、どのタイミングで売買を仕掛けたのか。取引を行うのにためらいがあったのか、なかったのか。そんな心理状況まで読み取れるようになるという。

記事の見出しでは「極意」とありますが、むしろ、違法行為に及ぶ際に現われがちなポイントを押さえつつ、怪しい取引を丹念にあぶりだして行く、という手法が確実に結果へとつながっていると見るべきでしょう。人間の考えることは、大量に観察していると似てくるもので、何人ものプロが、様々な情報をクロスチェックしつつ取引を監視しているわけですから、日々の情報蓄積の中で、次第に対象が絞り込まれて行くことが容易に推察できます。
安易にこの種の違法行為に及び、築き上げてきたものを一挙に失うことのないよう、誘惑に負けようとしている人は十分注意すべきでしょう。

三越池袋店、51年間の営業に幕 涙流す従業員も

http://www.asahi.com/business/update/0506/TKY200905060115.html

閉店セール最終日ともなったこの日、閉店予定の午後7時半を過ぎても売り場は客でごった返していた。最後の客が店から出ると、杉山潤治店長が「お客様や地域の皆様、本当にお世話になりました」とあいさつ。涙を流す女性従業員の姿もみられた。午後8時すぎにシャッターが下りると、集まった多くの客から「ありがとう」などの声が上がった。

時代の流れというものを強く感じさせられますね。私は、昭和39年(1964年)生まれで、昭和40年代から昭和50年代を、郷里の広島で過ごしましたが、その時代のデパートというものが一種の「流通の王」のような存在であったことを覚えており、親とデパートへ行くときには、良い服を着て、緊張しながら内部を歩き、滅多に何かを買ってもらえないものの買ってもらえると本当にうれしいといった感覚を持っていたように思います。他にはないものがそこにはある、という感覚と言い換えても良いかもしれません。そういった存在であったものが、徐々に環境や消費者の意識などの変化の中で地盤沈下してきて現在に至っていると言っても過言ではないでしょう。三越鹿児島店も閉店したということですが、この業界の老舗である三越がこうして店を閉めてしまうことに、やはり、寂しさを禁じ得ないものがあります。
やや感傷的かもしれませんが、新しいデパート像といったものが確立できるのであれば確立して、そこに人が集い思い出を残せるような、そういう存在として生き続けてほしいと思わずにはいられません。

年収100万円台も珍しくない 非常勤講師「使い捨て」の悲惨

http://www.j-cast.com/2009/05/06040504.html

非常勤講師は、下働きの「やらせて頂く」仕事だという徒弟制度のような発想が根強く残っています。実際、昔はそれで機能していたのです。

町村教授ブログ経由で知りましたが、

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2009/05/univ-00d6.html

「やらせて頂く」という感覚なんだな、ということを、門外漢としては、記事を読み一種の新鮮さ(?)を伴いつつ感じました。
私の場合、以前、法科大学院の非常勤講師をしていたことがあり、元々、お金目当てでやっていたわけではありませんでしたが、報酬は、この記事に出ている程度で、お金以外のところでモチベーションを持たないと、とてもやっていけないということは感じました。
その後、他の業務が忙しくなってきたこともあって、非常勤講師は辞め、現在、教育関係の仕事はやっていませんが、刑事訴訟法などの講義を業務に支障がない範囲内で持っているほうが、自分自身の勉強にもなって良い面もあるので、今後、今の状態が多少なりとも落ち着いてきて可能になれば、「使い捨て」にならないよう注意しつつ検討しようとは考えています(もちろん、そういう依頼があれば、ですが)。

レーザープリンタ

コニカミノルタ magicolor 1600W (マジカラー) MC1600W

コニカミノルタ magicolor 1600W (マジカラー) MC1600W

今までは、事務所の自分用デスクの上に小型のインクジェットプリンタを置き、ちまちまと使っていましたが、起案しては印刷し、舞い込んだメールの添付ファイルを開いては印刷し、ということを激しく繰り返すうちに、印刷速度の遅さや、インクジェット特有のかすれなどが気になるようになり、レーザープリンタを購入することにして、いろいろと検索してみた結果、上記のプリンタを購入しました。早速、使っていますが、この種のプリンタとしては小型の部類に属し、従来のインクジェットのものよりは大きくなりましたが、気になるほどではなく、印刷も速くてきれいで、今のところ満足しています。
レーザープリンタといえば、以前はかなり高価で、手が届きにくいという印象が強くありましたが、このプリンタは、カラー印刷もできて3万円余りで買えて、かなりの買い得感がありました。
発売されてまだそれほど経っていませんが、これからレーザープリンタ購入を考えている人にとっては、検討に値する商品ではないかと思います。