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3件の脆弱性を修正した「Google Chrome」v53.0.2785.143が公開
深刻度“High”1件を含む3件
2016年9月30日 13:22
米Google Inc.は29日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v53.0.2785.143を公開した。本バージョンは、脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
本バージョンで修正された脆弱性は、全部で3件。脆弱性の深刻度が公表されているのは、JavaScriptエンジン「V8」における解放後メモリ利用(Use-after-free)の脆弱性(CVE-2016-5177)のみで、同社基準で5段階中上から2番目の“High”と判定されている。
「Google Chrome」は、Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。