低価格ミニノート「EeePC」の日本語版、速攻フォトレビュー
先日GIGAZINEで話題の「199ドルノートPC」こと、ASUSの「EeePC」が日本でも発売されることをお伝えしましたが、ASUSから日本語版の「Eee PC 4G-X」を貸してもらうことができたので、さっそくフォトレビューをお届けします。
低価格にもかかわらず記録媒体に4GBフラッシュメモリを採用しており、ほかにも無線LANやWEBカメラ、3つのUSB2.0ポート、SDメモリカードスロットなどを搭載している充実した内容のコンパクトなミニノートですが、いったいどのようなものなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
箱はこんな感じ。
簡単、お手軽なモバイルノート。
箱を開けてみたところ。
中身はこんな感じ。
クイックスタートガイドやユーザーマニュアルなど、4種類の冊子が入っています。
本体とバッテリー、ACアダプタとマウス、そして専用ケースが入っています。
これがマウス。
ACアダプタは一体型。
バッテリー。標準バッテリーでの駆動時間は3.2時間とのこと。
バッテリーを着けて本体を開いたところ。
裏面はこんな感じ。メモリなどを換装できる模様。
電源ボタン。
キー配列は通常のノートパソコンと変わりません。Fnキーとの組み合わせで音量、画面の照度や無線LANのON/OFFを簡単に操作可能。
キーストロークは十分。問題なくタイピングできます。
タッチパッドはこんな感じ。
液晶上部には30万画素のWEBカメラが。カメラの横にマイクも搭載されているので、ビデオチャットなどをする時にいいかも。
右側にはモニタ出力とUSB2.0ポートが2つ。
そしてSDカードスロットがあります。4GB以上の大容量規格であるSDHCにも対応。
左側にはマイクとイヤホン端子。
左からLANポートとモジュラージャック、USB2.0ポートがもう1つ。
ACアダプタは後部に接続します。
OSはWindowsXP Home Edition。
電源を入れるとセットアップ画面が出ます。
画面解像度が800×480なため、セットアップの際は下方向へ若干スクロールが必要。
セットアップ終了。ノングレア液晶を採用しているため、明るいところでも見やすい。また、画面の両端にはステレオスピーカーが搭載されています。気になる最大音量ですが、非常に大きく、音割れも少なめです。パソコンのスピーカーとしては上出来かも。
マウスとACアダプタを接続したところ。
専用ケースに入れて持ち運ぶことができます。
キレイに収まります。
編集部に備え付けのPanasonicのLet'snote W5と比較してみました。
重ねてみたところ。大きさ的にはコンパクトなRシリーズと比較してみた方がいいかもしれません。
並べて厚さを比較してみました。
コンパクトなのに加えて、スリムなのがよく分かります。
触ってみた感想ですが、920gという軽量でスリム、コンパクトなミニノートのため、とても持ち運びやすくなっています。
記録媒体としてHDDではなくフラッシュメモリを採用しているので、「カリカリカリ…」というHDD独特のアクセス音がしないところがとても良い。4GBという容量が気になりますが、SDメモリカードの価格が大幅に下落していることから、SDメモリカードや豊富なUSB2.0ポートで十分カバーできそう。
画面解像度といいコンパクトさといい、全体的にどことなくNTTドコモが過去に発売していた最後のPDAで名機の誉れ高い「シグマリオンIII」を思い出させるつくりですが、機能的にかなり充実しているため、4万9800円という低価格の割に、十分遊べるノートPCになっているのではないでしょうか。
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