「死ぬほどうまい」とまで言われるホテルオークラの「フレンチトースト」は本当に圧倒的なおいしさだった
ホテルオークラの有名メニューで、一部では「死ぬほどうまい」とまで言われる「特製フレンチトースト」ですが、本当にそれほどおいしいのか確かめるべく実際に食べてきました。
卵、牛乳、砂糖とバニラエッセンスを溶き混ぜた中に、丸1日じっくりと浸け込み、注文が入ってから低温のオーヴンで全面に焼き色がつくまで7~8分かけてふっくらと焼きあげるというこのフレンチトースト。ホテルオークラの公式ページによれば、ある海外の元首が「このフレンチトーストは、世界一」と絶賛したとも書かれており、非常に高い評価を受けているようですが、実際の味はどんなものなのでしょうか。
というわけで、ホテルオークラ「フレンチトースト」の実際の見た目と味は以下から。オーキッドルーム 欧風料理(ティータイム)|ホテルオークラ東京
ホテルオークラ神戸|カフェレストラン カメリア
今回訪問したのはホテルオークラ神戸。向こう側には神戸ポートタワーが見えます。
ホテル棟は見上げるほどの高さ。
フレンチトーストを扱っている「カフェレストラン カメリア」。カメリアでは、朝食タイムの7:00~11:00、ティータイムの14:30~17:30にフレンチトーストを食べることができます。
フレンチトーストは683円(税込)。注文してから焼き始めるため、15分ほど待つ必要があります。
注文後、フォークとナイフ、ナプキン、テーブルマット用の敷紙が出てきました。
続いてハチミツ(左)とメープルシロップ(右)。
バターも。
今回はコーヒーも別に注文しました。
そしてフレンチトーストが登場。お皿が置かれた瞬間、シナモンの香りがふわっと広がります。
近づいて見ると、まるで卵焼き。きれいな焼き色がついています。
パンの耳は切り取られています。ナイフとフォークで食べるのが納得の厚さ。
ハチミツをかけてみましょう。
バターを乗せます。
バターの上にメープルシロップをかけてみました。
ナイフで切ってみると、表面はカリカリで、中はプリンのような柔らかさ。口に入れると、卵と牛乳、バニラエッセンス、シナモン、それぞれが絶妙に調和したなんとも言えない優しい風味が口の中に広がります。このベースの味はメープルシロップやハチミツをかけても負けないくらいにしっかりとしているので、たっぷりシロップをかけてもフレンチトーストの魅力を十分に味わうことができる感じ。
かなり厚めのパンですが、どこを切っても中まで卵が染み込んでいて、みずみずしくプルプルとしています。表面のカリカリ感と中のプルプル感がとてつもなく魅惑的で、ひと切れ食べると早く次のひと切れをほお張りたくなってしまう感じ。バターとシロップ以外はつけ合わせもなにも無いのですが、そんなことは少しも気にならない、これだけで完成された朝食という感じがします。
「うまい! うまい!」と喜びの声を上げながら食べ続け、気づけばもう完食。十分すぎるボリュームがありますが、この味であれば女性でも食べきってしまうかもしれません。「“幸せな一日”のはじまりです」という商品紹介の言葉が誇張ではなく、本当に幸せな気分にしてくれるフレンチトーストでした。
フレンチトーストは東京、神戸だけでなく、札幌、軽井沢、福岡などのホテルオークラでも食べることができるようです。食べに行く場合は、事前に電話などで取り扱いの有無や食べられる時間などを確認しておいたほうがいいかもしれません。
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