家に風船をつけて「カールじいさんの空飛ぶ家」を現実に再現してしまった人たち
ピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家」は、妻との思い出の詰まった家を再開発から守るために、1万個もの風船をくくりつけて家ごと空を飛んでゆく、という夢のあるストーリーのアニメ映画ですが、この空飛ぶ家を実際に作って飛ばした人たちがいるそうです。
16フィート(約4.8m)四方、高さ18フィート(約5.5m)の家は、3月5日の未明、ナショナルジオグラフィックのメンバーと技術者たちの手によって、ロサンゼルス東の民間飛行場から離陸。空飛ぶ家は1万フィート(約3km)以上の高度に達し、約1時間以上飛行したとのこと。
空飛ぶ家の詳細は以下から。Up-Inspired Floating House (14 photos) - My Modern Metropolis
風船を準備している様子。かなり巨大な風船で、一個あたりの大きさが人間一人分以上あるのが分かります。
完成が近づいてきました。
家の中はこんな感じ。空飛ぶ家には、世界的な気球のパイロット2名が搭乗したとのこと。
家の中から風船を見上げたところ。すごい風船の数です。
「実験機」のプレートを貼り付けています。
パイロットの表情は真剣そのもの。
準備が整ったのでしょうか、パイロットが手を挙げています。
そして離陸。
高く飛んでいきます。
さらに高く。
どんどん高く……。
現実離れした光景。
家がけし粒のようです。
なお、滑走路から撮影されたイベントの風景は、ナショナルジオグラフィックの新しいコーナー「How Hard Can it Be?」で2011年秋に公開される見込みとのことです。
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