鶏肉を使ったマハラジャの味、ホットゴールドマサラ＆マイルドゴールドマサラをマクドナルドで食べてみたところ意外な結末へ

インドのマクドナルドの人気メニューをもとに開発されたのが「ホット ゴールドマサラ」「マイルド ゴールドマサラ」。現在行われている世界各国のマクドナルドメニューをもとに開発した新商品を期間限定で販売する「世界の★★★マック」というキャンペーンの第2弾のバーガーです。ヒンドゥー教の方が多いインドのマクドナルドでは牛肉を使用せず鶏肉を使用したメニューが人気で、インドのマクドナルドで発売されている「チキンマハラジャマック」をもとに開発した商品とのこと。どのような味なのか、実際に食べに行ってきました。

インドのマクドナルドの人気メニューをもとに開発「世界の★★★マック」 おいしさキャンペーン第2弾「ホット ゴールドマサラ」「マイルド ゴールドマサラ」8月10日（金）から期間限定販売

お店に到着。「ホット ゴールドマサラ」の写真が見えますが、第3弾の「オージーデリ」と比べてもかなりの大きさです。

では、早速注文。

ドーンと登場。手前側が「マイルド ゴールドマサラ」奥側が「ホット ゴールドマサラ」。

左が「ホット ゴールドマサラ」(税込390円～410円)、右が「マイルド ゴールドマサラ」(税込360円～380円)。値段の差は30円ですが、ボリュームに大きな差があるのが気になるところ。

「ホット ゴールドマサラ」の外観はこんな感じ。3段バンズとなっていて、かなりボリュームはありそう。

まずはトマト。もうちょっとみずみずしさが欲しいところですが、マクドナルドっぽいと言えばマクドナルドっぽい。

次はレタスとソース。

その下はカリッと揚げられたチキン。

チキンの裾からはトロッとしたチーズが見えます。

チキンの下にはまたまたレタスとソース。とにかくレタスとソースの量が多いのが特徴です。

手に持つとズッシリとした重量感。一口で上から下までかじることは不可能なほどの大きさで、「どこから食べようか」ととまどいつつも、なんだかうれしい気分に。

チキンの外側はかなり硬めに揚げられカリッとしていて、柔らかいバンズと対照的な食感がグッド。チキンはジューシーではありますがあっさり目で、量の割には重たさを感じることなく食べられます。ソースはスパイシーさよりはむしろマスタードの味が強めで、全体としてはこのマスタードがよくきいているという印象。「マサラ」というからにはもうちょっとスパイシーさがあってもいいのではという気もしますが、セットにしなくてもこれ一つでお昼ご飯にできるほどで、ボリュームとしては十分です。

こちらは「マイルド ゴールドマサラ」 。

中にはチキンの上にたっぷりのソースとレタス。

このソースは、ハチミツを隠し味にしたマイルドなカレーソースと、りんごの自然な甘みのするチャツネマヨソースとのこと。

こちらの「マイルド ゴールドマサラ」にも小麦色のチキン。

そして、チキンの下にはチーズ。

こちらは「ホット ゴールドマサラ」とは対照的にインドカレーのような香辛料の風味のするソースが味わえますが、やはりスパイシーさは無く甘みが強めです。チキンの衣は柔らか、また肉の風味は「ホット ゴールドマサラ」より強く感じられました。どちらかというとこちらのメニューの方がインドらしい香辛料の味で、インド料理のようにピリッとくる辛さはありませんが、その分辛さが苦手な人でも楽しめるようにはなっています。

とここで、一緒にマクドナルドに来ていた編集部員の「ホット ゴールドマサラ」を見ると……

中を撮影しようとして開けてビックリ、写真右を見ればわかりますが、真ん中のバンズ部分が、一番底に来るはずのバンズになっています……。

上記写真左のバンズをひっくり返して底面を見ると、一番そこに来るはずのバンズがふわふわバンズに……。

天地逆転させたのがこの写真。つまり、真ん中にくるはずのバンズが一番下にきていて、一番下にくるはずのバンズが真ん中に来ているわけです。普通は出てきたハンバーガーを分解してしげしげと眺めて撮影したりしないので、この手のミスは気づかれにくいはず。とは言っても、持った瞬間に異様なまでの頼りなさを感じたのでさすがにこれは誰でも気づく可能性大。おそらく注文した時間帯がちょうどお昼の12時台に差し掛かるところで非常に注文が多かったため、マクドナルド側が混乱の極みに陥ったのではないかと予想されます。なお、実際に食べてみると一番下にきている柔らかいバンズに指がずぶずぶと埋もれていき、マスタードがにじみでてきて、めちゃくちゃ食べづらいことこの上ない事態に。何気ないバンズ一つとっても、こういう細かい部分の工夫によって食べやすさに差が出ることをあらためて実感できました。