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取材

最大登坂角度45度、水深1.2mの水たまりも突破できるトラック「ウニモグU4000」実車フォトレビュー



メルセデス・ベンツで知られるドイツのダイムラー社が製造する悪路走破性に優れたタフネス仕様の多目的トラック「ウニモグ U4000」の実車が「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2012」に展示されていたので、迫力満点の車体をいろいろな角度から写真に収めてきました。

前を通る男性と大きさを比べるとこんな感じ。


特殊装備を除いたサイズは全長590×全幅233.6×全高297.5cmで、重量は約9.5トンです。なお、写真中央に写っている柱や階段は展示用のもので車両の一部ではありません。


正面から見るとこんな感じ。排気量4250㏄、回転数2200rpm、最大トルク675Nmの強力なエンジンを搭載。


ライト。


車輪は以下の通り。オプションでスタッドレスタイヤや砂漠用のサンドタイヤ、路面の状況に応じて空気圧を調整するタイヤインフレーションシステムなどが装着可能。


タイヤそのものが左右30度まで傾けて走行できるスラスト・チューブ構造を備え、悪路でも安定した走行ができます。


展示モデルでは荷台に瓦礫処理などに使用できるオプションのアームが載せられていました。


操作用のレバーはこんな感じ。


アームの付け根。


先端はこうなっています。


後部座席は以下の通り。


運転席。


ハンドル。


運転席の脇にあるコントロールパネル。


「Unimog(ウニモグ)」という名前はドイツ語の「Universal-Motor-Gera"t(多目的動力装置)」が由来とのこと。もともとは農業用として第2次世界大戦後に開発が始まり、後にダイムラー社の傘下に入り現在に至るまで生産が続いているそうです。


なお、日本での販売はワイ・エンジニアリング社が行っており、価格は装備によって異なるため、要相談とのことで、納期は発注後約5~6ヵ月です。

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in 取材,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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