東京駅舎などのプロジェクションマッピングを手のひらサイズで再現するバンダイのオマケ付きお菓子「ハコビジョン」がわずか500円なのに本気すぎ
CGの映像を建物などに投影するプロジェクションマッピングは東京駅舎や東京国立博物館などで大きなイベントが行われましたが、スマートフォンで再生する映像を使って簡単・安価にプロジェクションマッピングを可能にしよう、ということで発売された食玩が「ハコビジョン」。実際に発売前の試作品を借りることができたので、どんなものなのかじっくり見てみました。
世界初の驚きを目撃せよ!|バンダイキャンディトイ公式サイト
http://www.bandai.co.jp/candy/hakovision/
実際にハコビジョンを使って東京ミチテラス2012の「TOKYO HIKARI VISION」を再現している様子は以下のムービーから見ることが可能。
スマホでプロジェクションマッピングを行う「ハコビジョン」 - YouTube
実際の東京ミチテラス2012のプロジェクションマッピングは以下のような感じとなっており、見比べると再現度がよく分かります。
東京ミチテラス2012「TOKYO HIKARI VISION」公式映像 - YouTube
また、もう一つのプロジェクションマッピングである、東京国立博物館で行われた「洛中洛外図屏風 舟木本」に描かれた400年前の京が写し出される様子は以下から。
東京国立博物館「特別展 京都」プロジェクションマッピング - YouTube
これが手のひら大でプロジェクションマッピングが体験できる「ハコビジョン」です。なお、今回は試作品を使用しているため記事中の写真や映像は実際の商品と異なります。
対象年齢は15歳以上で、セット内容はフィギュア・クリアプレート・パッケージ・ガム(ソーダ味)です。
プロジェクションマッピングはYouTubeのムービーをスマホで再生して投影するため、使用前に自分の端末がハコビジョンに対応しているかをホームページで調べる必要があります。なお、ムービーの再生には通信料・接続料・パケット通信料がかかります。
ハコビジョンは東京ミチテラス2012と東京国立博物館でのプロジェクションマッピングを再現したものの2種類が発売されます。今回の試作品は東京ミチテラス2012「TOKYO HIKARI VISION」を再現したもの。
箱の側面にはYouTubeでの映像を表示させるためのQRコードが載っています。
ハコビジョンは手のひらにちょこんと乗ってしまう大きさで、大がかりなイメージがある「プロジェクションマッピング」を考えてると予想外のサイズ。
箱の中に入っているフィギュアとクリアプレートはこんな感じ。本来はこのセット内容にガムがつきます。
これが東京駅舎のフィギュア。ここに東京ミチテラス2012と同様の映像が投影され、イベントが再現されるわけです。
側面。
裏面はこんな感じ。
クリアプレートも手のひら大。
実際に箱に東京駅舎とクリアプレートをセットしてみました。
スマートフォンでQRコードを読み込みYouTube上のムービーを再生させたら……
箱の上にスマートフォンをセット。
するとクリアプレート越しに映像が投影されました。
部屋を暗くしてみると、より鮮やかな映像になります。なお、パッケージには長時間暗い場所で見続けると気分が悪くなる恐れがある、と記載されているので見過ぎには注意しましょう。
角度を変えて見てみると以下のような感じ。
鳥が飛んで来たり……
雪が降ったり。
価格は税抜き500円、発売日は2014年1月29日となっており、Amazonでは2個入りが予約受付中です。
Amazon.co.jp: ハコビジョン 2個入 BOX (食玩・ガム): ホビー
なお、あくまでもハコビジョンはお菓子のオマケ・オモチャなので、お菓子売り場でゲット可能です。プロジェクションマッピングを使ったショーは外出して見に行かなければいけないことが多いのですが、ハコビジョンはわざわざどこかに出向かなくとも自宅で簡単に行うことができ、しかも何度でも繰り返し心ゆくまで見まくって堪能することが可能。ミニチュアながらも臨場感のある映像になっており、プロジェクションマッピングの面白さをしっかり楽しめるようになっていました。
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