11月2-3日に栃木県のモビリティリゾートもてぎにて第8戦 MOTEGI GT 300km RACEが今季7戦目としておこなわれる。第5戦が台風の影響で延期されたことで、最終戦ではなくなり、例年ノーウェイトで争われていたが今大会はポイント×1kgのサクセスウェイトを搭載する。

モビリティリゾートもてぎはストップ & ゴーのサーキットでブレーキ勝負となる為に、ウェイトがどれだけ影響するのかが注目される。

また、本来は第5戦から予選のルールが変更される予定だったが、第5戦は台風の為大会延期、第6戦は荒天の為予選中止、第7戦は荒天の為日曜日の朝に30分1回の走行という特別ルールで予選が行われたので、今大会から新ルールが適用される。

【大会特別規則（一部抜粋）】

・大会名称：2024 AUTOBACS SUPER GT Round8　MOTEGI GT 300km RACE

・開催サーキット：モビリティリゾートもてぎ（4.801379km）

・当初のレース距離：302.48km（63周）

・当初のレース距離の2/3に相当する周回数：42周

・当初のレース距離の75%に相当する周回数：47周

・競技車両保管場所（パークフェルメ）：決勝レース後の車両保管場所はホームストレート上

【BoP（バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整）】

【サクセスウェイト】

SUPER GTのサクセスウェイト制度は大会の参戦数によってウェイトが決まるため、通常であれば第7戦の今大会はポイント×1kgだったところが、第5戦鈴鹿が延期となっていたために今季6大会目となり、ポイント×2kg積むこととなる。（上限は50kg)

【過去3年間のリザルト】

午前9時に公式練習が始まるが、予報通りウェットコンディション。
スピンしたマシンの回収や雨量が増えて何度も赤旗が出る展開となった。
グッドスマイル 初音ミク AMGには片岡選手が乗り込み持込のウェットタイヤの確認やセッティングの確認を進めていった。

タイムは2’01.076で8番手でした。トップは1’58.547で777号車がでした。

予選方式が8月に開催予定だった第5戦から変更になったが、度重なる悪天候の為実施できずにいたが、今大会でようやく行われた。
ウェットコンディションの為、GT300クラスは合算方式ではなくQ2の結果でグリッドが決まることになったが、Q1では20分間で全車がアタック。上位14台と15位以下の2グループでQ2が行われる。

Q1の担当ドライバーは片岡選手。ウェットコンディションで黄旗や赤旗が出ることが予想されることから開始と共にコースへと向かい積極的にタイムを出しにいった。
まずは4周目に2’03.881を出して10番手。4周目も続けてアタックをするが0.021秒足りずベストラップを更新できなかった。翌周はアタックせずタイヤを休ませてから再度のアタックを狙う。
しかし、雨量が増えてきたために赤旗が掲示されてしまった。
14:35に残り時間10分間で再開となった。再開されるとすぐにコースへと向かいタイヤの熱入れをしなおしアタック。
2’01.174を記録し8番手へと上がった。その後9号車がS字コーナーで止まり、残り時間も少ない為Q1はそこで終了となった。

4号車グッドスマイル 初音ミク AMGは8番手となり、Q2はアッパー14で走行することとなった。
Q2のU14車両
45-65-52-7-6-50-18-4GSR-87-777-61-25-31-11

Q2のL15車両
22-96-56-62-48-360-2-60-88-20-9-5-30

Q2のアタックドライバーの谷口選手はグリーンシグナルと共にすぐにコースへと向かった。
午前中の公式練習で走ることが出来ず、この週末初めてのドライブとなっていた。
まずは3周目に2’00.341を出し11番手。さらに続けてアタックをおこない1’59.432と大幅にタイムを上げたが、ライバルたちのタイムアップの為12番手となった。
もう1周アタックを試み、セクター1では自己ベストを記録するが、セクター2以降は更新することが出来ず、4周目のタイムがベストタイムとなった。

日曜の決勝は12番グリッドから上位を狙う。

Q2リザルト
31-7-18-65-61-45-6-87-777-50
ここまでトップ10
52-4GSR-11-25-2-20-22-30-360-48-5-56-60-62-88-9-96