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インターネットの備忘録

インターネット大好きな会社員がまじめにつける備忘録です。

人との出会いは新しい人生の可能性(話題リストつき)

10代〜20代前半はものすごい人見知りでした。


理由や目的があればなんとかなるんだけど、
合コンとかなんかパーティ的なところで
「さあご歓談を」となるとからきし駄目で
焦って一方的にしゃべったり意味なく席を立ってみたり
早く時間よ過ぎろと願って時計を1分に1回のペースで見たり
それはまあ辛いひとときを過ごしたものでした。


転職して営業みたいなことをやることになって、
仕事仲間に誘われて交流会みたいなものに参加しても
何をどう話せばいいのか分からず四苦八苦しながら
なんでうまく話せないのかを考えて、どうしたら
うまく話せるのかを探してみた結果、いくつかの法則が
出来てきたのでまとめます。



前提として、なんでここまでして他人と交流しようと思ったかを。


情報や仕事は人に乗ってやってくる


他力本願とも言いますが、情報や仕事は
自分で見つけようとすると限度があって、
人が外から持ってきてくれるのです。


自分のしてきたこと・やりたいことと、
相手のしてきたこと・やりたいことの掛けあわせが
新しいものを生む、というのを実感してから、
常に新しい人と知り合って、常に新しい情報や
新しい感覚を取り入れたい、つまり成長には
外からの情報が必要だと思っているからです。

大切なのは相手から情報をたくさんもらうこと


初対面で大切なのは、自分をよりよく見せることではなく
相手がどんな人で何を求めているか、を早い段階で
きちんと理解することだと思っています。


無理に仲良くなる必要はなくて、
情報をよりたくさん集めた方が
自分のメリットになることが多い。


たとえば相手が自分のことを好いていない、というのを
早く情報からキャッチすることでお互い無駄な時間が
省けたりするわけです。
#逆もある、どうしても好きになれないタイプと長時間過ごす必要はない

参考になるのは水戸黄門メソッド


#メソッドって言いたかっただけですごめんなさい。


おいといて、水戸黄門は最初自分の身分を明かさないですよね。


明かさないことで相手が油断していろんな情報を教えてくれる。
愚痴やら自慢話やら、いろんな情報をくれる。その中から
ご老公さまはヒントを掴んでいくわけですが、あれと同じ。


自分がどんなに立派なキャリアがあっても、
初対面でそれを伝えることでメリットになることは
あまりないんです。デメリットの方が大きい。


「その道のプロにこんなことを言うのは申し訳ない」
「バカにされたら嫌だから、自分の意見は言わないでおこう」


そんな風に思って口をつぐまれるよりも、自分のことは後回しにして、
相手のことをたくさん聞く方が率直な意見を聞けて
得るものは多い、と思っています。

具体的にどうしたらいいか


前置きが長くてすみません。
では以下まとめます。

全体の流れは以下


▽話題リストの上から順に聞く

▽相手のリアクションが悪ければ次へ

▽食いついたものに関して掘り下げる

話題チョイスのポイントは以下
  • 相手のプライベートの遠くから聞く
  • 最初はYES/NOで答えられることから聞いていく
  • 話したくなさそうならとっとと話題を切り替える
  • 相手が話したそうな話題に引っかかったらそのまま相手に任せる
会話中に気をつけるポイントは以下
  • 知ったかぶりをしない
  • 話を途中でさえぎらない
  • きちんと相槌をうつ(少しオーバーにリアクションしてもいい)
  • 相手の意見を否定せず、なるべく同調する
  • どうしても意見を否定したくなったときは話題を切り替える

具体的な話題リスト


この中から使えそうなものを適宜拾って相手に投げます。
天気という項目があってもその日とりたてて変わった気候でないのであれば
無理に話題にすることはありません。


逆にリストになくてもその日あった大きなトピックスは
とりあえず話題として振ってみるといいかもです。

  • その日の天候
  • 季節のイベント的がらみの話題(「逆チョコ流行ってますね」とか)
  • 会場まで来た経路(駅から遠かったり珍しい場所にあったりするなら)
  • 最近のニュース(ビジネス系の集まりなのかネットのオフ会なのかで変わる)
  • その会に参加した経緯(誰に誘われたのか、どういう目的なのか)
  • 誘ってくれた人や幹事とのつながり(共通項目があることが多い)
  • その会にはよく来るのか(よく来ていれば今までの会はどんな感じだったか)
  • 仕事や学部など(業種や専攻など、普段は何に興味を持って生活をしているか)
  • 普段生活しているエリアはどこか(職場はどこか、からどこに住んでいるかまで)


これ以外にもいろいろあると思いますが、
ジャンル的にはこんな感じになると思います。

遠くから近くへ


最初はパブリックな話題から始めて、
だんだんお互い慣れてきたらプライベートな話題に
進むようにするとよいと思います。


具体的には


◇抵抗感低い

 「最近のニュースやおもしろかったこと」
 「趣味や仕事、学校についてのこと」
 「子供時代〜学生時代のこと」
 「友人・家族について」
 「恋人・パートナーについて」
 「下ネタやアングラ系の話題」

◆抵抗感強い


なるべく上の方から順を追っていくと
失敗が少ないように思います。

最後に


今回まとめた方法はもちろん万能ではないし、
やっぱり場数を踏むことも必要だと思います。
つまり、場数を踏む=嫌なことに遭遇する確率も増えます。


それが嫌なら別に新しい人と無理に知り合うこともありません。
ただ、新しい人と知り合うことで広がる世界や知ることができる
考え方・視点がある、ということは知っておいてほしいと思います。


たとえその場で相手とうまく会話ができなかったとしても、
それはあなた自身の価値になんら影響はありません。
短い時間で「あの人つまんなかったよ」と言われたとしても
それはその短時間であなたのよさがうまく伝わらなかっただけのこと。


それにその短時間で他人を判断して否定するような人と
無理に迎合することはない!と割り切ることも大切です。


世の中には何億もの他人がいます。
その他人の中に、あなたの世界を広げてくれる人が必ずいます。


素敵な世界と出会えることを祈って。