三大流星群の1つ「ふたご座流星群」が、12月13日(木)の夜から14日(金)の朝にかけてピークを迎えます。方角を気にすることなく、日本全国で観測可能。妨げになる月明かりがないため、条件としては最良です。流星の数も多く、天気がよければ1時間に15~20個ほど観測できます。
▽ Geminids meteors2012 ふたご座流星群を眺めよう ―12月12日~16日 ふたご座流星群―
▽ 【特集】2012年 ふたご座流星群
ふたご座流星群は、毎年12月13日~14日ごろに極大を迎える流星群です。活動は12月11日ごろから16日ごろまで続くため、この期間内は流星の出現が期待できます。流星の数が多いことから、観測がしやすいことでも有名です。1時間に観測できる数は、平均的な晴天の場合は15~20個。空が十分暗ければ、より多くの流星を見られます。
極大時刻は12月14日の午前8時ごろと予想されています。その時間にはすでに太陽が昇っているため、多くの流星を観測するには12月13日の夜から14日の明け方にかけてがチャンスとされています。流星は午後8時ごろに出現し始め、放射点の高度は午前2時ごろに最も高くなります。
今回は新月なので、月明かりを気に掛ける必要はありません。天気が悪くてよく観察できなかった場合でも、極大の前後数日間は比較的活発に活動している状態なので、別の日にも観察してみましょう。詳しい観察方法については、国立天文台のサイトで紹介されています。
▽ 観察の仕方-ふたご座流星群を見よう