テレビ東京系列で7月21日（日）に放送された参院選の選挙報道特番で、ジャーナリストの池上彰さんが、またしても“池上無双”を繰り広げました。当選者への鋭い質問だけでなく、政治と宗教の関わりを議論のテーマにするなど、2012年の衆院選に続くストレートな番組内容が話題に。池上さんの追及スタイルには「相変わらずの無双ぶり！！」との称賛が寄せられた一方で、Twitterには「池上氏が一番批判したいのは『有権者』」といった指摘も投稿されています。
▽ TXN選挙SP「池上彰の参院選ライブ」：テレビ東京
参院選の投開票が行われた7月21日、テレビ東京系列では、池上さんがメインキャスターを務める「池上彰の参院選ライブ」が放送されました。池上さんは、同局が2012年に放送した衆院選特番にも出演。党首陣に投げ掛けた切れ味の鋭い質問などが話題を呼び、その様子はネット上で“池上無双”と表現されていました。
放送開始後、Twitterでは候補者のプロフィールに添えられた番組独自のキャッチコピーに注目が。内容は「党内一のおやじギャグ」「カーナビよりも裏道詳しい」「炭焼き師“初級”の資格」など選挙とは直接関係がないものの、視聴者の中には「面白くてさっきからずっと笑いながら見てる」と気になる人が多かったようです。
池上さんと候補者との“直接対決”では、日本維新の会から出馬した元プロレスラー・アントニオ猪木さんが「党と政策の打ち合わせをしたことがない」と発言すると、池上さんは「ずいぶんアバウトな感じがするんですけどね」と応酬しました。
さらに「宗教票ってあるの？」など、政治と宗教をテーマにした特集も放送。当選者に対し宗教の問題を絡めた質問をするなど、テレビ東京宣伝部がTwitter（@TVTOKYO_PR）で告知していたように、今回も「タブーなき鋭い質問」が炸裂しました。
はてなブックマークのコメント欄には番組に対する「いやぁ、いつもながら一番おもしろかったｗ」「この人のガチ仕掛け具合は半端ないな」といった感想が集まっています。Twitterに投稿された「池上氏が一番批判したいのは『有権者』なんだよ？皆が後ろ指を指して笑っている、こういう候補者達を当選させてしまう『勉強しない人達』を暗に皮肉っている」というツイートについては、「鋭い」との意見が寄せられていました。
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