マレーシア機撃墜、ロシアは「国際社会」主導の調査求める

マレーシア機撃墜、ロシアは「国際社会」主導の調査求める
 7月22日、ロシアの駐マレーシア大使(写真)は、マレーシア機の撃墜事件について、ウクライナではなく、「国際社会」主導の調査実施を要請した(2014年 ロイター/Samsul Said)
[クアラルンプール 22日 ロイター] - ロシアの駐マレーシア大使は22日、マレーシア機の撃墜事件について、ウクライナではなく、「国際社会」主導の調査実施を要請した。
Lyudmila Vorobyeva大使は22日の記者会見で「そのエリアは戦闘地域で、非常に特有の状況。国際社会が柔軟に対応し、全ての当事者が受け入れられるように振る舞うべきだと考える」と指摘。「ロシアは当初から、国際民間航空機関(ICAO)主導の公正で徹底的かつ完全な調査を求めていた」と述べた。
また、「ICAO主導の調査を求めているのは、親ロ派勢力がウクライナ政府を信用していないとわれわれは理解しているからだ」と語った。親ロ派勢力がブラックボックスなどをウクライナ側に引き渡すことに消極的だった理由は、「証拠の改ざんを恐れていたため」とも述べた。
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