ビットコイン、盗難に備えてプリントアウトする動き

ビットコイン、盗難に備えてプリントアウトする動き
2月28日、仮想通貨「ビットコイン」のユーザーの間で、盗難や取引所の停止に備えて、ビットコインのデータをプリントアウトして保存する動きが出ている。写真は27日、シンガポールに登場したビットコイン自動販売機の画面(2014年 ロイター/Edgar Su)
[サンフランシスコ/バンクーバー 28日 ロイター] -仮想通貨「ビットコイン」のユーザーの間で、盗難や取引所の停止に備えて、ビットコインのデータをプリントアウトして保存する動きが出ている。
ビットコインをめぐっては、取引所「Mt.Gox(マウント・ゴックス)」が取引の全面停止を表明。多数のビットコインが盗難にあった恐れも出ている。
ビットコイン用のウォレット(財布)には、秘密の固有の鍵がついており、これをメモ用紙に書きとめたり、USBメモリーなどに保存しておけば、他人がオンライン経由で財布の中身にアクセスすることはできないという。
カナダのあるビットコイン愛好家は、この番号を手書きでメモし、貸し金庫で保存していると語った。

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