NTTドコモのケータイ補償サービスを使ってみた

1メートルくらいの高さから落下したんだけど、どうも打ちどころが悪かったのか、見事に背面カバーが外れ、閉まらなくなってしまった。内蔵バッテリーが膨張しているのもちょっと悪影響だったのかな？

　先日、Galaxy S8+に搭載された虹彩認証の動作をチェックしているとき、同様の機能をいち早く搭載したARROWS NX F-04Gを持っていたので、手元に置いて、いろいろ試していた。ところが、ちょっとした拍子に手を滑らせてしまい、机から落としてしまった。どうも落ちたときの当たりどころが悪かったのか、「あっ！」と思ったときには背面カバーがパッカーンと開いてしまっていた。おそらく、内蔵のバッテリーが少し膨張してたのも影響していたんだろうけど、元に戻そうにも戻らない……。

　実は、このARROWS NX F-04Gは約2年前に購入した端末で、機種変更するタイミングを逃していた端末。月々サポートもちょうど6月いっぱいで終わる予定で、6月中には次の機種に買い換えようと考えていた。今夏から始まった「docomo with」の対象端末に含まれている「arrows Be F-05J」なんかもいい候補。月々サポートはなくなるけど、毎月1500円が割り引かれる。テスト用回線としては維持費が抑えられるので、うれしいと考えていた。

　ところが、こんな状態になってしまったんじゃ、手元に残して、機能確認用に使うのも扱いにくいし、買い取りに出すにしてもジャンク扱いになってしまう。そこで、ちょっと少し負担が増えるけど、加入していた「ケータイ補償サービス」を利用し、交換用電話機に交換してもらうことにした。

　かつてはこういうトラブルが起きたとき、ドコモショップや電話での対応が中心だったけど、今はMy docomoでオンライン手続きが可能。ラクになりましたね。早速、My docomoにログインして、手続き開始。壊れた状態など、必要な情報を入力すれば、手続きは至って簡単。交換する端末の代金はケータイ補償サービスの月額500円の契約をしていたので、一律7500円。支払いは貯まっていたdポイントで全額を支払いました。

送られてきたパッケージを開けると、端末が収められた段ボールと書類、返信用封筒が入っていた

　My docomoでの申し込んだが土曜日だったけど、翌日の日曜日には確認のメールが届き、月曜日の午前中には交換用電話機のパッケージが到着。送られてくるのは端末のみで、ちょっと変わった梱包。端末は「リフレッシュ品」とのことだけど、出荷時の保護シールも貼ってあるし、ボディのキズもないし、ほぼ新品に近い状態。少なくとも街の中古屋さんで売っているものよりもきれいだし、出どころも確か（比較するものでもないけど）。

　移行作業はいたって簡単で、これまで使っていた端末で「ドコモデータコピー」のアプリを使い、バックアップを取り、microSDメモリーカードとSIMカードを送られてきた新しい端末に差し替えて、同じくドコモデータコピーで復元。無事に元通りになりました。

送られてきた交換用電話機（左）と背面カバーが開いてしまった自分の端末。交換用電話機は新品と変わらないほどのきれいさでした

　そして、今まで使っていた端末は初期化して、端末といっしょに送られてきた黄色い封筒に入れて返送する。梱包などは必要なく、端末をそのまま入れて、封をして、投函すれば、作業完了。ちなみに、元の端末はちゃんと返送しないと、別途、代金が請求されてしまうので、注意が必要だ。

　そんなこんなで無事に端末の交換は済んだので、次は機種変更。思いの外、ARROWS NX F-04Gがきれいになったので、そのまま使い続けようかとも思ったけど、やっぱり、月々サポートがなくなるんだから、機種変更しないとね。「docomo with」にするか、他の新機種にするのかを現在思案中。早く決めないと！