見知らぬ土地を歩く。見知らぬ人々と交わる。見知らぬ文化に触れる。
そのひとつひとつが豊かなものとなるよう、わたしたちが提案するのは暮らすような泊まりかたです。
舞台は、ひがし茶屋街、にし茶屋街とともに、金沢三茶屋街のひとつに数えられる主計町茶屋街。
日々を、遊ぶうち、憩ううち、こころとからだは解きはなたれ満ちたりていく。
そんなどこにもない時間が「かずえや」にはあります。
ソファに寝転がって読書に耽るもよし。
縁側に腰掛けて和庭を眺めるもよし。
ゆったり、のんびり、おもいおもいにくつろげます。
ミニキッチンでは簡単な料理をつくることも。
金沢の地魚や地野菜で仕立てた酒肴。
それをつまみにほろ酔う夜はこのうえなく芳醇です。
階段をあがりきったさきには寝室と6畳和室。
障子窓からとどく、柔らかな光が瞼ににじみ、小鳥のさえずりが耳におどるとき、あふれる幸福感とともに朝を迎えられることでしょう。
6畳和室は寝室のほか次の間としても。
かずえやでは、遊ぶも、憩うも、おもむくままです。
かずえやでは下記のアメニティ・設備をご準備しております。バスタオル・フェイスタオルは1名様につき1枚ご用意しております。
金沢を南北に流れる浅野川のほとりに、わずか三十軒ばかりをもってたたずむ主計町茶屋街。
紅殻格子の町家と石畳の路地は、昼に雅やかな夜に淑やかな表情を描きだし、検番より漏れくる三味線の音や、ふわり漂う香の匂いとともに、五感に語りかける街歩きをかなえてくれます。
中の橋や暗がり坂といった名所を訪れるのはもちろん、老舗の鍋料理店や気鋭のワインバーで美食を嗜んだり、対岸の「くわな湯」で湯浴みをするのもまた一興。
主計町茶屋街から徒歩約10分、すこし足をのばして、近江町市場へ買い出しにいくのもおすすめです。
加賀藩主・前田氏の庭園としてつくられた特別名勝・兼六園では、日本三名園にふさわしい情趣を、同じくその居城としてつくられた金沢城の城址を整備した金沢城公園では、藩政時代の威容をたっぷりと体感できます。
江戸時代中期にはじまり、以来、約290年、金沢の食文化をささえる市民の台所として親しまれています。2009年には「近江町いちば館」ができ、日曜営業もはじまって、買い物がより便利できるようになりました。
兼六園下にある石川県観光物産館では、金沢市内の和菓子職人の丁寧な指導のもと、練り切り、三角べら、茶巾包み、篩（ふるい）のなかから3個3種類の和菓子を手作りでき、お土産として持ち帰れます。
いま世界でおこなわれている数々の美術表現に出会えます。とくに人気なのがレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。プールの外から、また、プールの中から、人を見つけたとき、新鮮な驚きが得られます。
金沢駅東口を起点に、ひがし・主計町茶屋街、兼六園・金沢城公園、金沢21世紀美術館、近江町市場など、金沢市内のおもな観光スポットを巡ります。15分間隔で運行しているほか、1日フリー乗車券もあり、散策にとても便利です。
金沢漆器は貴族文化の優美さと武家文化の力強さが融合した漆工芸で、とくに蒔絵技法による華麗な文様が特長です。おもに室内調度品や茶道具が制作されており、ひがし茶屋街の店舗などで手にとることができます。
