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Kyoko Shimbun 2012.05.25 News

早朝4時「夜景」が異例の高視聴率 連日20%越え これは嘘ニュースです

北朝鮮の夜景
 テレビ民放各局が番組のない早朝4時ごろに放送する「本社ビルからの夜景」が異例の人気だ。テレビリサーチ社の調べによると、各局とも早朝4時ごろに視聴率のピークを迎えており、ここ数日は連日20%以上を記録している。放送関係者も「どうしてただの夜景がこれほど人気を集めているのか」と首をかしげている。

 テレビリサーチ社によると、昨年7月ごろから「夜景」の視聴率は8%前後を推移していたが、21日の金環日食生中継を境にしてさらに上昇。22日午前4時に日本テレビが放送した夜景映像「放送休止」は26・9%と、この時間帯としてはテレビリサーチ社が視聴率調査を開始して以降、最高記録を更新した。

 またフジテレビではこの「夜景」人気を高めるべく、同局お得意の韓流アイドルを大量に投入。早くも23日午前3時には「韓流スター50人と眺める夜景」を放送したが、視聴率は1%にまで激減。反省を踏まえ、来週以降の放送分ではさらに韓流アイドルを増員した「韓流スター250人と眺める夜景」でばん回を狙う。

 なぜ今これほどまでに「夜景」人気が高まっているのか。テレビ番組に詳しい京都大学メディア芸術学部の坂本義太夫教授は「デジタルハイビジョン時代の到来で高画質になった液晶テレビを活用したコンテンツはまだまだ少なく、その恩恵が感じられるのは今のところ『夜景』くらいしかないのではないか。そもそも、芸能人しか潤わない賞金クイズや、ひな壇芸人の雑談をわざわざハイビジョンで見る理由がない」と分析する。

 また本紙社主のUK氏も「ハイビジョンならではの高画質を味わうには、深津絵里さんがナレーターを勤める日曜夕方の『THE 世界遺産』がおすすめ。世界遺産の映像はどうでもいい」として、深津さんに秋波を送った。

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