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名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

クロクロクロック1/6

タイトル:クロクロクロック1/6(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?

入間人間の新シリーズ。群像劇です。

六丁の拳銃をめぐり、六人の運命が交錯する物語。
おもしろかったですが、完全に次巻に続く状態で終わるのでそこだけご注意ください。
あともう一つ。今回、名古屋が大々的に舞台になってますよ!

とある男がある日六丁の拳銃を売ったが、その中で一丁だけ本物と間違えてモデルガンを売ってしまったことで、物語は幕を開ける。
殺し屋を独立開業し、依頼を受けて暗殺を計画中の男。
ネットで拳銃を手に入れ、校内の気に入らない相手を殺そうと考える小学生の少女。
コミュ障気味の女性陶芸家。
紛失した拳銃捜索の依頼を受けて、辺りを嗅ぎ回る探偵。
片想いの少女に屈折した感情を抱く少年。
大学六年生のニートなダメ人間。

この六人の運命が、複雑に絡み合い徐々に一点に収束してきます……たぶん。
というのも、伏線があちこちに蒔かれ、お互いの関係性を匂わせる描写はあるんですが、まだ収穫段階になっていないからです。これは次巻以降のお楽しみですね。とはいえ、読んでて十分どきどきはします。

それと冒頭で書きましたが、今回のシリーズ名古屋が舞台です。
なにせ金時計、タカシマヤといった、明確な単語がいくつも登場しますからね!
舞台探訪したいなあ……かなり本気で。


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from モンブラン ボールペン アウトレット on 日曜, 2014/07/13 - 08:00

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