無料で使える!Webマーケティングツール&サービス【厳選39選】
Webマーケティングに活用できるツールとサービスをご紹介します。
主要なマーケティング手法別に無料で使えるものを39個ピックアップしていますので、気になるマーケティングツールやサービスがあれば、ぜひ活用してみてください!
目次
検索エンジンマーケティング(SEM)全般向けツール
消費者の多くが商品・サービスの購入や申し込みに検索エンジンを利用する現在では、検索エンジンからの集客は欠かせない存在です。検索エンジンマーケティングには大きくSEOとリスティング広告がありますが、どちらにも使えるおすすめのツールには以下があります。
1.Google AdWordsキーワードプランナー
GoogleAdWordsキーワードプランナーは、Googleが提供するキーワードツールです。
GoogleとGoogleのパートナーとなっている検索エンジンから、キーワードの検索回数や過去の統計を取得できるほか、リスティング広告でのキーワードの競合性、見積りや、関連キーワードの一覧などを取得することが可能です。
SEOにもリスティング広告にも活用できる必須のキーワードツールです。利用にはGoogleAdWordsのアカウント解説が必要(無料)ですが、すべての機能を無料で利用することができます。
2.goodkeyword
goodkeywordは、Google、Yahoo!、Bingで検索されている関連キーワード、複合キーワード、サジェストキーワードを調査できるツールです。また、Yahoo! 知恵袋とGoogleトレンドのデータも瞬時に閲覧することが可能です。
後述する「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」よりも取得できるキーワード数は少ないですが、Bingにも対応しているため広くキーワードを集収したいのであればオススメです。
3.関連キーワード取得ツール
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)は、Google、Yahoo!の関連語句に加えて、教えて!goo、Yahoo!知恵袋から関連キーワードを一括取得して表示するツールです。
Goodkeywordよりも幅広い数のキーワードを集収可能です。Webサイトのコンテンツのバリュエーションを増やしたい際におすすめのツールです。
4.キーワードウォッチャー
キーワードウォッチャーは、クロスリスティングが提携しているキーワード検索数調査ツールです。大手ポータルサイトの検索データをもとに、キーワードの検索数や複合ワードが、いつ、どれだけ検索されたのかを知ることができます。
無料版では1ヶ月20回まで検索が可能で、有料版はライトプランが月額2000円で500回まで、ゴールドプランが月額2万円で1万回まで検索が可能です。
6.weblio類語辞典シソーラス
weblio類語辞典シソーラスは、約4000000語の類語や同義語・関連語とシソーラス、対義語を収録しているWebサービスです。
「文章が単調になっているな」と感じた時や、言い換えるための同意語や同義語がすぐに出てこない時などに活用できるサービスです。
7.keygram
keygramは、「どんなコトバが語られているか」、そして、「それがどんなコトバ(関連語)と共に語られているか」、ブログで語られている今のホットな話題や、気になる話題の変化やトレンドを知ることのできるサービスです。
約2.5億のブログエントリの情報を集収した解析データを活用して、入力したキーワードから連想されるキーワードを抽出することができます。
SEO(検索エンジン最適化)向けツール
SEO向けのツールでは、キーワードリサーチ、検索順位調査、被リンク監視、内部分析、コンテンツ対策などのシーンでツールの活用ができます。SMM向けのツールに加えて、おすすめのツールは以下になります。
8.Googleウェブマスターツール
Googleウェブマスターツールは、Googleの検索結果でのサイトのパフォーマンスを監視・管理できるGoogleの無料サービスです。
自分のサイトをWebマスターツールに登録することで、自分のサイトがGoogleにどのように認識され、検索結果ページに表示されているかなどを監視でき、最適化することに役立てられます。
9.SEOチェキ!
SEOチェキ!は、自サイトや競合サイトのSEO調査ツールです。
検索順位や被リンクの状況、キーワード使用頻度などを瞬時に調査することができます。ブックマークレートにも対応しているため便利です。
10.検索順位チェックツールGRC
検索順位チェックツールGRCは、Google、Yahoo、Bingの検索エンジンでの検索順位をチェックできるツールです。
無料版では3URLまで、20キーワードまでの計測が可能です。有料版ではURL数、キーワード数ともに無制限でチェックすることができます。
上位100サイトの順位をデイリー計測、順位のグラフ化、メモ機能、データのCSVエクスポート、リスティング広告の順位監視など様々な機能が備わっていて、自サイトの順位監視や競合サイトの順位分析などに非常に重宝します。
11.SEO難易度チェックツール
SEO難易度チェックツールは、検索エンジンで上位表示するおおよその難易度を調査できるツールです。無料で1回につき3キーワードまで調査することができます。
数字でスコアが表示されるため他のキーワードと比較しやすく、おおよそ当たっています。検索結果ページをキーワードごとにいちいち見なくても、ざっくりとした難易度を知りたい時に便利です。
12.Open Site Explorer
Open Site ExplorerはMOZが運営する、バックリンク(被リンク)の確認・分析ツールです。外部対策の代表的な指標であるドメインオーソリティー、ページオーソリティー、ルートドメイン、トータルリンクなどを確認することができます。
インターネット上の全てのリンクを集収しているわけではないため、主に有名な競合サイトの分析に役立ちます。自サイトに対してのリンクの数などは、WebマスターツールやMajestic SEOがおすすめです。
13.PageSpeed Insights
PageSpeed InsightsはGoogleが提供する、ページの表示速度を0~100 ポイントのスコアで表示してくれるサイトのパフォーマンス計測ツールです。
携帯端末とデスクトップ端末向けのページの計測を一度に行うことができます。また、どのようにすれば表示速度が早くなるのかの提案を優先度付きで表示してくれます。検索エンジンやユーザビリティの観点でサイトの表示速度は非常に重要なので、パフォーマンス改善に役立てることができます。
14.aguse.jp
aguseは、調査したいサイトのURLや受信したメールのメールヘッダーを入力することにより、関連する情報を表示するサービスです。
IPアドレスや同一サーバ上の他のウェブサイト、ドメイン情報、IPアドレスの管理者情報などをリサーチすることができます。
15.Google検索コマンド
Googleではあまり知られていない便利な検索コマンドが多数存在します。中でもSEO向けに役立つコマンドとしては以下があります。
- site: 特定のサイトのみに絞って検索
- link: 特定のURLに向けてリンクが貼られているページを検索
- inurl: URLの全部または一部に含むページを検索
- related: URLが同様の、似ているページを検索
- cache: 特定URLのGoolgleキャッシュを表示
- filetype: ファイル形式を絞って検索
- “検索キーワード” 完全一致での検索
リスティング広告向けツール
リスティング広告は他の広告に比べて、作業量の多い広告手法です。多くの作業をツールで短縮して、分析や思考の時間に当てるようにしましょう。
16.Adwords Editor
AdWords Editorは大規模なリスティング広告のAdWordsアカウントを効率的に運用管理するための無料ツールです。
キャンペーンのデータをダウンロードして編集ツールで効率的に内容を追加・変更してアップロードすることができます。リスティング広告の運用者には必須のツールです。
17.karabiner
karabinerはキーワードの掛けあわせを簡単に作成してくれるツールです。
入稿ファイルではありませんが、キーワードの組み合わせを瞬時に作成することができます。
18.Google広告プレビューツール
Google広告プレビューツールは、AdWordsで広告が表示されない原因を調べることができるツールです。
特定のキーワードを入力するとGoogleの検索結果ページのプレビューを表示して、広告を確認することができます。
19.Yahoo広告プレビューツール
Yahoo広告プレビューツールは、Yahoo!の検索結果ページで広告の表示を確認できるツールです。
地域やデバイス、キーワードなどを指定してプレビューを確認することができます。
20.リスノミ
リスノミは、GoogleとYahooの検索結果ページから、リスティング広告のPC向けの検索結果の広告文を表示してくれるツールです。
競合サイトの広告文を一括で表示することができるので、広告文を作成する初心者の方や、差別化やUSPを引き立たせる広告文の作成に役立てることができます。
21.Lisket
Lisketは業界初のリスティング広告運用の総合支援ツールです。
リスティング広告の運用にかかる膨大な作業時間を圧倒的に削減することができ、アカウントの初期構築、レポート自動作成、競合他社のキーワードや広告文の抽出、Yahoo!とAdWordsのCSVの相互変換などを行うことができます。
すべての機能を2週間までは無料で利用することができます。
アプリストア最適化(ASO)向けツール
ウェブの検索エンジンに加えて、iPhone・Androidスマートフォンの普及によってアプリストアへの最適化も重要になっています。63%以上のスマートフォンユーザーは、AppStoreの「検索」を使ってアプリを探しているとも言われています。ASOに使える無料ツールは以下になります。
22.SearchMan
SearchMan(サーチマン)は、スマホアプリ向けのASO分析ツールです。
iPhoneアプリ、Androidアプリに対応しており、無料版ではアプリのフリーワード検索順位や競合との比較などを行うことができます。
23.FLURRY
FLURRYは無料で利用できるスマホアプリのUX解析ツールです。
アプリにSDKを入れる事で利用でき、利用時間やどのボタンを使用したか、バグの有無、コンバージョントラッキング、ファンネル分析などの分析を行うことができます。
無料で利用することができ、米国では多くの大企業にも使われています。
ソーシャルメディアマーケティング向けツール
検索エンジンに次いでWebマーケティング手法として重要なソーシャルメディア。細かいターゲティング配信やエンゲージメント構築、バイラルなどに活用されますが、ソーシャルメディアマーケティングに役立つツールは以下があります。
24.Facebookページインサイト
FacebookページインサイトはFacebookが提供している無料のFacebookページ解析機能です。
Facebookページのファン数の推移から、ページの投稿のリーチ数、クリック数などを細かく分析可能です。
25.Twitterアナリティクス
TwitterアナリティクスはTwitter社が提供するTwitterの分析ツールです。
ツイートのインプレッション数やクリック数などを細かく分析することができます。
26.Buffer
Bufferは、SNSへの自動投稿と投稿の解析ツールです。
設定した時間にTwitter、Facebook、Google+などのSNSへ自動投稿でき、それらのリーチ数、クリック数などを計測することができます。アプリやChrome拡張機能からでも利用することができます。
27.Social Insight
Social Insightはソーシャルメディア分析ツールです。自分が設定したキーワードが、ソーシャルメディアでどのように話題になっているか分析できる傾聴機能や、自分のFacebook、Twitterアカウントのファン分析などを行うことができます。
28.SocialFans
SocialFansは、ソーシャルメディアのいいねを集めることができるソーシャルメディアエクスチェンジサービスです。国別・性別などで、Facebook、Twitter、Google+、インスタグラム、YouTube、ピンタレストなどのいいね・購読・シェアなどを集めることができます。利用に関しては、各ソーシャルメディアの利用規約に従った上で利用しましょう。
コンテンツ・マーケティング向け
2013年から2014年頃にかけて企業がオウンドメディアを立ち上げるなど、コンテンツマーケティングの動きが本格化しています。コンテンツ面では以下のツールが役に立ちます。
29.クラウドワークス
クラウドワークスは日本最大級のオンラインのお仕事マッチングサイトです。100種類以上のお仕事カテゴリーの中から、仕事を受発注することができます。マーケティング関連の業務を代行してもらう時などに活用できます。
31.sujiko.jp
sujiko.jpは、重複コンテンツ・ミラーサイト・類似ページをチェックするツールです。比較したい2つのURLを用意して、どの程度ページが類似しているかを調べることができます。
アクセス解析・サイト分析向けツール
アクセス解析・分析を行うことで、自サイトで行なったマーケティング施策がどの程度有効だったのかを評価しやすくなります。また、課題の抽出や、収益ポイントを見つけて伸ばすことにも活用できます。無料で使えるツールとしては以下がおすすめです。
32.Google Analytics
Googleアナリティクスは、Googleの提供する無料のアクセス解析ツールです。無料のツールの中では機能性、操作性ともに非常に優れています。 投資収益率の測定や、Flash、動画、ソーシャル ネットワークのサイトやアプリケーションのトラッキングや、Webマスターツール、GoogleAdWords、GoogkeAdsenseとの連携による分析も行うことができます。
33.Yahoo!アクセス解析
Yahoo!アクセス解析は、ヤフーが提供するアクセス解析ツールです。GoogleAnalyticsの方が取得できる情報や機能は多いですが、管理画面のUIは使いやすく、Yahoo!プロモーション広告の効果測定も行いやすいことが特徴です。
34.Pt engine
Ptengineはマルチデバイス対応のヒートマップ型アクセス解析ツールです。ヒートマップ解析をスマートフォン、タブレット、PCすべてで実現することができ、すべてのページで「どこまでスクロールしたかの割合」「どこがよくクリックされたかの値」が分かります。ランディングページを始めとするページ解析には非常に重宝するツールです。有料版ではhttpsの解析や計測量の追加、各プレミアム機能を使用することができます。
35.UserHeat
User Heatは、「訪問者が、Webのページのどこの段落を注目して読んでいるのか」と「どの場所がクリックされているか」を調べて、その調査結果を共有することができるツールです。 ウェブサイトにタグを設置することで、無料で調べることが可能です。(企業での利用は有料になります。)
36.SimilarWeb
SimilarWebは競合サイトのアクセス数や集客経路を調べることができるツールです。ライバルサイトがどのようなキーワードで自然流入があるのか?リスティング広告へ出稿しているのか?ソーシャルメディアやメールマガジンからどの程度の流入があるのか、といった集客やサイト利用動向に関するお凡そのデータを集収することができます。
トレンド・ニーズ分析系ツール
ユーザーニーズをリサーチしたり世の中のトレンドを把握することは、マーケティング活動において重要です。どのようなモノやサービスが求められているのか、どんな課題を抱えているのかといったユーザー視点を知るために、ツールやサービスを活用することができます。
37.Questant(クエスタント)
Questant(クエスタント)はマクロミルが提供するWebアンケート作成ツールです。無料でWeb上にアンケートを作成、公開することができます。ドラッグ&ドロップでカスタマイズを自由に行うことができ、直感的で優れたデザインにもなっています。
38.Googleトレンド
Googleトレンドは、キーワードの検索トレンドを調査することができるサービスです。Googleでのキーワードの検索回数の推移や比較、最も検索された現実世界の人物、場所、物のチャートなどを調べることができます。
39.Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋は、質問・回答を投稿してお互いの疑問や悩みを解決し、知識を分かち合えるQ&Aサービスです。マーケティングの観点では、ユーザーのニーズを調べたり、検索キーワードを見つけ出したり、コンテンツのテーマを考える際などに役に立ちます。
終わりに
マーケティング活動において、リサーチや分析、広告配信などはツールを活用して効率化、自動化が行えます。
そこから得た情報やデータをどのように活用するのか、また、そもそもどのようなリサーチや分析を行うのか、という点は自分で考え実行していく必要がありますが、今回ご紹介したツールとサービスがマーケティング施策の役に立てて頂ければ幸いです。