先日、知人と福岡からの帰り、車の中で、ふと昔よく食べに行ってたお店を思い出した。
私、「昔、ダイエーショッパーズの最上階に"ふきや”ってお好み焼き屋があって、よく食べに行ってた。あそこの自家製のコールタールみたいなソースとマヨネーズが美味いよね。」
知人、「知ってます。私もよく行ってましたよ。いつも満席でしたね。安くてボリュームあって美味い。貧乏学生にはありがたかったです。」
私、「最近は、どんどん亭に行っている。俺、焼き方にこだわりがあって家族には焼かせないんだよね。」
知人、「私も同じです。女房から『おとうさんに、任せときなさい。口出しするとうるさいから』って言われます」
ここにも、鍋奉行じゃなくてお好み奉行が居た。
"ふきや”って言うお好み焼き屋さんは、普通のお好み焼き屋と違って、とにかくボリュームが有り、上から押さえて固めてもまだ分厚いので、食べ応えがある。オーダーすると女性と男性では大きさを変えて出て来ていた。その位ボリュームがあるのだ。
普通のお好み屋は、上から押さえつけずふっくら仕上げるところが多い中で、硬いお好み焼きは、ふきやの特長で、食べ応え十分、おなか一杯になるのため、特に学生に人気が有った。
そのふきやも、いつの日か、ショッパーズから消えて、一度探して回ったことがある。
元々は、屋台出身のお店で、屋台街に本店があったと聞き、そこを探したが見つからなかった。
その後、偶然、博多駅前のバスセンターの飲食店フロアにテナントで入っているのを見つけた。
未だに、昔の味と価格を保っているとか・・・
最近行くお好み焼き屋は、飯塚柏の森に有る“どんどん亭”。