毎日多くのアプリが登場して、欲しい情報が手に入る便利な時代となりましたね。ユーザーは情報を検索する際、ブラウザーとアプリのどちらを使うのでしょうか、そしてユーザーはどのようなアプリを好むのでしょうか？今回はヤフーが公表したアプリ利用調査から、気になる調査結果をピックアップいたします。

ヤフーが「アプリ利用調査」を発表

ヤフーはアプリをダウンロードしたことがあると回答した人を対象に「アプリの利用調査」を発表しました。この調査はスマホ利用者にアプリの情報収集やダウンロードに関する動向調査を年代別に行うことで、アプリに対する需要や傾向を把握することを目的としたものです。 ニュースやポータルサイトなどから情報収集する際、ブラウザーとアプリのどちらで閲覧しますか？との質問で、「ブラウザーのみで利用する（または利用するほうが多い）」と答えたユーザーはどの年代でも65％以上を占めており、圧倒的にブラウザーで閲覧していることが分かりました。特にブラウザー派は20代が多く、アプリ派は50代以上が多い結果となりました。 では、商品やサービスを購入する際、ブラウザーとアプリではどちらを利用しますか？との質問で、「ブラウザーのみで利用する（または利用するほうが多い）」と答えたユーザーは全体的に多い結果となりました。 ただし、「アプリのみで利用する（または利用することが多い）」ユーザーは10代で30％以上いるなど年代によって利用率に差が出ました。

利用するアプリのジャンルはほぼ変わらない

続いて、使用しているスマホで、利用しているアプリのジャンルは何か？との質問では、10代から40代までトップは「SNS」、50代以上は「地図・ナビゲーション」という結果となりました。順番は異なるもののすべての年代で上位5に「SNS」「ゲー ム」「地図・ナビゲーション」「動画」の4ジャンルがランクインしており、これらのジャンルは幅広い年代から支持を集めていることが判明しました。

10代はダウンロード頻度が高い

利用しているスマホにアプリをダウンロードする頻度はどれくらいか？との質問では、10代がアプリをダウンロードする頻度は「月に2、3アプリ程度」が最も多い結果となりました。他の年代と比べると10代は比較的ダウンロード頻度が高いようです。また「月に2、3アプリ」以上ダウンロードする人が全体の半数以上を占めており、ダウンロードにあまり抵抗がないといえます。 20代から50代以上のダウンロード頻度は「2、3カ月に1アプリ程度」が最も多い結果となりました。10代と比べると、「月に2、3アプリ」以上ダウンロードする人の割合が20代、30代、50代以上、40代の順で徐々に低くなっています。

10代はテレビCMから、他の世代は検索結果を参考にダウンロード

スマホにアプリをダウンロードする際の参考情報はどこか？との質問では、20代から50代以上は「インターネットでの検索結果」が最も回答割合が高い結果となりました。また、同じくインターネット上での情報としては、10代を除き「ウェブサイトの記事」との回答が30％を超えていました。

ダウンロードの決め手はアプリストアや友人との会話から

スマホにアプリをダウンロードする決め手となる情報は何か？との質問では、20代と40代、50代以上は「家族・友人・知人との会話」 がアプリをダウンロードする決め手となると回答した割合が最も高い結果となりました。一方、30代では「インターネットでの検索結果」との回答が最も多い結果でした。

年齢が高くなるほど、1年以上削除しない

自らアプリストアを訪問してダウンロードしたアプリを、ダウンロードしてからどのくらいで削除するか？との問いでは、自分自身でアプリストアからダウンロードしたアプリを「1年以上」削除しない人は年齢が高くなるほど多いようです。一方で、「すぐに」削除する人は10代の回答割合が最も多い結果となりました。 いかがでしたでしょうか。調査結果から見ると、10代はアプリの入れ替えが早く、それ以外の年代はアプリをなかなか削除しない結果となりました。アプリダウンロードの決め手は友人・知人との会話からというのも興味深い結果ですね。上記以外にさまざまな調査結果が出ていますので、詳細が気になる方は以下サイトにアクセスしてみてください。 アプリのダウンロード、参考にするのは「インターネットの検索結果」 – Yahoo!マーケティングソリューション ブログ