カメラに慣れてくると、次にほしくなるのが三脚。手ブレを抑え、細かく構図を決めるのに便利で、きれいな写真を撮りたいときに役立ちます。高性能なカーボン三脚もありますが高価なため、価格と性能のバランスのよい「アルミ三脚」が定番です。アルミ三脚はSLIK・ベルボン・マンフロットなどさまざまなメーカーから発売されており、どれを選ぶべきか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のアルミ三脚23商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのアルミ三脚をランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなアルミ三脚は「確実にブレを抑えられるうえ、操作と運搬が簡単な商品」。徹底検証してわかったアルミ三脚の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1996年に写真展を開催後、フリーの写真家となる。カメラ専門誌の撮影や執筆、企業広告、セミナー講師などで活動。自身の作品では海外や国内の街を撮影する。 公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。DGPイメージングアワード審査員。NHK文化センター講師。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。屈曲試験機を用いた充電ケーブルの耐久検証や、陸上競技場でのランニングウォッチの測定精度検証などに取り組んできた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
安定性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長秒撮影中に、手が当たるような強い振動がカメラや三脚に加わってもブレない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「三脚のセットや片付けがスムーズなうえ雲台もなめらかに動き、撮影の邪魔をしない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びのしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一眼カメラと一緒に持ち歩くのが苦にならない大きさ・重さの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
1,000円程度の安いものから約5万円ほどの高価なものまで、価格帯が非常に広いアルミ三脚。価格の違いは安定性です。
1000円程度から購入できるファミリー三脚(ファミリータイプ)は、軽量かつ安価であることがメリット。スマホやコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)など軽いカメラ向きなので、一眼レフやミラーレス一眼などの重いカメラには適しません。軽量なプラスチックパーツが多く耐久性は高くないものの、年数回のイベントごとに使うだけなら十分といえるでしょう。
8,000円以上の価格帯のものは、多くがデジタル一眼などの重いカメラ向きに作られています。安定性が高く、風景・夜景・花火などのブレが気になりやすい撮影向きです。耐久性も高いため、しっかりした三脚がほしい人にはこの価格帯のものがよいでしょう。
なお、5万円以上するような高級アルミ三脚もありますが上級者向きです。なかには、航空機用の金属を採用し、プロカメラマンが10年単位で使うことを前提としたようなモデルも。決して万人向けではありませんが、最高品質のアルミ三脚がほしい人は検討してもよいでしょう。
アルミ三脚を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
カメラの画面やファインダーを見ながら撮影するとき、目線の高さにカメラがないと使いにくく感じてしまいます。おすすめは、自分の目線の高さでカメラを固定できる三脚です。
センターポール(三脚中央にある上下に動くパイプ)を除いた高さが、自分の胸の高さほどまであるものを選ぶようにしましょう。身長を0.8倍するとおおよその胸の高さが計算できますよ。
また、三脚の「最低高」もあわせて確認しましょう。最低高とは、カメラを固定できる一番低い位置を示す値です。花や昆虫などの撮影や地面スレスレのような低い位置からの撮影を行いたい場合は、最低高が低いものが便利です。
撮影に支障のない高さまで三脚が伸びるかも、事前に確認しておきたいポイントです。
中型以上の三脚ではほとんど不満のない高さまで伸びると思いますが、エントリーモデルの三脚はコンパクトさや軽量さを重視して、高さが足りなくなる場合もあるため注意しましょう。
三脚の安定性を左右する脚のパイプ部分は、太さと段数に注目して選びましょう。
実際に検証したところ、パイプ径(脚のパイプの太さ)が太いとより安定してブレにくい傾向が見られました。パイプ径26mm以上のものが、安定性が高い結果に。望遠レンズなどの重い機材を載せる際や夜景撮影には、パイプ径が26mm以上のものを選ぶとよいでしょう。
脚の段数は、3〜5段が一般的ですが、段数が少ないほど最下段のパイプが細くならないため高い安定性を備えています。一方で、段数が多いものは収納時に小さくなる傾向があります。安定性を重視するなら3段、バランスを重視するなら4段、持ち運びやすさを重視するなら5段がよいでしょう。
使うカメラが250g程度のコンデジやスマホで、集合撮影などのブレにくい環境で撮影するなら、パイプ径は20mm程度の細めのものでも十分ですよ。
構図を決めたりカメラを微調整したりする際の、使いやすさに関わるポイントをご紹介します。撮影の邪魔をしない、快適な三脚を選びましょう。
雲台とは、三脚とカメラを繋ぐ可動式のパーツのことで、三脚の使いやすさに直結する重要な部分です。
構造的にコンパクトな「自由雲台」は、持ち運びやすさやセットアップの速さが魅力。1つのネジを緩めることで、縦・横・斜めにカメラの向きを変えられます。カメラを手持ちしている感覚のまま雲台を動かしたい人にもおすすめです。
一方で、風景写真や商品写真を撮影するなら「3Way雲台」がおすすめ。操作用のハンドルがそれぞれ独立しており、角度・向きを細かく調整するような撮影向きです。
雲台は、ネジを緩めて構図を微調整するときになめらかに動くか、ネジを締めるときに構図にズレが生じないか、といったポイントに注目して選んでください。ほかに、ネジを軽い力でしっかり締め込めるかも大切ですね。
カメラや雲台、三脚が水平かどうかひと目でわかるパーツが水準器です。カメラに取り付けられる外付けの水準器も販売されていますが、三脚や雲台に最初からついていれば用意する手間が省けます。
しかし、三脚に搭載されている水準器は精度が低い場合もあるので、水平を確実にとりたい場合はカメラに内蔵されている電子水準器を活用するのがよいでしょう。もちろん、より精度の高い水準器を別途用意するのもおすすめですよ。
三脚を持ち運ぶ際には三脚ケースがあると便利です。三脚は屋外で使うと汚れるうえ、むき出しで持っていると人にケガをさせるおそれもあるので、公共交通機関を使って移動する際にはマナーとして三脚ケースを使いましょう。
三脚に付属している場合が多く見られますが、照明機材などと一緒に持ち運びができる大型のケースや、赤や青といった色つきのケースも別売りされています。
せっかく購入した三脚は長く使いたいですよね。三脚のロック部分や雲台は砂やゴミなどで傷むため、定期的なメンテナンスが大切です。
修理のスムーズさやグリスの手に入れやすさ、各部の清掃対応など、アフターサービスや補修部品が充実しているかにも注目して選んでみてください。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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安定性の高さ | 使いやすさ | 持ち運びのしやすさ | 三脚タイプ | パイプ径 | 耐荷重 | 全高 | パイプ素材 | 全高(センターポール除く). | 縮長 | 重量 | 最低高 | 段数 | ロック方式 | 雲台タイプ | 水準器搭載 | 三脚ケースあり | |||||||
1 | VANGUARD VANGUARD|VEO 3GO 265HAB | ![]() | 13位 | ブレに強く使いやすい!欠点なしの多機能な万能三脚 | トラベル三脚 | 26mm | 5kg | 166.5cm | アルミニウム | 126cm | 41cm | 1.66kg | 24cm | 5段 | ナットロック式 | 自由雲台 | |||||||
2 | マンフロット befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット|MKBFRTA4BK-BH | ![]() | 9位 | 自由雲台のなめらかさは随一。高い水準のトラベル三脚 | トラベル三脚 | 22.5mm | 8kg | 150cm | アルミニウム | 127cm | 40cm | 1.49kg | 40cm | 4段 | ナットロック式 | 自由雲台 | |||||||
3 | Fotopro Fotopro|X-go Chameleon | ![]() | 19位 | 脚ロックの使いやすさは特筆もの。安定性に優れコスパよし | トラベル三脚 | 25mm | 3.5kg | 157.5cm | アルミニウム | 131cm | 43cm | 1.61kg | 43.2cm | 4段 | ナットロック式 | 自由雲台 | |||||||
4 | マンフロット Elementトラベル三脚 スモール|MKELES5BKBH | ![]() | 1位 | 脚や雲台が使いやすく、軽くて伸縮比もトップクラス | トラベル三脚 | 22mm | 4kg | 143cm | アルミニウム | 127.5cm | 32cm | 1.15kg | 36cm | 5段 | ナットロック式 | 自由雲台 | |||||||
5 | スリック エアリーM100 | ![]() | 15位 | 重い機材向きではないが、コンパクトで誰でも持ち運べる重さ | トラベル三脚 | 20mm | 1.5kg | 124.1cm | アルミニウム | 107cm | 35cm | 0.895kg | 16.5cm | 4段 | レバーロック式 | 自由雲台 | |||||||
6 | 3 Legged Thing パンクス コーリー 2.0 & エアヘッド ネオ 2.0 | ![]() | 18位 | 唯一無二のデザイン。伸縮はスムーズだが安定性はそこそこ | トラベル三脚 | 23mm | 14kg | 146cm(雲台含む) | マグネシウム合金 | 111cm | 36.1cm | 1.78kg(全オプション含む) | 18.4cm(雲台含む) | 5段 | ナットロック式 | 自由雲台 | |||||||
7 | BENRO GoPlus アルミニウム三脚 1型4段|FGP18AB1 | ![]() | 本体はやや重めだがコンパクト。雲台はなめらかでズレは微小 | トラベル三脚 | 25.2mm | 8kg | 164cm | アルミニウム | 145cm | 46cm | 1.98kg | 46cm | 4段 | ナットロック式 | 自由雲台 | ||||||||
8 | ベルボン Velbon|シェルパ 635III N |SHR635-3N | ![]() | 10位 | 安定性や操作性はトップクラス。ただし持ち運びは大変なおそれ | 中型三脚 | 29mm | 8kg | 179cm | アルミニウム | 139cm | 67cm | 2.43kg | 29.5cm | 3段 | レバーロック式 | 3Way雲台 | |||||||
9 | ベルボン Velbon|ウルトラ 455 | ![]() | 17位 | 脚の調整にはクセがあるが、セットの早さは最速クラス | 中型三脚 | 24mm | 8kg | 162cm | アルミニウム | 137.5cm | 42.5cm | 1.44kg | 21cm | 5段 | ウルトラロック式 | 3Way雲台 | |||||||
10 | ベルボン Velbon|ファミリー三脚 4段 EX-640 II | ![]() | 7位 | 安定性には欠けるが、価格以上の使いやすさを実現 | ファミリー三脚 | 26mm | 5kg | 170cm | アルミニウム | 142.9cm | 53.5cm | 1.69kg | 50.6cm | 4段 | レバーロック式 | 3Way雲台 |
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 5kg |
全高 | 166.5cm |
縮長 | 41cm |
重量 | 1.66kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
今回検証した三脚のなかでトップクラスの安定性がある商品でした。撮影した画像を確認してもブレは見られず、画像を拡大してもブレはほとんど目立たないほど。ブレが生じた場合も、すぐに収まっている印象がありました。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 126cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
VANGUARD VEO 3GO 265HABをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 8kg |
全高 | 150cm |
縮長 | 40cm |
重量 | 1.49kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
イタリアで創業した、世界最大級の総合写真機器メーカーであるマンフロットの「befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット」。洗練されたデザインと、多くのフォトグラファーに愛されてきた歴史があり、市場の定番商品です。
脚パイプはスムーズに伸縮する一方、センターポールは引っかかる感じがありました。脚のナットロックは回転角度が大きく、固定時には手首を2回ほどひねる必要があるでしょう。また、雲台は非常になめらかに動かせ、固定時の構図の微調整もしやすく感じました。
本体サイズも大きな魅力で、持ち運びも含めた総合的なバランスがよいトラベル三脚です。製品型番から保守部品が検索できるアフターサポートもあり、長く愛用できるものを探している人におすすめといえます。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 127cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
マンフロット befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット MKBFRTA4BK-BHをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 3.5kg |
全高 | 157.5cm |
縮長 | 43cm |
重量 | 1.61kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
脚のナットロックの出来が非常によく、軽く手首をひねるだけでスピーディーなロック・アンロックが可能でした。脚パイプの伸縮もとてもスムーズですが、センターポールは固定する際にナットロックだけでなく小さなネジも使う必要があり、面倒な印象です。一方で、雲台のつくりはよく、ロックもスムーズでした。
縮長や重量も標準的なトラベル三脚クラスなので、持ち運びにおいてストレスを感じることは少ないでしょう。総合的に高評価な商品でありながら手の出しやすい価格で、コストパフォーマンスのよい三脚を探している人におすすめです。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 131cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
Fotopro X-go Chameleonをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 4kg |
全高 | 143cm |
縮長 | 32cm |
重量 | 1.15kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
イタリアに本拠地を置く写真機器総合メーカー、マンフロットの「Elementトラベル三脚 スモール」。本体は小さく、携帯性を重視するユーザーから人気の高いトラベルタイプのアルミ三脚です。
安定性の検証で撮影した画像を見ると、拡大しなければブレはあまり気にならないものの、拡大するとブレていました。ブレは瞬時には収まりませんが、大きな不満はないレベルです。望遠レンズや重い一眼レフを使わなければ、困ることは少ないでしょう。
脚のパイプは非常にスムーズに伸縮し、雲台もなめらかに動かせます。雲台の固定時には構図のズレが生じましたが、大きくないためあまり気にならないでしょう。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 127.5cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
マンフロット Elementトラベル三脚 スモール MKELES5BKBHをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 1.5kg |
全高 | 124.1cm |
縮長 | 35cm |
重量 | 0.895kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
多くのプロ写真家に愛される国内三脚ブランド、SLIKの「エアリーM100」。大きな機材は好まれない旅行やスナップ撮影向きの三脚として、量販店やカメラ専門店などでも人気の定番モデルです。
雲台が小さいこともあり、カメラに衝撃を与えた際にはブレが目立ちました。しかし、脚に衝撃を与えた際にはブレは大きくなく、あまり気にならないでしょう。一眼レフや望遠レンズなどの大きな機材向きではありませんが、コンデジやミラーレス一眼など小さいカメラに使う分には十分な安定性といえます。
開脚角度の調整ボタンは、検証した三脚のなかで最もシンプルで使いやすく感じました。加えて、脚のパイプの伸縮はスムーズ。雲台は一定以上の力で締め込めないようになっており、軽いカメラ向きの雲台といえます。
パイプ素材 | アルミニウム |
---|---|
全高(センターポール除く). | 107cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
スリック エアリーM100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 14kg |
全高 | 146cm(雲台含む) |
縮長 | 36.1cm |
重量 | 1.78kg(全オプション含む) |
ロック方式 | ナットロック式 |
パイプ素材 | マグネシウム合金 |
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全高(センターポール除く). | 111cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 8kg |
全高 | 164cm |
縮長 | 46cm |
重量 | 1.98kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
「GoPlus アルミニウム三脚 1型4段」は、中国の三脚・撮影機材メーカーとして有名なBENROから2022年2月に発売されたアルミ三脚。センターポールが地面と水平になる構造で、俯瞰撮影が容易に行えます。
カメラに衝撃を与えた際にはほぼブレが見られませんでした。一方で、脚に衝撃を与えた際にはブレが生じ、解像感は低下。ただし、ブレは比較的早く収まっている印象がありました。
脚が反転するトラベルタイプの三脚で、縮長は短め。本体はやや重いものの、持ち運びにくく感じるほどではないでしょう。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 145cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 8kg |
全高 | 179cm |
縮長 | 67cm |
重量 | 2.43kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
一方で、本体サイズは大きく手軽に持ち運べるとはいえません。本体重量は大きく評価は伸び悩みましたが、これは屋外撮影時に風の影響を受けにくいというメリットともいえます。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 139cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
ベルボン シェルパ 635III N SHR635-3Nをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 8kg |
全高 | 162cm |
縮長 | 42.5cm |
重量 | 1.44kg |
ロック方式 | ウルトラロック式 |
60年以上の歴史を持つ国内三脚メーカー、ベルボンの「ウルトラ 455」。本格的な三脚の機能を持ちつつもコンパクトな本体サイズで、さまざまなユーザーのニーズに合わせた三脚として定番の商品です。
カメラ・脚に衝撃を与えた際にはブレが生じ、画像を拡大するとブレが目立ちます。画像を拡大しない場合はそれほど気にならず、一般的な撮影をする分には不満は大きくないでしょう。
一般的な脚ロックとは異なる、脚の両端を持ってひねるだけでロック・解除ができるウルトラロックを採用し、伸縮の早さは検証した商品のなかで最速クラス。加えて、脚パイプや雲台の引っかかりもありません。ただし、構造上最も細いパイプだけ短くすることは簡単ではありません。思いどおりに脚の長さを調整するためには、慣れや工夫が必要です。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 137.5cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 5kg |
全高 | 170cm |
縮長 | 53.5cm |
重量 | 1.69kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
脚パイプはスムーズに伸縮し、脚のロックの操作も簡単です。雲台は引っかかることなく操作できました。固定時にややズレが目立つことがありましたが、厳密な構図の調整をしないなら不満はあまりないといえます。
縮長は一般的なアルミ三脚のサイズ感です。小さく軽いわけではないものの、はじめて三脚を買う人でも負担をあまり感じずに持ち運べるサイズといえます。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 142.9cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
ベルボン ファミリー三脚 4段 EX-640 IIをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | トラベル三脚 |
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耐荷重 | 6kg |
全高 | 135.5cm |
縮長 | 29.5cm |
重量 | 0.786kg |
ロック方式 | ウルトラロック式 |
カメラ・脚に衝撃を与えると、画像を拡大しなくとも少しブレが目立ちました。衝撃もすぐに収まらない印象です。一眼レフをはじめとする重いカメラ向きではないものの、軽量なミラーレス一眼やコンデジに使うなら大きな不満はないでしょう。
雲台が小さいこともあり操作しにくく感じますが、雲台自体の動きはスムーズです。脚のロック方式はベルボン独自のウルトラロックで、伸縮はスピーディー。ただし、高さの微調整には慣れや工夫が必要です。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 118.2cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
ベルボン UT-3ARをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 1.5kg |
全高 | 131cm |
縮長 | 42.1cm |
重量 | 0.87kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
三脚を中心に照明やカメラバッグなどのカメラ用品を幅広く扱う、ヴァイテックイメージングの「Joby COMPACT ライト キット」。マンフロットブランドで販売されていた「COMPACTライト三脚 フォトキット」の後継モデルで、価格帯から初心者向きの三脚といえます。
安定性の検証では、カメラに衝撃を与えた場合にブレが目立ち、なかなかブレが収まりませんでした。一方、脚に衝撃を与えた際にブレは生じているものの、画像を拡大しなければそれほど気にならないでしょう。
脚パイプを伸ばす際に何度か引っかかることがありましたが、使いにくいほどではありません。雲台はなめらかに動かせる一方で、固定時にズレが生じたため、向きの微調整は難しく感じました。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 103.3cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 4kg |
全高 | 155cm |
縮長 | 46cm |
重量 | 1.05kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
中国の大手三脚メーカー、BENROの「シアンバード カーボン/アルミ三脚 TCBH15N00P」。脚の1段目はカーボン素材、2段目以降はアルミ素材を使った珍しい構造の三脚です。
カメラに衝撃を与えた際、手ブレは生じているものの拡大しなければ目立たない程度のものでした。一方で、脚に衝撃を与えた際には大きく目立つブレが発生。一眼レフや望遠レンズなどの重い機材ではなく、軽いミラーレス一眼やコンデジを使う場合には安定するでしょう。
雲台はスムーズに動き、軽い力でしっかりと固定できて快適に操作可能です。脚のロックレバーは指が掛かりやすいものの、固めで操作には力が必要。脚パイプは伸縮時に引っかかることもありました。
脚の最上段にカーボン素材を使っているため、全高が高いわりに本体は軽量です。脚パイプも珍しい楕円形を採用しており、三脚全体の直径もスリム。なお、脚構造はトラベルタイプではなく一般的なもので、縮長はやや長めです。
パイプ素材 | カーボン(1段目)、アルミ合金(2〜5段目) |
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全高(センターポール除く). | 132cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 最大1.5kg |
全高 | 172cm |
縮長 | 48cm |
重量 | 1.32kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
伸縮比に優れており、高さがある三脚のなかでも持ち運びやすいといえるでしょう。本体重量も軽めで、三脚を使うのがはじめての人でも負担に感じにくいといえます。
パイプ素材 | アルミ |
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全高(センターポール除く). | 148.5cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 4.5kg |
全高 | 156.5cm |
縮長 | 43.5cm |
重量 | 1.22kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
「シアンバード カメラ用三脚 TCBA15FS20PROC」は、中国の大手三脚メーカーであるBENROから2023年4月に発売されました。自由雲台とビデオ雲台、どちらとしても使える珍しい雲台が付属しています。
カメラ・脚パイプに衝撃を与えると、撮影した写真にはブレが発生。写真全体の解像感が低下しているように見えてしまいました。また、衝撃による三脚の揺れもすぐに収まらなかったため、長時間露光の際には注意が必要です。
脚パイプは伸縮時に引っかかることがあり、パイプの自重だけではスムーズに伸びませんでした。自由雲台とビデオ雲台のハイブリット仕様の雲台は、各部にオイルが封入されてなめらかに動きます。動画撮影もしたい人に適していますが、静止画を撮る際に素早く向きを変えられない点はデメリットです。
大きめの雲台を搭載していながら重量は軽く、持ち運びには苦労しないでしょう。脚パイプは珍しい楕円形で、収納時の直径はスリムです。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 133cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 1.5kg(脚最大荷重3kg) |
全高 | 153cm |
縮長 | 48.5cm |
重量 | 1.29kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
検証をしたところ、カメラや脚に衝撃を与えた際のブレ幅はそれほど大きくありませんが、揺れはなかなか収まらなかったので安定性が高いとはいえませんでした。とくに重い機材や望遠レンズを使用する際は注意が必要といえます。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 126.7cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 1.5kg |
全高 | 157cm |
縮長 | 48.5cm |
重量 | 1.22kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
安定性の検証では、写真を拡大せずともブレが少々目立ち、ブレ自体もなかなか収まりにくい傾向がありました。重いカメラの使用やブレが目立ちやすい夜景の撮影向きではなく、家庭用ビデオカメラやスマートフォンといった、比較的軽量なカメラに適しています。
脚パイプはスムーズに伸縮し、引っかかることはほぼありませんでした。雲台を固定するときにズレが生じるため、厳密な構図の調整は難しい印象ですが、雲台の向きを変える際に引っかかる感じはあまりありませんでした。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 129.5cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 1.5kg |
全高 | 158.5cm |
縮長 | 54.5cm |
重量 | 1.13kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
安定性の検証では、カメラや脚に衝撃を加えた際にブレが目立ちました。画像を拡大しなくてもブレが気になり、安定性が高いとはいえません。また、ブレが収まりにくいため、重いカメラや大きなレンズを載せる際には注意が必要でしょう。
脚パイプはスムーズに伸縮し、レバーロックもストレスなく操作できました。雲台はなめらかに動くものの、固定ノブを締め込むとカメラの向きが大きくズレてしまいました。加えて、脚パイプもたわんだため、構図の厳密な調整は難しいといえます。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 130cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 15kg |
全高 | 184cm |
縮長 | 67cm |
重量 | 2.16kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
脚に衝撃を与えるとブレが気になる場合があるものの、カメラに衝撃を加えた際にはブレはほぼ目立ちませんでした。加えて、ブレはすぐに収まっている印象です。
脚パイプの伸縮時に引っかかりを感じることは少ない一方で、脚のナットロックが解除できたか感覚的にわかりにくく、やや使いにくい印象を受けました。また、雲台は固定時のズレが大きく、操作ノブの役割も不明瞭です。
パイプ素材 | マグネシウムアルミ合金 |
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全高(センターポール除く). | 140cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | 中型三脚 |
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耐荷重 | 15kg |
全高 | 179.5cm |
縮長 | 73.8cm |
重量 | 2.14kg |
ロック方式 | ナットロック式 |
カメラに衝撃を与えたときはブレはあまり目立ちませんでした。しかし、脚に衝撃を与えた際にはブレが目立ち解像感が大きく低下。ブレもなかなか収まらず、画像を拡大せずともブレが気になりました。
一方で、折りたたんだときのサイズはアルミ三脚のなかでも最大級。本体重量も大きめであり、持ち運びが容易とはいえないでしょう。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 146.5cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 2.9kg |
全高 | 152.4cm |
縮長 | 88.9cm |
重量 | 1.23kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
Amazonが全世界で展開する独自ブランド、Amazonベーシックの「カメラ三脚」。全高は高いながらも低価格なため、はじめての三脚として人気の高い商品です。
脚パイプの伸縮で引っかかることがあり、雲台はなめらかに動かせませんでした。雲台やセンターポールなど各部にがたつきがあるため、構図の微調整は困難。総合的に使いやすいとはいえません。
また、縮長がかなり長く、持ち運びは容易とはいえないでしょう。なお、本体重量は入門用の三脚としては平均的です。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 1.5kg |
全高 | 120cm |
縮長 | 39cm |
重量 | 0.57kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
OEMやODMも手掛ける中国の有名三脚メーカー、Fotoproの「DIGI-204 GM」。非常に低価格で、コンデジやスマートフォンに向いている入門用の三脚といえます。
脚パイプはスムーズに伸縮せず、雲台はなめらかに動かせませんでした。加えて、雲台の固定用ハンドルも操作しにくく、構図の微調整も非常に難しい印象です。
反面、本体は非常に軽量。縮長も短く、どのようなアルミ三脚よりも持ち運びやすいといえるでしょう。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 101cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
三脚タイプ | ファミリー三脚 |
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耐荷重 | 1kg |
全高 | 154cm |
縮長 | 47cm |
重量 | 0.765kg |
ロック方式 | レバーロック式 |
今回の検証では、カメラ・脚に衝撃を与えると大きくブレて、揺れもなかなか収まりませんでした。一眼レフや望遠レンズを使うことは避け、コンデジやスマートフォンなどの軽いカメラの使用にとどめたほうがよいでしょう。
また、脚パイプの伸縮も引っかかる場合が多く、使いやすいとはいえません。三脚・雲台ともに剛性が低く、操作をする際にしなってしまい、構図の微調整は困難でした。
一方で、本体は軽く作られています。縮長は短くないもののスリムなため、持ち運びに苦労するおそれはまずありません。
パイプ素材 | アルミニウム |
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全高(センターポール除く). | 122.5cm |
水準器搭載 | |
三脚ケースあり |
mybestではベストなアルミ三脚を「確実にブレを抑えられるうえ、操作と運搬が簡単な商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のアルミ三脚23商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。
検証①:安定性の高さ
検証②:使いやすさ
検証③:持ち運びのしやすさ
今回検証した商品
安定性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「長秒撮影中に、手が当たるような強い振動がカメラや三脚に加わってもブレない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
長秒撮影中に、三脚の脚・取り付けたカメラそれぞれに一定の衝撃を与えます。撮影した画像の被写体のブレ方を、テスターが確認・分析して安定性の高さを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「三脚のセットや片付けがスムーズなうえ雲台もなめらかに動き、撮影の邪魔をしない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
それぞれの三脚をテスターが実際に使用して使いやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
持ち運びのしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一眼カメラと一緒に持ち歩くのが苦にならない大きさ・重さの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: VANGUARD|VANGUARD|VEO 3GO 265HAB
2位: マンフロット|befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット|MKBFRTA4BK-BH
3位: Fotopro|Fotopro|X-go Chameleon
4位: マンフロット|Elementトラベル三脚 スモール|MKELES5BKBH
5位: スリック|エアリーM100
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