【アキバ物欲】パソコン″ゲームボーイPC″!片手で持ち歩けるほど超コンパクト

■どこにもない世界で一つの面白いものを作りたい!
"ゲームボーイPC"は、T-ZONE. PC DIY SHOP スタッフ 森田建介氏によるオリジナルパソコンだ。2.5インチのハードディスク並みに小さい"Pico-ITXマザーボード"が登場したのを機に、同マザーボードが入るパソコンを製作しようと、ゲームボーイの筐体でパソコンを作ることを思い立ったという。森田氏は、今までにも面白系の自作パソコンとして、"スーパーファミコンPC"や"ツインファミコンPC"を製作しており、今回の"ゲームボーイPC"は、自作PCの第3弾となる。![]() |
写真:右斜め正面から見た"ゲームボーイPC" |
"ゲームボーイPC"は、ゴールデンウィーク明けの週末から同店に展示しているが、その場で立ち止まり、ジックリと眺める人も多いという。マザーボードは借り物であるが、そのほかのPCパーツはすべて自分で揃えたそうだ。気になるパーツ代だが、電源部分が1万円、40Gバイトコンパクトフラッシュメモリーカード(CFカード)が7,000〜8000円、1Gバイトのメモリーモジュールが3,000〜5,000円、ゲームボーイ本体がジャンク扱いで200円と、トータルで2万円強の計算になる。
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"ゲームボーイPC"のポップ | "ゲームボーイPC"の展示コーナー |
製作時間は、20〜30時間で、ゲームボーイ内にうまく入るように筐体を削るなど、細かな微調整が必要だったという。さすがに液晶画面を組み込むことはできなかったが、パソコンとしての基本的な機能は、すべてゲームボーイの筐体内に収まってしまったというから驚きだ。
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"ゲームボーイPC"の内部 |
ゲームボーイの液晶部分は、CPUの廃熱用の穴としてくりぬかれているが、A/BボタンをLEDボタンに変更し、Aボタンが電源、Bボタンがハードディスクのアクセスランプとして機能する。電源スイッチも押しやすいプッシュ式に変更。十字キーとSTART/SELECTボタンは、そのままのかたちで残されているが、とくに機能は割り当てられていない。
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左斜め正面から見た"ゲームボーイPC" |
左側面には、VGAポートと無線LANポート。右側面には、USBポート×2を備える。背面には、ハードディスクの代わりとなるCFカードが見える。電源部も市販ユニットで小型のものを使用している。
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左側面から見た"ゲームボーイPC" | 右側面から見た"ゲームボーイPC" |
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背面から見た"ゲームボーイPC" | 市販ユニットを改造した電源ユニット |
OSは、CFカードのメモリー容量を考えて、Windows XP Home Editionにしたが、ストレスなく動作するとのこと。次回作について森田氏は、「ゲーム機でいくか、ほかのMacですとか、普通のWindowsパソコンではない面白いものを作ります」と、まだまだ意欲満々だ。
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システムのプロパティの画面 |
第4弾は、どんなサプライズPCが登場するのだろうか? 今から次回作の登場が楽しみでならない。
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■T-ZONE. PC DIY SHOP
編集部:関口哲司
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