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2008 年 8 月 12 日





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Warp
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

QuartzComposerで作られたスクリーンセーバ。

宇宙を星が流れるような速度で航行しているようなイメージのスクリーン。
NeXTSTEPで結構ファンがいたスクリーンセーバらしい。
設定で星の多さ、ワープ速度、星の赤方変位(色温度の偏り、赤っぽくなったり青っぽくなったり)、ワープする方向、自動操縦(?)の有無などを設定できる。
デフォの設置のままだと星に赤や青などの色が微妙についていてそれもまた美しい。

いろいろ設定を変えて眺めていると吸い込まれるような魅力がある。






Warpの設定画面
パラメータは上からワープ速度、流れる星の多さ、色温度、自動操縦、X軸Y軸の方向設定と続く





いろいろ設定を変えてみると面白い


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Windowsで文字化けしないzipを作る
Windowsで文字化けしないパスワード付きzipを作る
Windowsで文字化けしない無圧縮zipを作る
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

FinderTerminalで作ったzipはWindowsにそのまま渡すと文字化けしたり、データが開かなかったりするが、Windowsでも開くようにファイル名を互換にする手順をスクリプト化してさらにアプリ形式にまとめてくれた便利グッズ。

目的はまさにこのアプリの名前そのまま。
Windowsにzipを渡すと「開かない」「文字化けしてる」というクレームをもらう。
これはファイル名の文字コードでMacOSXはユニコードを使っており、WindowsはShift-JISを使っているという問題から発生する。

Macでは最近はバイナリの配布は.dmgを使って行われることが多く、WindowsではLHAなどが多いようで、両方で共通に使われるフォーマットというとどうしてもzipということになる。
それでMacからWindowsにファイルを渡す時に「zipでくれ」ということになるのだが、そのままFinderで右クリック(コンテクストメニュー)でzip化して渡すと、大抵はクレームの嵐になる。
相手がユニコードのファイル名を扱える環境ならいいが、一般的なWindowsユーザの場合ほぼそれは絶望的だ。
それならzipにしないで渡せば良さそうなものだが、ファイルが100個入っているフォルダを渡すときに、いちいちフォルダから出して添付ファイルを100個ずらっと並べて渡すのも嫌がらせみたいなものだ。
やはりフォルダごとzip化して添付一個でスマートに渡したい。

ファイル名の文字コードを変えてzip化すればいいのだが、それがいうほど簡単ではなくて結構めんどうだった。
このWindowsで文字化けしないzipを作るの作者さんは、その手順をスクリプト化して、しかもドロップレットにまでまとめあげてくれた。
これは便利。

パッケージには3つアプリが入っていて、それぞれの役目は名前のまま。
Windowsで文字化けしないzipを作るWindowsで文字化けしないパスワード付きzipを作るWindowsで文字化けしない無圧縮zipを作るの三つ。

動作にはこちらのサイトに行ってconvmvというファイルをダウンロードしてこないといけない。
これは要するに文字コード変更のエンジンのようなもの。元々はLinux用のスクリプトなのだが、これが利用できる。
使用法はリンク先の最新バージョンのconvmvのtarをダウンロードしてきて、それを解凍、その中からconvmvという名前の実行ファイルを「アプリケーションフォルダ」の第一階層に置く。
必ずフォルダから出して最初の階層に置くこと。
取り出すのはconvmvというファイルだけでいい。
他は全部捨ててもかまわない。

それでWindowsで文字化けしないzipを作るは動く筈だ。 Windowsと文字コード互換になるのも便利だし、ドロップレットで簡単にパスワード付きのzipが作れるのも便利。
これも愛用の逸品になりそうだ。

日本語のファイルネームだが、どういうファイルネームでもOKというわけではない。
非互換ネームcheckを使って使えないファイル名をチェックしながら設定した方がいい。
? / \ : | * やスペースなどの記号は使えない。当然機種依存文字も避けた方がよい。
他にも「予約語になっているMS-DOSデバイス名(CON, AUX, NUL, PRN・・・・)」などの使えない文字列の情報が作者サイトのコメント欄に書き込まれていて興味深い。
どうやら(カッコ)もだめっぽい。
文字数も31文字規制がある。
これはNTFSとFAT32で違いがあるだろうが、いまでもFAT32のWindowsをそのまま使っている人は数多くいると思うので、基本的には一番低いところの基準にあわせるのが良いと思う。

本当は2バイト、日本語のファイル名は禁止にするのが手っ取り早いんだけどね。
どうしても納得しないWindowsユーザというのはいるので。






Windowsで文字化けしないzipを作るのテストをするために
べたべたの日本語のファイルを日本語のフォルダに入れてzip化の実験をする





ここで注意
こちらのサイトでconvmvをダウンロードしてこないとこのアプリは動かない
こういうアラートを出すだけだ





ダウンロード先は作者サイトにも明記してあるしスクリプトエディタ
Windowsで文字化けしないzipを作るを開いてもこういうマニュアルが出てくる
親切設計がすばらしい





マニュアルの指示に従いconvmvをダウンロードしてきて
そのフォルダからconvmvだけをアプリケーションフォルダの最初の階層に置いておく
他のファイルは捨ててもかまわない





zip化したいファイルまたはフォルダをWindowsで文字化けしないzipを作る
ドロップするだけで同じ場所にzipファイルが出現する





ちょっと待たされるが作業が完了したらこのような表示が出るので気長に待とう





比較のために同じフォルダを右クリック(コンテクストメニュー)でzip化





この3つのスクリプトでzip化したものと
Finderでzip化したものをWindowsに渡してみる
ドキがムネムネの瞬間だ





zipの状態だと4つともファイル名はちゃんと読めているがzipの中身を見るとこの通り
Windowsで文字化けしないzipを作るでzipにしたものはちゃんと日本語になっているが
Finderでzip化したものは文字が化け化け





ファイル名が化けるだけでなく下のFinderでzip化したものは
拡張子があるにもかかわらずファイルの種類も認識できない
ファイル名が壊れると(多分31文字規制をオーバーして)拡張子も壊れて
Windowsユーザが言うところの「壊れて開かないよ」という状態になる
それに対してWindowsで文字化けしないzipを作るのzipは上のように問題なく開いた





またWindowsで文字化けしないパスワード付きzipを作る
ちゃんとWindowsでもパスワードを要求した
設定したパスワードでちゃんと開いたのでこれは使い物になる





Windowsで文字化けしない無圧縮zipを作るWindowsで文字化けしないzipを作るのzipの比較
そんなに大きな差はないが無圧縮と圧縮ではやはり少し差が出る


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Leopardのことえり(IM)に再び「はたけ」バグ!?

今日気がついたのだがLeopard/intelMac MacBookのことえりで
「わかお」
と打って変換のスペースキーを叩くとことえりが100%の再現率でスタックすることが判明。
これはFirefoxでもiTextExpressでもSmultronでも再現したので、個別のアプリの問題ではなくことえりの問題だと思う。

確か前回のバージョンアップの前まではこのキーの組み合わせは普通に打てていたので、今のバージョン固有の問題だと思う。おそらく当然ながらTigerでは出ない問題だと思われる。

Leopardは確か最初の頃は「はたけバグ」というのがあったと思うが、あれの再来かもしれない。
そういえばJaguarはスリープを解除できなくなって結局構成再起動するというバグが最初あって、バージョンアップで解決されたような話だったが、結局どこかのバージョンで復活したりということがあったが、これも「はたけ」の再来じゃないだろうか?

皆さんのところでは問題はないのか情報を求む。



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MacLoc
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

ちょっと席を離れる時にMacにロックをかけて他の人に触られないようにするアプリ。

Macにロックをかけたい時に何を使っているだろうか?
私はSparkなんかを使って、ログインしたままでログインウインドウに切り替えるファーストユーザスイッチの機能を呼び出すのに
コマンド+option+Qキー
を割り当てている。

これでもホットキー一発でログイン画面に切り替わるし、席に戻ったらログインパスワードを入れるだけですぐに中断した作業を続けられるので手早いと思うのだが、このMacLocはもっとお手軽だ。

これをクリックして起動するだけでログインウインドウに切り替わる。
勿論ログインしたままで切り替わるから、復帰はパスワードを入れるだけでいい。
使い方としてはドックなどに登録しておくか、デスクトップにエイリアスを置いておくというあたりが手早くて使いやすいと思う。






MacLocをクリックするとすぐにログインしたままでログイン画面に切り替わる
席を離れる時のセキュリティとしてドックに登録しておけばワンクリックでロックをかけられる


2008 年 8 月 13 日





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(続報)『Leopardのことえり(IM)に再び「はたけ」バグ!?』解決編〜ディクショナリ関連を総取っ替えで解決

一時期は「はたけ」バグの再来かと疑ったことえりの「わかお」クラッシュだが、原因と対処法がわかった。

<原因>

先日オンラインウエアのDictionary Cleanerというアプリを試そうと辞書環境設定から
LearningDictionary.dict
という辞書を有効にして登録をしようとした。
キャプチャーのように私の環境ではなぜか「LearningDictionary.dict」「ユーザ辞書」が同居しておりこれが正常な状態なのかどうかもよくわからないのだが、変換候補の登録は「ユーザ辞書」の方でこれまでもやってきている。
「LearningDictionary.dict」はなぜか設定で「開く」にできないからだ。
(おそらく移行アシスタントを使ってTigerの環境を引き継いでいる関係かと思われるが、Leopardのデフォの環境が分からないので断言できない)

今回このDictionary Cleanerが辞書の履歴を編集できるということなのでそれができれば便利だなと思って試してみたのだが、これは「LearningDictionary.dict」に対してのみ有効な様子。
そこで「LearningDictionary.dict」を開いて単語を登録しようとした。
その最初の候補が顔文字の共通の「読み」として私が設定している
「かお」
という単語。
ところがこれを入力した時点でことえり環境設定はスタック、「LearningDictionary.dict」は何も反応しないで操作不能になってしまったので、「LearningDictionary.dict」Dictionary Cleanerも使うのを諦めていた。

ところがこれ以来「かお」という文字列を含む入力をすると全て「ことえり」がスタックするということになってしまった。
「わかお」もそのひとつということだった。

<解決策>

「LearningDictionary.dict」を開いて問題の有る部分を直す方法を模索してみたが、道は開けなかった。
それでTimeMachineの2週間ほど前のディレクトリに入っていって
"~/Library/Dictionaries"
の中身全てと
"~/Library/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis"
"~/Library/Preferences/com.apple.Kotoeri.plist"
"~/Library/Preferences/com.apple.KotoeriPreferences.plist"
"~/Library/Preferences/com.apple.KotoeriWordRegister.plist"

を取り出してきてMacBookの同じ場所に置き換えて再起動した。
この最終手段を講じると問題はあっさり解決した。

かおかおかお、顔、( `д´) 凸、わかお、若緒、若尾
このとおり好きなだけ「かお」が打てるようになった。






私の環境では「LearningDictionary.dict」「ユーザ辞書」
が同居しているがこれが正常かどうかもわからない
ただ「LearningDictionary.dict」が「開く」にならないのでなんとなく正常っぽくない





Dictionary Cleanerを試すために「LearningDictionary.dict」
に「かお」という読みの単語を登録しようとした
問題はここから起こった





対処法は結局私がいつもアックアップを取っている辞書関連ファイルの総替えということに
今回はTimeMachineの2週間前のディレクトリから
"~/Library/Dictionaries"の辞書ファイルを全て復元した
同じく"~/Library/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis"
"~/Library/Preferences/com.apple.Kotoeri.plist"
"~/Library/Preferences/com.apple.KotoeriPreferences.plist"
"~/Library/Preferences/com.apple.KotoeriWordRegister.plist"
を復元した





この通り好きなだけ「かお」も「わかお」も打てるようになった



<追記>

E-WAさん、TANBさん、もいかいさん、teraさん、その他メールなどで情報をいただいた皆さん、ありがとうございました。



2008 年 8 月 14 日





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「北京五輪開会式の花火はイリュージョン」という報道を見て連想したこと

北京オリンピックの開会式の中継に映し出されていた花火はCG合成だったという報道が流れている。
本当かどうかは知らない。
でも
少女の歌も“口パク” 五輪開会式、花火に続き」、
(これは口パクとは言わない。口パクは本人の歌を録音しておき本人に歌っているフリをさせることで、このケースは「口パク」ではなく「吹き替え」だ)
北京五輪で世界中の報道陣に配られたプレスキットの中に入っていた携帯ラジオに衝撃の事実が隠されていた。
 携帯ラジオの北京五輪ロゴマークのシールを剥がすとそこにはなぜか「小倉優子」らしきグラビア写真が!

という報道が続くと
「さすが中国、バチモンでっち上げはDNAに刷り込まれているな」
と感心する。
オリンピックの開会式までCG合成ででっち上げてしまうのだから、共産中国の面目躍如というところだ。
どうせならもうバーチャルオリンピックということで、競泳も水を入れないで選手を走らせて水をCGで合成すればいい。
軒並み世界新記録続出間違いなしだ。


という話はそこら中のニュー速サイトで散々書かれているのでどうでもいいのだが、でも確かに環境にやさしいということが最近の五輪のテーマになっているなら、花火なんか打ち上げなくても、CGでやれば空気も汚さないし安くつく。会場上空をジェット戦闘機の儀丈飛行をさせなくても、それもCGで作ってしまえばCO2の排出量削減にも貢献できる。
聖火だって本物の火を使わなければいい。そうすれば費用や環境にやさしいだけでなく世界中の警備をお騒がせして聖火リレーなんてこともなくなる。
なんせ火がついていないんだから、妨害して消すこともできない。

五輪のセレモニーは昔はもっとシンプルで厳粛だったような気がする。
ところがいつからか完全に興行のように派手な演出を競うようになった。開催国に負担もかかるしいろいろな問題も起きる。
それなら開会式は全部バーチャルスタジオでやってしまえば必要なのは、CG機材とそれを維持する電力だけだ。
遥かに安上がりで環境にもやさしく、あとに他に転用できない無駄な施設を莫大な資金をかけて作る必要もなくなる。

このことに先鞭を付けた中国は実は偉大なイノベーターなのかもしれない。

20世紀の中頃に少年時代を過ごした私のような世代は、「21世紀の未来の生活を描いてみなさい」と学校の先生にいわれて皆、
「世界を1時間で1周できる原子力極超音速旅客機」
「何年も無補給で海の上を走れる原子力客船」
「月面のホテルにロケットで観光旅行」
「空中都市を縫うように走る自動操縦のエアーカー」
というような絵を描いた。

21世紀になって8年も過ぎてこのうち何が実現したかというとひとつも実現していない。それどころか何年後に実用化して普及するかという見通しもない。
ただ20世紀の半ばのこのての予想が普通だった時代に、全く別の以下のような予想を聞いたことがある。
「21世紀は超音速旅客機とか観光ロケットとか、大陸間超高速鉄道とかそういう重厚長大な夢はどれも実現しないだろう。21世紀の人類は1970年代の人類とほぼ同じような生活をしている筈だ。ただひとつ違っているのは世界中を情報のネットワークが覆い、全ての情報は瞬時に世界に伝わるようになるだろう。
我々は1時間で地球の裏側に行ったり月に行ったりはできないが、瞬時に地球の裏側の出来事を知ることができるようになる。
この情報の流通こそ、高速の旅客機などよりも重要なのだ」

これを聞いた時に正直私は「あまり面白くない未来だな」と思ったものだ。
情報をそんなに高速で流通させて一体何が知りたいんだろう、それでなにができるんだろうか?
それよりも超音速の旅客機の方がワクワクしないだろうか?

本物の人間を交通、交流させる世界と人間は移動しないがネットワークで仮想的に世界中に一瞬で行ける世界と、どちらが実現性があるか、要求があるかという疑問を当時は感じた。

しかし結局今になってみると後者の世界が実現し、人間の要求にもマッチしていた。
我々はいまだに地球の裏側に一日近い時間をかけて石油を燃やしている低速の旅客機で行っているし、原子力客船も一隻も就航していない。
月を人類が最後に踏んだのは1970年代の前半で、それ以来月に行った者は一人もいないし、空中都市も自動操縦のエアカーもどこにもない。車は20世紀と同じように4つの車輪をつけてエンジンで駆動しているし、操縦は人間がハンドルを回している。
高層ビルの躯体の技術は進歩はしているが相変わらず基本構造は20世紀と同じラーメン構造だ。

ただこういうものを効率化するためにネットワークはまさに地球全体を覆い、その通信速度は20世紀の最後の年にも予想できなかったような速度で等比級数的に成長している。
実物を動かす必要はない。
電子的な手続きで名義だけ動かせばいいという取引が実体経済を左右するまでに大きくなっている。

だからもう五輪もバーチャルでいいんじゃないだろうか。
世界各国に会場が有って、そこで走ったり、飛んだり、泳いだりすればいい。
格闘技や球技は対戦する日程に合わせて当事者だけが移動すればいい。
これならもう開催国をどこにするかで大騒ぎする必要もない。
これなら世界最貧国でも平等にホスト国になれる。
21世紀的だ。
これを示唆した中国にはパイオニアとしての称賛が送られるべきだ。



2008 年 8 月 15 日





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Windowsから「スイッチ」してきたユーザがイライラするショートカットキーの混乱を解消する設定

オリジナルの情報元は先日から面白いデスクトップピクチャーなどの記事で注目しているUsing Macさんというサイト。

Windowsに慣れ親しんできた人が、Macに「スイッチ」した時に何に一番ストレスを感じるかというと、デスクトップにゴミ箱が無いとか、アイコンがWindowsとは逆の右から並ぶとか、右クリックが無いとか(本当はあるんだけど)そういうことよりももっと重要なことがある。

controlキーの振る舞いがMacとWindowsとでは違うということだ。
例えばワープロなどで文章を打つ時に古いMacユーザなら、ワンステップごとに
コマンド+Sキー
を打ってすぐにそこまでの作業を保存してしまう癖がついているに違いない。
Windowsではそれと全く同じ働きのホットキーが
control+Sキー
ということになる。
今のMacOSXやWindowsXPではそういうことは滅多にないのだが、昔のMacOS9以前とかWindows98以前の時代は徹夜で書き上げたワードを保存しようとしたとたんに
「不正な操作が行われたためにシステムは終了する
保存されていないファイルは消えるので保存せよ」

(Macの場合は「エラー××によりシステムは終了します」だったっけ?)
というメッセージが出て、このメッセージが出ると「作業中のファイルを保存しないと消えるぞ」といわれても何をしても絶対保存の操作を受け付けないという地獄のような仕様になっていた。

それで古いWindowsユーザの場合はこのcontrol+Sキーは手癖のようになっているに違いない。

そういう人がMacにスイッチしてくると、
control+Sキー
を押しても何も起こらないことに戸惑う。
Macではそれは
コマンド+Sキー なのだが、いくら頭で理解しても手にすっかり染み付いてしまっている手癖なので、ついうっかりcontrol+Sキーを叩いてしまう。

そこで、そういうWindowsユーザにお勧めしたいのがこのキーボードの設定。

システム環境設定から「キーボードとマウス」→「キーボード」に入って「装飾キー」ボタンをクリックする。
するとキーボードのうち
Caps Lock、コマンド、Option、Control
の4つのキーをリマップできる。
これをどんどん働きを入れ替えても「デフォルトに戻す」ボタンをクリックすればシステム標準の設定に戻るので、安心して試してみてほしい。

Controlキーにコマンドキーの働きを割り当てれば、「保存する」はWindowsと同じ
control+Sキー
になる。
同じことで「コピー」はcontrol+Cキー、ペーストはcontrol+Vキーという組み合わせそのままになってWindowsで染み付いた手癖がつい出てもストレスを感じなくてすむ。

ちなみに、Controlキーが無いとワンボタンマウスやトラックパッドでMacを操作する時にコンテクストメニューを呼び出すのが不便なので、コマンドキーにcontrolキーの働きを割り当てておけばいい。
MacのコマンドキーはどうせWindowsのWindowsキーとは考え方が違うので、ストレスはない筈だ。

実はこれと逆のことを私も考えていた。
MacからBootCampでWindowsXPに切り替えた時についいつもの癖で
コマンド+Sキーコマンド+Cキーコマンド+Vキーを叩いてしまう。
その度にスタートボタンからメニューがぴこっと飛び出してきていつも舌打ちをしてしまう。
Windowsでもcontrolキーとコマンドキーを入れ替えるリマップの方法があるに違いないと思うのだが、これは後日判明したらまた書く。






システム環境設定から「キーボードとマウス」/「キーボード」タブに入って
「装飾キー」ボタンをクリックする





そこで出てきたこのウインドウで4つの装飾キーをリマップできる
Windowsの手癖がどうしても抜けない人はcontrolキーとコマンドキーの働きを入れ替える
これだけでも随分ストレスから解放される筈だ


anchor

FirefoxSafariのタブの便利な機能

Mozillaがタブを実装して、Safariがこれに続いて以来、タブはもうブラウザには無くてはならない機能になった。
特に私はブラウザはいつも起動しっぱなしで、毎日チェックしているサイトや気になる記事のページを開きっ放しにしているので常時タブは30〜40くらい開いている。

次にここで書きたいことも関連記事をタブで開いておき、そこに埋めるリンク先を置いておく。
Minefieldは、というよりもFirefox3は一度終了させても以前のセッションで開いていたタブを全て復元できる機能がデフォルトでついたので、この使い方は本当にステディになった。

もうタブがなくては一日も暮らせないくらいなのだが、そのタブにこんな機能があるのをご存知だろうか?

Safariではタブのひとつをつかんでデスクトップにドロップすると、新しいウインドウが開いてそのページがそちらに移動する。
Firefoxで同じことをするとデスクトップにURLをファイル化したweblocが生成される。
どちらが便利かは好みの別れるところだが、このweblocを作るのも捨てがたい。

ちなみに逆に別ウインドウのタブをつかんでタブバーにドロップすると、FirefoxSafariも「ウインドウの結合」ができた。
Firefoxは若干不安定で一度落ちたができることはできる。






タブをつかんでデスクトップにドロップする
Safatiではつかんだページが新規ウインドウに別れて表示される





Firefoxではデスクトップにweblocファイルが生成される
どちらが便利だろう





別ウインドウのタブをつかんでタブバーに落とすと
SafariでもFirefoxでもウインドウの結合になった



タブを右、あるいは左へどんどん切り替えたい時にはFirefoxでは
コマンド+option+左右アローキー
というホットキーが使える。
同じ機能はSafatiでは
コマンド+shift+左右アローキー
という組み合わせになる。
Firefoxの独特の機能としてタブをクリックして選択しておくと装飾キーを押さなくても左右アローキーだけでタブをどんどん移動できるというのがある。
これは片手で操作しなくてはいけない時には便利な機能だ。






Firefox独特の機能としてタブを選択しておくと
アローキーだけで左右にどんどん切り替えられるというのがある
片手操作を強いられる時に便利な機能


2008 年 8 月 16 日





anchor

うわさのGoogleMapのストリートビューを試してみたぞ&やはりプライバシーを侵害されているのだろうか?

最近Googleマップにこんな機能が追加されているのをご存知だろうか?
GHoogleマップの現在位置に合わせて、その位置に実際経った時のストリートビューをGoogleがキャッシュし始めているのだ。

今のところカバーしているエリアも狭いが、結構な田舎にあるウチの家もちゃんと映り込んでいた。
しかもズームできたり煽りから俯瞰までいろんな角度の画像を貯め込んでいるので結構な情報量だ。 しかもウチの家の表札はきっちり読めたりする。

これが今ネットを騒がしているプライバシーの侵害につながらないかという議論を呼び起こしているのだ。
実際のところこれがプライバシーの侵害になるのかどうか微妙な感じはしないでもないが、自宅の中の様子まで映り込んでいたら充分に問題だ。
今のところそういう部分はボカシがかけられるようだが。






Googleマップでウチの自宅を見てみた
千葉の結構な田舎の家なのだがきっちり画像をキャッシュされている
ルートが青く表示されているところは画像のキャッシュが完了しているエリアだ





それでプライバシーが侵害されているかどうかというとこれが微妙なところだ
人の目線よりもかなり高いところにカメラ位置があるというのは確かにその通りだ
そのおかげでウチの自宅も結構覗き込めてしまうのだがそれが我慢の限度を超えているかはなんとも
スクロールキーなどの操作でこのようにズームインできる





マウスを使って画面をつかんでぐりぐりすればこのように大仰角の煽りの画像にもなる
逆に俯瞰の映像も表示できるので自宅が道路よりも低い位置にある方はチェックした方がいいかも





どこまでズームインできるかというとこんな感じ
表札は読めるかもしれないし自宅の中も映り込んでいるかもしれない
実景と比較しながら街を歩ける画期的なサービスなのだが
ナビゲーション並みに普及するには解決すべき問題もあるかもしれない


2008 年 8 月 18 日





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Desktop Carousel
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

世界中の定点Webカムから美しい現在の風景を取得してデスクトップに表示するアプリ。

画像を自動的に更新するインターバルを設定できたり、取得した写真を自然色で表示するのか、モノクロ、ブルー、セピアで表示するのかなどが切り替えられる。
かなりデスクトップの雰囲気が変わる。

気になるアプリの名前はカルーセル麻紀とは関係なくて、回転木馬あるいは回転式手荷物台のこと。
世界中から風景が空港手荷物のように届けられるからということか。






Desktop Carouselを起動すると世界中のwebカムのリストが表示される
気に入ったものはこのようにローカルに保存することができる





Desktop Carouselを起動している間だけデスクトップピクチャーとして
選択した風景表示することができる





写真は結構良い画質なので定点観測としての面白さだけでなく
デスクトップピクチャーとして美しいと思う





早朝の東ヨーロッパ
リストをどんどん切り替えるだけで新しい写真を取得して
デスクトップピクチャーも切り替えていく
なかなか楽しい





色は青だけでなくフルカラーも可





「アクティブタイム」で起動している時にはデスクトップに選択中の写真を表示できるし
アプリが終了した後も写真をそのまま残す設定にもできる
またここの設定で色目は変更できる





例えばこれは色目をセピアに切り替えた例





そしてこちらはグレースケールに切り替えた例
同じ写真でも雰囲気が変わって面白いがいずれも今の最新の風景だ


anchor

知らなんだ!〜プレビューっていつの間にかこんなに進化していたんだ

いつもお世話になっているハルさんのサイトの
プレビューの画像編集機能に感心した (うむらうす)
という記事経由で知ったプレビューの知られざる機能。

元記事はこちら。
UsingMac - 10 Handy Mac Preview Application Tricks as Image Editor
このサイトは最近何度か触れているが、デスクトップピクチャーやアイコンなどの素材が結構な量アップされていたり、面白いTipsが紹介されていたりで、英語のサイトながら新興ユーザサイトとして面白い活動をいている。

今回紹介されたプレビューのいくつかの機能だが、正直プレビューがこんなに進化しているなんて全く知らなかった。
ちょっとした画像加工のオンラインウエア並みに機能が追加されているし、Windowsのペイントなどと同等とは言わないが、大抵の使う機能はこちらにも追加されたのではないだろうか。
特にトリムや投げ縄ツールが追加されているは大いに驚きだった。
面白かったので後追いになるけどこちらでも紹介させtもらうことにした。






ツールバーのカスタマイズを開くとプレビューに関しては
見たこともないボタンがいろいろ追加されていた





例えばインスペクタボタンでは画像に関する情報をかなり細かく表示できる





「回転」なんてのも追加されていてしかもこれはロスレス変換ということらしい
ちょっとした写真の整理でタテの写真を直したい時にはこれで充分かもしれない





画像の一部をこのように選択して・・・





「切り取り」ボタンをクリックするとこのように写真を簡単にトリムできる
これは簡単だ





また画像のうえに図形やテキストを追加することができる
追加は「注釈」ボタンで





メニューコマンドまたはコマンド+shift+Cキーでカラーパネルを呼び出すことができる
コマンド+Tキーでフォントパネルを呼び出せるのでこれらで
図形、文字の色やフォント、文字の大きさなどが変更できる
残念ながら文字のドロップシャドウだけは無効になっているようだが





もうひとつ驚いたのはこの選択ツール
投げ縄やカラーなどで境界線を指定して選択ができるのでPhotoshopなみとは
言わないがそれでもちょっとした画像加工ソフト並みのことはできそうだ


2008 年 8 月 19 日





anchor

iTRC
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

ネットワーク内でMacで起動されているiTunesを別のMacでリモートコントロールするiTRCがLeopardに対応している。

最近では出先だけでなく自宅でもほとんどMacBookをいじっている。
何をするのもこれで、最初からファイルサーバのつもりで買ったMac miniはともかく、旧主力機のiBookですら最近はリモートやファイル互換性のテストにしか使わない。
そういう時にMac miniやiBookでiTunesを起動してAirMacExpressで鳴らしていると不便なことが起きる。

前はiBook+TuneConnectiTunesをリモートコントロールしていたが、Leopard以来リモート、共有、Firewallの構造が変わってしまったらしく、TuneConnectはPPC+Panther以下とintel+Leopardでは全く互換性が無くなってしまった。
それどころか旧タイプのバイナリはもう配布もされてなく、PPC+Panther以下はどうやら見捨てられてしまったようだ。

しかし私の場合自宅はJaguarからPanther、Tiger、Leopardが共存している混成環境な上に、これをシステム統一できない理由が(主にハードウエアのスペックに)ある。

なのでLeopardでPanther以下をリモートコントロールできるアプリを探していたのだが、なんと同じ頃に愛用していたiTRCがこれに対応した。

このiTRCは見た目がTuneConnectよりも地味だったのでなんとなく使用頻度が低かったのだが、今回テストしてみるとLeopard/intelの上で起動して、Panther/PPCのMac miniの上で起動しているiTunesを見事にオンラインのリモートでコントロールした。
これより悪い条件はそうそうないので、大抵の環境では動くということだ。

具体的にはiTunesを起動したり終了したり、曲の再生停止送り戻し、プレイリストの切り替え、音量の調整、イコライザの切り替え、レイトの変更、曲目の検索などをネットワーク越しにできる。

MacBookもAirMac接続なら無線のAirMacExpressで音楽を鳴らしているデスクトップ機などを無線でリモコンできてしまうわけだ。
やっぱりこれはあると便利。
音楽を聴きながらノートをいじる、ノートのスピードが落ちるのを避けるために音楽はデスクトップのiTunesを使って聴く、そのiTunesの曲目の切り替えなどをいちいち立ち上がってデスクトップ機の前にいかなくても手許のMacBookなどでコントロールできる・・・この使いでがこのアプリの良さだ。






iTRCをMacBook/Leopardで起動して
PPC Mac mini/PantherのiTunesをコントロールする
ここで見える機能以外にもiTunesの起動終了が可能





前からそうだったのか忘れたがCocoaアプリなのでAfloatが利用できる
ウインドウが透明になって邪魔にならないという機能はこういうアプリで活きる





つなぎ方は簡単でつなぎたい相手のIPアドレスを入力
接続ホストが見つかったらパスワードを要求してくるのでパスワードを入力する
すると相手のiTunesのプレイリストを 読み込み始めるのでリモートが来たのがわかる
面白い設定としては曲をスキップすると再生回数の記録が1回差し引かれるというのがある


anchor

しばらく逝かないうちにmixiに「情報商材屋、出会い系業者リジェクト機能」(?)が実装されている(??)

久しぶりにmixiをのぞいてみて特定の条件でユーザを検索、面白い人がいないか探していた。 検索ワードを入れて出てきたユーザのリストをFirefoxのタブでどんどん開いて見ていたら、こういう表示が出てきた。






間隔を空けないでどんどんユーザのページを開いていたから
「不正行為」を疑われたのか一時的に使用停止になってしまった
しばらく待っていたらまた開くようになったが
要するにあしあと付けスクリプトを走らせている情報商材屋か
エロサイト業者、出会い系サイト業者と思われたらしい



最近私のアカウントに来るのも情報商材屋と出会い系サイト業者だけなので、これはそういうことなのかもしれない。
それならそれだけの話だ。

あるいは知らない人があしあとを付けるのを執拗にいやがる会員が繰り返しクレームを入れるので、対応が面倒になったmixi事務局がこんな機能を付けたのか。
もしそうなら末期的な感じだ。

最近「無断リンク禁止」なんていうサイトがあったり、「読み逃げ、踏み逃げ禁止」というのがインターネットの新しいルールになっているという記事が、先日新聞にも出ていた。
これはエレベータの右側を空けて急ぐ人に道を開けなくてはいけない(関西は左側)というルールといっしょだそうだ。
エレベータの右側を空けるのは実際には正しいマナーでも何でもなく、それどころかメーカーはエスカレーターの上で歩くのは危険だから歩く人のために右側を空けたりしないでほしいといっている。
こういうことはもっときちんとアナウンスすべきで、いまだに皆エスカレータでは右側を空けているし、右側に立っていると「ジャマっ(怒)」とか切れる人がいる。

ネットで
「無断リンク禁止」、
「リンクするのに許可を取るのは当然のマナー、勝手にリンク張って良い筈がない」
なんて言っているのも同じことで、インターネットという世界自体が元々「知のリソース」のありかをハイパーリンクという形で指示するというのがその本来の本質であり、その情報のリソースのありかを示すのに何ら許可など取る必要がないというのが常識だったのに、いつの間にかネットのうえにも「プライバシー」が存在するかのような誤った幻想が普及し始め、
「無断リンク禁止」
などという本質的に論理的に矛盾した発想が増えて始めている気がする。

無断でリンクされるのがいやなら、公開なんかしなければ良いのだ。
サイトにパスワードをかけて会員だけしか入れないようにしておくとか、あるいはローカルネットワークだけに公開にするとかしておけばいい。
それで無断リンクされたら怒ればいいが、公開しておいて「勝手にリンクするな」はどう考えてもおかしい。

公開しているサイトだから、勝手に誰かが来てサイトを見るのも自由な筈だ。
なのに
「踏み逃げ禁止」
というようなルールがモバゲーとかmixi中心に常識になり始めているらしい。
それじゃ面倒なだけだろう。
気軽に人のページも見に行けなくなる。
見に行かなきゃ面白い発想の持ち主かどうかもわからないのに「踏み逃げ禁止」はおかしい。
家の塀の表側に何か雑感かなにか書き付けておいて、誰かが立ち止まってそれを読んでいたら
「勝手に読むな!」
と怒るようなものだ。
だったら表に書くなよということだ。

このmixiの新機能が単に「情報商材屋さんホイホイ」だというのなら別にいいのだが(でもタブブラウザでページを沢山開くということは普通にあることだと思うのに、この方法は到底いい方法だとは思えない。ただ論理的に矛盾していないというだけだ)、もし踏み逃げを防ぐために会員の総意で実装された機能だというのなら、
「mixiオワタ」
としか思えない。
もしそれが事実ならmixiユーザも終わってる。
最近ここの空気が分からないので私にはどっちが本当なのかわからないのだが。



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ComicViewer
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

画像のクイックビュアー。
画像を含んだフォルダ、PDF、Zip、Lha、rarなどを開かないで中の画像を見ることができる。

クイックな画像ビュアーということで、写真の整理や確認にも使えるが一番適した目的はアプリの名前のようにマンガを読むのに使うことだろう。
そのために2枚を左右に並べて表示する「見開き」機能や「表紙だけ見開きにしない」などの機能がツールバーボタンとして用意されている。
Zipやrarなどで配布されているコミックスを読むに軽快に動くので良いと思う。

rarに関してunrarが必要だと書いてあるが、作者サイトのリンクに有ったフォーラムではunrarを見つけられなかったので私はここから落とした。
Software - Kyng Chaos
これならOSX用にインストーラも用意されているので、手軽に利用できると思う。

ところでこのアプリのアイコンのロリ風の女の子の絵をどこかで見たことがあると思って気になっていたのだが、作者さんがCatClockの作者さんと同一人物だと気がついて納得した。






ComicViewerをjpegビュアーとして使ってみる
軽快でサクサク画像を送って確認できる





本来の用途はやっぱりこれでしょう
見開き機能やフルスクリーン表示、しおり機能、表紙だけ見開きにしない機能とか
この用途に必要な機能が揃っている





設定画面を見ると最近では少なくなった右開きの画像も表示できるようになっている





Zip、Lha、PDF、rarを開かずに閲覧できるがrarを見る時にはunrarをインストールしよう


2008 年 8 月 20 日





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iStat menus
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

システムの状態をグラフィカルに表示するアプリシリーズのメニューエクストラ版

この作者さんはiStatシリーズでお馴染みで、iStat nanoなどのウィジェットが人気があるが、同じようにシステムのステータスをメニューバーに表示しようという趣旨のものが、このiStat menus

表示するメニューはCPU駆動率、メモリ稼働率、ドライブの空き容量、ネットワーク状況、温度センサー情報、ファンコントロール、Bluetooth、カレンダーと時計などとなっている。

メニュー的には一番近いのはMenu Metersで、それぞれのステータスの現状だけでなくヒストリカルデータもグラフ表示できたり、関連するシステム環境設定ペインやアクティビティモニタネットワークユーティリティをメニューから呼び出せるのも似ている。
Menu Metersに無い機能としてはカレンダーや時計の機能もあったりして、時計も好きな地域を選んで国際時計を組めたり面白い。
グラフィックもMenu MetersよりiStat menusの方がOSXっぽくて垢抜けはしている。

ただし、Menu Metersでよく使っているいくつかの機能がiStat menusには無くて、例えばスワップ数を表示する機能がiStat menusには無かったり、プロセッサからConsoleを直接呼び出せなかったりでMenu Metersにやはり一日の長がある気がする。

特筆すべきなのはこのiStat menusMenu Metersと同じで全部のアイテムを表示してもCPUやメモリの使用量が非常に低い。
CPUの仕様状況を表示するためにCPUを喰うようなオバカなアプリを沢山見てきたので、こういう省エネルギーなアプリの貴重さはよくわかる。
今のところ両者ともお勧めできる数少ないステータスアプリだといえる。

ただしアピアランスの切り替えに関してはこのiStatシリーズの作者さんはこだわりがあるらしくいろいろ組み合わせて好みの見てくれを作れるので、このてのステータスアプリにあまりシビアな操作性よりも見てくれのカッコ良さを要求したいというユーザには、こちらの方が魅力があることは間違いない。






iStat menusをインストールする
"~/Library/PreferencePanes"に本体を入れるだけのインストールなので気軽にやっていいと思う





途中いろいろ出るがこの表示が出ればインストール完了





インストーラを終了するとシステム環境設定ペインを開く
デフォでは何も表示しない設定になっているので必要なメニューを開いて
ひとつずつ表示のチェックを入れていく
ここでアピアランスのベースになる色目も選べる





左のメニューアイコンを選んで表示したいメニューに入り
上のチェックでメニューバーにステータスを表示する
数値表示かアイコン、グラフ表示か、色分けのスタイルなど細かい設定が用意されている





全部表示するとこんな感じ
右からCPU履歴、メモリ円グラフ、ドライブ空き容量、ネットワーク履歴、センサー温度、
冷却ファン回転、Bluetoothコントロールタブ、カレンダーと時計(!)という感じで並んでいる





CPUをプルダウンするとこんな感じ
CPUの使用者、占有プロセスのランキング上位、プロセススレッド数、
ランニングタイムなどが表示されている





メモリはこんな感じ
こちらもワイアード、アクティブ、インアクテブ、空きなどの比率や
占有しているプロセス、スワップの大きさと使用量などが表示されている
アクティビティモニタにここから直接飛べる





「ドライブ」は各ボリュームの空き容量などを表示する
読み出し、書き込みのコンタクト状況も履歴表示
ボリュームアイコンをクリックしてそれぞれのボリュームをFinderで開くこともできる





「ネットワーク」では接続設定の種類を表示
今繋がっている接続の状況とスループットの履歴が表示される
ネットワークユーティリティシステム環境設定の「ネットワーク」に直接飛べる





「温度」では内蔵センサーの現状の温度を表示





ファンの回転数
下の電圧、電流、電力の意味はよくわからん





BluetoothはBluetooth
システム環境設定ペインで表示するBluetoothのメニューアイコンと比べて
どういうメリットがあるのかわからんが一通りの機能はある





カレンダーと時計
プルダウンで一ヶ月のカレンダーと希望の地域の時間を表示
システム環境設定ペインでカレンダーのスキン、メニューのアイコンデザイン、
時間や曜日、日付などの表示のスタイルなど細かく設定できる
とりあえずコンパクトな時計とカレンダーが入用な方にはお勧めできる


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dolipoの作者さん自身がdolipoの種明かしを書いておられるのが興味深い

こちらにdolipoの開発者のdrikinさん自身が
インターネットを過激に加速するアプリdolipoの種明かし− @IT
と題してdolipoの仕組みと使い方を解説しておられる。

dolipo自体はプロキシの高速化技術を応用して、低速な接続環境でも体感速度を上げるPolipoをMacOSXのGUIだけで操作できるように改良されたディストリビュートだ。
これを入れて起動し、システム環境設定の「ネットワーク」のプロキシの設定に入って、httpとhttpsだけを手入力の
127.0.0.1:8123
に設定するだけでいい。
この手の接続環境をいじるアプリにしては使い方も簡単だし、特に何かの調整も必要ない。

それで実際の効果だが、これは評価が分かれるところだった。
ただその評価が分かれる理由も、作者さんの説明を読んでいると明確にわかる。
「光環境の自宅でdolipoを試してみたけど別に速くなっている気がしない」
「ADSLだが局舎までのルートは100メートルほど、やはりdolipoのメリットを感じない」
「会社環境の高速インフラで試しているが、dolipoの効果を確認できない」
こういう人達には元々、こういう技術は必要ない。

「いまだに開闢以来の1.5MbpsADSLを使っている」
「しかも局舎までの距離が遠く『減衰が激しい』と診断されている」
「出先の無線LANを使っているが電波状況が非常に悪くパフォーマンスが出ない」
「ダイアルアップですがなにか?」
dolipoが威力を発揮するのはこういう人達だと思う。

私の場合はメインの環境がMacBookというモバイルなので出先で低速環境で接続することも結構多い。
無線LANの状態もいいところばかりとは限らない。
だからこのdolipoは非常に重宝している。
これがないと使えないくらいだ。

作者さんの説明を読むと、その中心になっている技術はプロキシのキャッシュにより高速化なのだが、それだけではなく様々な通信の高速化の技術が利用されているのがわかる。
興味深い内容だ。

Page1
少しでもネットワークを高速化したいヨーロッパ圏から学ぶ
インターネットを過激に加速するアプリdolipo技術解説
Page2
Polipo技術解説
反応の遅いデータはすっとばせ!
いちからのやり直しでなく、キャッシュを活用しよう
サーバとクライアントの通訳で転送の効率化を図る
1つのコネクション上で複数リクエストを同時に発行してみる
Page3
dolipo Tips
Proxy設定の自動切り替えと除外サーバの設定
adブロックフィルタのカスタマイズ
さらなるカスタマイズ
ネットワークレイヤの課題に残された可能性









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