1月24日 発表
株式会社ソフマップは24日、株式会社ビックカメラとの資本/業務提携を発表した。
ビックカメラは、ソフマップの筆頭株主である丸紅株式会社などが保有する株式を譲り受ける。株数は約200万株で、持ち株比率は19.84%となり、筆頭株主となる。丸紅は13.89%を保有し第2位となる。
すでにソフマップ取締役会において、提携の覚書は締結されており、株式の譲渡も1月末日までに実施される。
今後の業務提携内容については、両者間で「業務提携委員会(仮称)」を設置して協議を行なう。
リリースによれば、ビックカメラの店舗網を生かした中古商品の買い取りや販売、ビックカメラ取り扱いのPC関連以外の商品のソフマップでの販売、などが検討されている。
また、両社の店舗が共存するエリアにおいては、それぞれの品揃え等の見直しや、プライベートブランド・オリジナル商品の共同開発・販売、並びに両社の人材交流についても、鋭意検討するとしている。
なお、ソフマップでは同日、業績予想の下方修正を発表した。平成16年度通期の連結売上は1,060億円、経常利益は6億6千万円の赤字、当期純利益は4億9千万円の赤字としており、経常利益、純利益とも赤字転落となった。
□ソフマップのホームページ http://www.sofmap.com/ □ニュースリリース(提携、PDF) http://guide.sofmap.com/corporate/ir/pdf/biccamera_partnership050124.pdf □ニュースリリース(下方修正、PDF) http://guide.sofmap.com/corporate/ir/pdf/h1702previsionrevised050124.pdf □ビックカメラのホームページ (1月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない) http://www.biccamera.com/ □関連記事 【2004年9月24日】ソフマップ、PC販売不振で業績予想を下方修正 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0924/sofmap.htm
(2005年1月24日)
[Reported by date@impress.co.jp]