AV機能に特化した「VAIO type X Living」の新モデル「VGX-XL1D」は、CPUをCore 2 Duo E6400(2.13GHz)に、HDD容量を500Gバイトに強化するなど、スペックが大幅に底上げされている。また、グラフィックスカードにGeForce 7600 GTL(HTMI出力装備)を採用し、Blu-rayドライブでBDコンテンツの再生にも対応した。TVチューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナー×1とアナログチューナー×2を装備。デジタル放送の視聴と録画/再生、およびムーブが可能となっている。搭載OSはWindows Vista Home Premiumだ。
このほか高音質機能として、HD対応デバイス「SoundReality」を搭載し、24ビット/192kHzのPCM、1ビット/2.8224MHzのDSDに対応。ソニー独自の技術によりS/N比107デシベルの高品位サウンドを実現したという。音声入出力端子として、光デジタル音声入力(96kHz)、光デジタル音声出力/同軸出力(192kHz)、およびアナログ入力×1、アナログ出力×1を備えている。
なお、VAIOオーナーメイドモデルの「VGX-XL1S」では、メモリを最大3Gバイトまで搭載可能なほか、HDDを1.5Tバイトまで増設できる。
近日中に発売される見込みで価格はオープン。予想実売価格はVGX-XL1Dが約35万円、VGX-XL1Sが約33万円からとなっている(ともに税込み)。
VAIO type X Living店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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タイプ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO type X Living | VGX-XL1D | セパレート型 | アーキテクチャ変更 | Core 2 Duo E6400(2.13GHz) | 1024MB | 500GB | Home Premium | 35万円前後 |
VAIO type X Living店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
タイプ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
VAIO type X Living | VGX-XL1D | − | − | Intel P965 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce 7600 GTL | 3波デジタル/地アナ | 約10.5キロ |
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