(例: アプリ名、アイコン、説明や、サポートページの作り方、告知やプロモーションの仕方など) もっとも充実した情報には 4000 ポイントを保障いたします。
具体的な数値や考察等があるほど、評価が上がります。検索で見つかった Tips 等でなく、ご自身の体験談でお願いいたします。
売り上げに効果があったものであれば、リリース後にこんなことをしたらよかった等の回答でも OK です。
fladdictと申します。 ToyCameraというアプリケーションを開発しています。
一番重要なのは、お客様とのコミュニケーションのチャンネル数と感度だと思います。
アプリ内に直通のメールアドレスか、サポートブログへのリンクを張ることは最低限必要だと思います。
■メール
送られてきた質問は、勘違いやいいがかりであっても、基本24時間以内に返信します。
TwitterやGoogle Blog検索などで、不平不満、こうだったらいいのに… というメッセージがあったら、できるかぎりメモする。クリティカルな問題があった場合は、こちらから連絡します。
■機能要望
機能要望があった場合にはまず返信し、次に検証リストに追加します。この際、すでに検証中のアイデアや没になったアイデアを提案された場合、現在のステートや没になった理由などをしっかりとお知らせします。
■レビュー
問題はレビューです。 レビューに「アプリウンコ!」とか「買って損しました!」などと書かれても、問題対処の仕様がありません。また具体的に指摘されても次バージョンで実装されますよと返信もできません。なのでできる限り、アクセスのチャンネルを広げて、トラブルにあったユーザーや不満足なユーザーがレビューを書く前に、直接コンタクトをとって問題点を解消してあげることが重要です。こうすれば、本当にアプリを気に入ってくださった方だけが、レビューを書いてくれるようになります。
■過当競争について
あと注意することは、「お客様は神様ですが、開発者は別に奴隷ではない」ということです。
無条件の機能追加や価格競争は、商品のコンセプトをあいまいにしたり、過当競争の末、開発者の生態系を破壊し、最終的には消費者を含め、全員が不利益をこうむります。
無制限の売り上げやユーザー拡大を目指すより、そのアプリの適正市場規模、適正ユーザー層を見極め、アプリを理解して喜んでお金を払ってくれる層を早めにつかみ、その中で一緒にアプリを伸ばしていくことが重要かと思います。
個人的には115円のアプリなら、おいしいジュース。 230円のアプリならよくできた文房具。 350円のアプリならレンタルCD1本分の満足感と同じ程度の満足を与えられればいいかと思います。結局のところ、どんなに安くても、機能が豊富でもチャンネルが合わない人や、そもそもそのアプリが必要ない人に買ってもらっても、だれも幸せにならないと思います。
自分の場合、当面はカメラとインタラクティブアート、教育系アプリに限定し、常連さんの開拓と信用の積み上げをしていこうと思います。
あぁすいません追記です。
2chのiPhone3G総合スレや、appStore総合スレなんかも貴重な情報ソースです。ユーザーがいいたいほうだい言える場所なので、生の意見が聞けます。 耐性があるならお勧めです。
ちなみに自分は実名さらして突撃したら、宣伝乙と怒られましたが、まじめに色々意見をくれた方もいました。リスク管理的には、まぁROMに留めたほうがいいのかもしれません。
自分としては、実名で2chにサポートスレを立てるか、結構真剣に悩んでます。
煽りあり、荒しなし、マンセーなし、犯罪なしぐらいのルールで。
匿名だからこそ言えることってありますよね。
なるほどー。2ch 耐性はあるので、ROM ってみようかと思います。
匿名の情報は大事ですね。サポートスレはユーザーさんが立ててくれるのが一番よさげですかね?
PocketGuitar を作っています。だいたい当たり前のことかもしれませんが、やったことといえばこんな感じでしょうか。
それだけで内容が想像できるような分かりやすいものにしようと考えました。長すぎるとホーム画面に収まらないので注意。反響を見るためにはググりやすい名前のほうが便利です。
何十行もあっても読まれない上にスクリーンショットが見づらくなるので、できるだけ短くしてます。
特に大々的に宣伝したことはないですが、Jailbreak 時代に最初にリリースした際に Engadget, Gizmodo などに取り上げられ結構な反響がありました。その後も YouTube にアップされた動画などから多くのユーザがサイトに来てくれて、使っていただいた方の反応を見ながらバージョンアップしていきました。
App Store でのリリース前には最大デバイス数のぎりぎりまで Ad Hoc で配布してユーザにテストしてもらい、何人かの方には動画を YouTube アップしてもらったりもしました。テストの反応のやり取りはメーリングリスト上で行っていたので個別にメールで対応するよりも議論がしやすかった気がします。また、日本語圏より英語圏のほうがはるかに市場が大きいのでアプリもサイトもまず英語版から作っています。
多くのアプリをリリースしたわけではなく、特にリリース後に何か工夫したわけでもないのでそれぞれの施策がどれだけ効果があったのかは分かりませんが、ご参考までに・・
ありがとうございます!参考になります。
分かりやすい名前とアイコンは、間違いなく PocketGuitar ヒットの要因のひとつでしょうね。
説明文が長いとスクリーンショットが見づらくなるというのはなるほどです。コンパクトにまとめた方がよさそうですね。
fladdict さんも先に回答されてますが、やはりユーザーさんとコミュニケーションをとるのは大切なようですね。
AdHoc & メーリングリストのコンボはとても効果がありそうです。
はじめまして、ku-sukeと申します。わたしもまだ施策と成果がリンクするところまで来ていませんが。。。いろいろと試していることを書きます。
・アイコン
やはりガイドラインに従いますがデザイナさんに任せているのでパス
・説明文
ながすぎず(iPhoneのAppStoreでスクロールが疲れない程度)短すぎず(ユーザーが検索しそうな言葉をちりばめて)書いています。
・ユーザーコミュニケーション
出来るだけレスポンスは早く。サイト上でも、iTunesの説明文でも。またすぐに対処できない問題でも「直そうとしています」と報告する姿勢は重要だと思います。
・サイト
最低日本語と英語、可能であればiPhone用ページも日英作成しています。
サポートは試しにチケットシステムを導入してみましたが、単純なアプリが少数であれば問い合わせは数えるほどなので、システムは不要な気がしています。逆に拾った意見をFAQとして公開したりすると双方にメリットがありますのでよかったです。
・海外向け戦略
会社では素直にプレスリリースのエージェントや、そこからつながる関係でそれなりに予算を使ってやります。
個人では、無料アプリをリリースし(無料アプリなら1万ダウンロードくらいは行くので)そこにバージョンアップや有料版などの広告を出す予定です。
・その他プロモ
ニュースサイト / Youtube / SNS / Twitterなどに、ひたすらプレスリリースというか告知を流そうと今年になって始めたところです。
ありがとうございます!
今までの回答からしても、説明文をコンパクトに、コミュニケーションを素早くは基本なようですね。
情報を FAQ として公開するのは確かに双方メリットがあって良さそうですね。
もしよければ、プレスリリース先や内容、どの程度効果があったかも教えて頂けるとさらに助かります :)
無料アプリの広告効果も気になりますね。
早速の非常に参考になる情報ありがとうございます。
アプリを売る以上、ユーザーとのコミニュケーションが非常に重要になってくるのですね。
大衆居酒屋より、常連の多いバーの方が iPhone アプリ的にはのびるといった感じでしょうか。
できるだけアンテナを広くして、ユーザーさんを大切にするよう心がけたいと思います。