ぜひ知りたいです、教えてください。
「3冊以内」で、「理由」と「思い入れ」をお願いします。判断基準はもちろん皆様にお任せします。
ジャンルは問いません。絵本でもラノベでもBLでも学術書でもケータイ小説でも。(「理由」と「思い入れ」って同じなんじゃね?というツッコミはご勘弁下さい。グッときた本とその思いを知りたいのです)
ただし、マンガは除かせてください。3冊選ぶというのは意外と難しそうですが、何卒よろしくお願いいたします。
1 黒猫サンゴロウシリーズ 「霧の灯台」 竹下文子
2 ふしぎをのせたアリエル号 リチャード ケネディ
3 童話物語
の3冊ですね。
サンゴロウシリーズは、児童書の類ですが、これだけ短い本で、一気に読め、かつ躍動感と感動を書ける作者の才能に脱帽です。この作者は定評があって、児童書系では結構有名なのですが…。
絵本とかも出していますが、やっぱりしっかり楽しめるのは物語ですね。
で、サンゴロウシリーズは秀逸なのですが、とにかく短いのに、しっかりした骨組みで面白いです。霧の灯台が一押しですが、青いジョーカーなんてのもおもしろいですよ^^
2は、空色勾玉などを書いている荻原規子さんも大好きな本ですね。
児童書と思いきや、骨太で聖書をモチーフにした謎かけにみちた海賊?冒険譚。
切なくかっこいい魔法の船長にめろめろになれます。
3は日本の作者が書いた、ファンタジー。
ベタなのですが、ベタな物語をこうもしっかり書くと、こんなに感動できるのかと思った一冊。
本当はもっと薦めたい本が沢山あるのですがあえて3冊といわれればこれかなぁ。
地名の読み方に強くなる本
旅行好きなので、珍しい地名なども読める方ではあるのですが、
由来等まで色々と知ることができて、重宝できる本です。
ロードス島戦記
ライトノベルからですが、指輪物語とあわせて、学生時代の印象に残っています。
今もファンタジーは、映画などで主流ですが、その先駆けと言ってもいいのではないでしょうか。
おいしいコーヒーのいれ方
中学生時代に読み始めて、今でも続いているシリーズなので、思い入れだけは一番です。
現代の男性の年上の女性との恋愛を淡々と描いているシリーズで、
ものすごい興奮があるわけでも、冒険があるわけでもないのですが、
作品の雰囲気がとても好きで、ずっと追いかけている作品です。
ありがとうございます。
『ロードス島戦記』というと、OPテーマの坂本真綾(ちゃん)の「奇跡の海」です!
で、肝心の本編は読んだことがありません。
洋風の、というか本家本元の王道ファンタジーはつい最近まで読めず(和風ファンタジーはとっつきやすいので読めるのですが…)、去年ようやく「指輪物語」を完読して「面白いじゃん!」と感激したところです。
ロードス島、有名かつ王道ですね。今なら読めるでしょうか。
『おいしいコーヒーのいれ方』
あの淡々加減がかえってこう、くすぐったいっていうか、モニョるんですよね。年齢差あったりで…もう、背伸ーびさん☆ウキャーみたいな。
中学時代から伴走(読み続けている)してる訳ですから、作家さんにとってはすごく嬉しい事でしょうね。
『地名の読み方に強くなる本』偏見ですが、ファンタジー好きな方ってこういう本好きそうな・・・(偏見です、すみません)
私も指輪を読んだ直後に「指輪物語辞典」なるものを購入した上「フロドが旅した地図」みたいな本を手に入れてました。
ファンタジーというジャンルが人をそう変えるのかもしれません。。。
「ニューロマンサー」ウィリアム・ギブソン
サイバーパンクSFの名作。近未来の日本が舞台です。
映画「マトリックス」の元ネタにもなってる作品です。
「デミアン」ヘルマン・ヘッセ
哲学的な悩み事があった時期に、解決の糸口をくれた
復活・癒し系小説。さすがノーベル文学賞。
「アルケミスト」パウロ・コエーリョ
心が純粋だった頃の気持ちを思い出します。
疲れてる時に読むと、ほのぼのの心の錬金術書。
本当の豊かさってなんだろうと考えさせられます。
出た!SFキタ!
「SF」「ミステリー」「ファンタジー」この3つを勝手に「一見さんお断り・秘密倶楽部」のように感じております。
でも『ニューロマンサー』は読んだ事があります。
なぜならば、理系オタクな先輩が「ギブソンくらい読んどけよ」とこの本を貸してくれたからです。
ひそかに好きでした。でも先輩はあの娘が好きでした。さよならグッバイ先輩・・・あー痛い思い出までぶり返してきましたよ。
(返す時にまた話すチャンスができるとか、あー痛い上かゆい)
で、中身はスッパリ忘れました。
「ニューロマンサー」>”サイバーパンクSF”、「デミアン」>”哲学”、「アルケミスト」>”心の錬金術書"
NazeNaniさんからは理系?論理的?な感じが漂ってきます。
ありがとうございました。
http://item.rakuten.co.jp/book/1125881/
http://item.rakuten.co.jp/book/1125883/
http://item.rakuten.co.jp/book/1136166/
『エマニュエル・スウェデンボルグの霊界』(1)~(3)
霊界関係の本は色々読みましたが、スウェデンボルグの著書は次元が違うという感じでした。
もちろん人によって感じ方は異なりますがお勧めです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A...
エマヌエル・スヴェーデンボリ。
初めて知りました。
丹波さん的な方かと思ったら、王族からも庇護されるような立派な学者さんなんですね。
霊界というとオカルトチックなイメージですが、もっとキリスト教的な内容のようですね。
キリスト教の知識(学問としてのというか)があるとないとでは、向こうの文化なり本なりの
理解度ってかなり違うよなぁ、と最近改めて感じます。
よく自分で勝手に考えて妄想してるので、答えさせて頂きます♪
・クリスマスに少女は還る(キャロル・オコンネル)
これはホラーやサスペンス嫌いの人にもお勧めしたいです。
読後は余韻が残って、ラストも衝撃でしたが、今でも鮮明に1シーン1シーンを思い出せる一冊。
内容:15年前に誘拐された殺害された双子。犯人は逮捕され収束したかに見えた事件だが、
クリスマスが間近にせまる日、15年前と同じような手口で誘拐事件が起こる。
犯人は今も服役中。…なのに何故?
幽閉された部屋から逃げ出した少女は親友と落ち合い、地下室で身を寄せ合って救助を待つ二人。
この事件の真相は?二人の運命は…
・月の骨(ジョナサン・キャロル)
これ読まずに死んだらダメです!!
ダークファンタジーという分野で、この著者の作品はすべて大好きですが、特にこの本。
内容:やさしい旦那様とお腹には子供。幸せな生活を送るカレンは毎夜夢を見る。
その世界の名はロンデュア。夢は毎晩連続していて、そこで私は息子のペプシと五本の月の骨を探す旅に出る。
「熱々拇指/あつあつおやゆび」「夜耳/よるみみ」などの素敵な訳も効いていて、圧倒的な世界観にどっぷり浸れます。
・春にして君を離れ(アガサ・クリスティ)
クリスティの中でも異色の恋愛作品。2冊手元に保存用と読みつぶし用として置いておきたい本です。
ラストの一文に是非ゾクリとしてほしいです。
ノン・ミステリですが、家族の在り方を否応なしに突きつけられて、これは・・ほとんどホラー。
内容:弁護士の夫に3人の子供、幸せな家庭。
子供達ももう自立し、長く夫に内助の功に尽くしてきたショーンは、完璧な道を歩んできたと自負している。
何の問題もない日常。そんな中ショーンはある日汽車旅の途中、足止めをくらってしまう。
何もすることのない彼女は、ふと心の中を彷徨う。過去の思い出。秘密。夫へ尽くす事で得るアイデンティティ。私の望んだ愛ってこんなものだった?
帰って1からやり直そう。そう決意した彼女は…
↑私が書くとつまらなそうですが(=^・^=);少しでも伝われば良いなぁ。
ナイス妄想!
伝わってますよー、なんというか「その本にめぐり会えた幸せ」みたいなのが、びしびし来てます。
そういうオーラのようなものを感じると、こっちもなんだかシアワセな気持ちになります。
「春にして君を離れ」は読みたいな、と思っていた本でした。読む楽しみが増えました。
「クリスマスに少女は還る」は映画みたいですね。ドラマチックそう。初期のX-ファイルみたいな感じでしょうか??
「月の骨」ダ、ダメすか!了解です!しっかし息子の名前「ペプシ」ってきてますね。
ありがとうございました。
1
島泰三著「はだかの起原」(木楽舎)
人類が裸であるのは適者生存の法則から外れているということに気づいたフィールド人類学者が、ダーウィンほかの学者たちがこれまで人類のハダカについて説明してきたことを、ことごとく論破する、極めて知的刺激にとんだ科学の本。
僕はこの本をはてなで教えてもらいました。
http://members.jcom.home.ne.jp/miurat/hadaka-k.htm
http://www.qanzoo.sakura.ne.jp/diary/hadaka.html
2
ローレンス・ヴァンデルポスト著「カラハリの失われた世界」(ちくま文庫)
「戦場のメリークリスマス」の著者は、南アフリカのアフリカーナ系の白人、それも共和国元首の息子でした。彼は第二次世界大戦が終わった後で、カラハリ砂漠にブッシュマンの取材にでかけます。そのときの記録が本書。これもハラハラ、どきどきする大変に面白い本です。人類の起源は南アフリカのブッシュマンだという説がありますが、本書は我々の先祖をたずねていく旅でもあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Laurens_van_der_Post
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Laurens.van.der.Post.The.Lost....
3
Henno Martin "Sheltering Desert"
これは和訳が出版されていませんが、非常に面白いです。
http://www.the-sheltering-desert.com/
1940年代に、ナチス政権下のドイツから、二人の地質学者が南西アフリカのナミブ砂漠に逃げ込み、2年半、自給自足の生活を送る。そのときに、考えたこと、経験したことを、まとめた驚くべきノンフィクション。
砂漠の中でだんだんと野生の感覚や第六感を取り戻していく過程もおもしろい。
アフリカ!
これを読まずに死ぬなんて、というより「アフリカに行かずして死ぬなんて」ですね。
地球の歴史の地、人類の祖先の地、野生の大地、砂漠、戦メリ、坂本龍一・・・。最後なんか違いましたね。
アフリカや人類の起源に惹かれてやまない、知的探究心みたいなのが伝わりました。
特に3。ノンフィクションとは。ShinRaiさん、翻訳家デビューされませんか?なんでドイツからアフリカに?それも砂漠。読みたいけど読めません。。。
ありがとうございました。
「妖星伝」です。
これを読んだとき、「ああ、この本読めてよかった」と心の底から思った本。
性や暴力てんこ盛り時代伝奇SFなので、18禁に指定されてもおかしくはない小説ですが、地球のことを指して逆説的に「この星には生命が多すぎて醜い」ということを他の星からやってきた生物に言わしめることで、生命について考えさせられる小説でもあるし、江戸時代の農民を一揆へ導く一揆侍の話から社会制度や権力についても目を向けたくなります。
良くも悪くも世界観が変わるのではないかと自分では考えてますが、まあ読む人を選びそうな本なので人には強いて勧めるようなことはしません。
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%8C%E6%9C%AC-%E5%A6%96%E6%98%9F%E4...
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%8C%E6%9C%AC-%E5%A6%96%E6%98%9F%E4...
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%8C%E6%9C%AC%E5%A6%96%E6%98%9F%E4%...
お、またSFさんですね。
amazon見てきました。”姦と淫が交錯する”…確かに万人に向けて(特にお子様とか、穏やかな癒しを望む方とか)はお勧めできないかもしれませんねー。
>これを読んだとき、「ああ、この本読めてよかった」と心の底から思った本。
あー「出会い本」!分かります!
これだっていう本に出会えた時の喜びって、発掘とか発見の喜びでもありますよね。
遠い昔「エウレーカーエウレーカー」と叫びながら街中に飛び出したおじさんの気持ちがわかるというか。
ありがとうございました。
・Love you forever
絵本です。生きることの意味を再認識して、他者への愛情をふかめることができます。
・UNIXという考え方
UNIXの主にShellでできることについて述べた本なのですが、「小さく開発する」という設計哲学の良さをおしえてくれます。それはプログラムとかシステムの話しではなく、自分自身の生き方についても適用できます。
・誕生日辞典
おそろしく的確な占い本です。迷った時、見かえしています。
面白い!何だか素敵。
プログラムともシステムとも全く無縁なのですが、システムって人体で言う脳からの指令みたいだなーと感じた事があったので
こうして聞くと、そういう世界も突き詰めて行くと哲学になるのかなーと。
でも私が『UNIXという考え方』を読んだとしても同じようには感じられないと思うんです、きっと。それがまた面白い。
「再認識」や「確認」のような共通点がありますね。
『Love you forever』はお母さんの本。というイメージですが。プログラマーやシステムを構築する方もどこかで”お母さん”
なんでしょうか?
【ピーターパン】
これは単純にこの作品を読むだけじゃ、別にどうという事は無いかもしれません。
ピーターパンを挙げたのも、これが一番分かりやすかったからです。
何故「これは読まなきゃ!」と思ったかと言うと、子供向け作品の黒さを教えてくれたからです。
一時期流行った「本当は恐ろしいグリム童話」なんかにもありますが、今子供向けと言われている作品は必ずしも単純な作品では無く
大人が読んでも怖いと感じる恐ろしい場面が出てくる作品は少なくありません。
多分ここで挙げたピーターパンなんかは、ディズニー映画の影響でほとんどの人が物語のあらすじは知っているのではないでしょうか?
だから逆に今更原作を読む気にもならなくて、それは色々な作品に当てはまると思います。
世界中で有名になった作品は、当然優れた作品である可能性が高い。
なので、色々な超有名な物語を読む気にさせてくれたピーターパンを挙げました。
本題の「もったいない」は「子供向けだからって、有名な話だからって、読まないのはもったいない!」です。
【イリヤの空、UFOの夏】
所謂ラノベです。
ラノベだし、表紙もなんか女の子だし、オタクっぽいし、読まん!
なんていうのは勿体無い!
ボーイミーツガール物で、セカイ系で、学園物でSFで。
嫌いな層が多い要素をバッチリたくさん持っているせいで、読まず嫌いしてしまう人がいるのが本当に勿体無い!
作品の性質上若いうちに読んで欲しいです。
私はここから(宇宙系の)オカルト・SFにドップリはまりました。
ラノベって、「普段漫画とラノベしか見ない様な人が読むんでしょ?」なんて偏見を持つ人もいますし、実際にそういう人も多いんですが、
優れた作品も一杯あります。
以上2作品です。
>「子供向けだからって、有名な話だからって、読まないのはもったいない!」です。
>読まず嫌いしてしまう人がいるのが本当に勿体無い!
耳が痛いです。
ところが、なんと、『イリヤの空』持ってました。
以前ブッ○オフでなんとなく購入して、そのまま本棚奥底で眠らせていました。
>ラノベだし、表紙もなんか女の子だし、オタクっぽいし、読まん!
スミマセン、ホント、スミマセン。ちょっとそう思ってました。
「どーせパンツ白いんでしょー、または白に水色のボーダーみたいな、どこで売っているんだ、そのパンツ?!大体世の女子高生に問いたい。夏場、とんでもない色柄レースのブラの上に、肌着もあてずに直接白いブラウス着るって何?見せブラか、見せブラなのか?!だったらいっそブラウス脱いじゃおうぜ。堂々見せれば自然に見える!」
と。
で、今読んでいます。夏休み最後の夜、忍び込んだ学校のプール、月明かりの下、スク水の女子が鼻血噴いています。
夏休みはいいなぁ。
>ラノベって、「普段漫画とラノベしか見ない様な人が読むんでしょ?」なんて偏見を持つ人もいますし、実際にそういう人も多いんですが、
う~む。確かにその通りなんですけれども、ラノベってどれから読んだら良いのか分からないんです、私の場合。
マンガと違って馴染みが薄いのと(なのでマンガと違って「コレはいける」っていうカンが働きにくい)、イラストの感じと中身が合ってないのでは?これ正直もっと別な感じの絵の方が良いんじゃ?むしろその絵がハードル高くしてないか??という「あくまでも私個人の」印象で、なかなか一歩踏み込めずにいます。
でも、食わず嫌いは何よりもったいないですよね。。。ありがとうございました。
日本が縄文時代や弥生時代だった頃、中国ではもう、こんなすごい本が書かれていました。中国の古典はこれらに限らずどれもすごいです。本当は「史記」をおススメしたかったのですが、3冊ではおさまりませんでした。(汗;
・荘子―中国の思想 (徳間文庫) (文庫)
岸 陽子 (翻訳), 松枝 茂夫, 竹内 好, 『中国の思想』刊行委員会
http://www.amazon.co.jp/%E8%8D%98%E5%AD%90%E2%80%95%E4%B8%AD%E5%...
・孟子 (中国の思想) (単行本) 今里 禎 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%9F%E5%AD%90-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3...
・荀子 (中国の思想) (単行本) 杉本 達夫 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E8%8D%80%E5%AD%90-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3...
3番目の方をまじめに「たけのこ」と読みました…。
理想的な読書ですね。
だってこの3冊だけで古典の世界を理解できるわけないですし。まず”きっかけの1冊”があって、その1冊からもう1冊・・・って進んで、そうするとその本を理解するにはそれだけではダメで、その周辺の本や、解説の本を読む必要が出てきて、ぜんぜんそれとは関係ないと思っていた本に最初の1冊目で疑問に思っていた所のヒントになるような箇所があって・・・。
という積み重ねがあって、たぶんその3冊に繋がっていったんでしょうね。
行き当たりばったりの読書ばかり続けていると、何年か後に読んだことすら忘れてしまう事があります。
うらやましい。
・リング
・らせん
・ループ
【理由】
こういう世界観は非常に大好きで、当時はマトリックスという映画と平行した作品でした。
マトリックスの世界観もほぼ同じ。時代を反映してでしょうか?ターミネーター3の公開もあり、
人間VSロボットの構図が出来上がったような気がします。
まず、映画化不可能とまでいわれた『ループ』こそが『リング』シリーズの醍醐味であり、
ミーハーな人たちは映画だけ見て小説を読まず、このスケールの壮大さを理解されていないんだろうと
ただただ残念なのと、時代を串刺しして同じ世界観・共通点を見つけられたことに優越感を感じています。
ドキッ!ミーハー1号です。
「リングだけ」読みました。まさにミーハー。映画だけ見て「らせんて面白くないね」って言ってました。これぞミーハー。
シリーズへの熱い思い、確かに受け取りました。
ありがとうございました。
直視すべき三冊 ~ 生きた、病んだ、死んだ ~
── 十六名の生存者は、下記の二十九人の死者とともに(搭乗員5、
ラグビー選手16、一般乗客24、計四十五名)1972年10月13日金曜日
15時30分ごろ墜落、七十一日後に救出された。
http://q.hatena.ne.jp/1221159559#c130347
── P.P.リード/永井 淳・訳《生存者 19820325 新潮文庫》
── 微生物には親がなければならぬ!(Spallanzani, Lazzaro)
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19710228
── ポール・ド・クライフ/秋元 寿恵夫・訳《微生物の狩人(上)19801117 岩波文庫》
── 命を救うのに役立ったかもしれないと思える時間が、無為のうち
に、いかに多く浪費されたかを考えると、医者が過去の惰性に溺れるこ
との愚かさに、かつてのいらだたしさが再びこみ上げて来た。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19151028
── トールワルド/塩月 正雄・訳《外科の夜明け 19711215 講談社文庫》
>~ 生きた、病んだ、死んだ ~
ソノ発想ハ、ナカッタワ!!
確かに直視すべきですね。
3冊以内ってコトやから、ソレ以下でもイイんよね。
1. 先ずオレが書いた世界的ベスト・セラー(ウソ!)から。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2301
http://www.amazon.com/s/ref=nb_ss_gw_1_5?url=search-alias%3Daps&...
http://plaza.rakuten.co.jp/worldwoker/diary/200511250001
2. 『銀河帝国の興亡』 by アイザック・アシモフ
コレから世界はどう動くかを知る上で、必読の書!!!!!!
9.11は過去の INCIDENT ではナイ!!!
アメリカは常に狙われているのだ!!!!!!
アメリカはアフガニスタンに拘っているのではナク、アル・カイダ、ビン・ラディンを見据えているのだ!!!!!!
ミュールとの長く、厳しい戦いは続くのだ!!!!!!!!!!!!
http://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%...
社会科学SFミステリの最高傑作, 2006/12/29
By ゴルディアス (愛知県) - レビューをすべて見る
SFにおける科学とは自然科学がほとんどだが、
社会科学SFというジャンルを確立した傑作。
広大な領地を治めるには帝国制がマッチするのか?
ということで、ローマ帝国みたいな銀河帝国が登場するが、
サイコヒストリー(心理歴史学)という概念を発見した天才科学者ハリ・セルダンの
未来予測術に基づいた、帝国の興亡の物語である。
帝国は崩壊すると予測したセルダンは、帝国を維持、
もしくは復活させる複雑な計画を立てて死亡する。
セルダンの遺志は科学者の集団「ファウンデーション」に委ねられる。
様々な障害を排除する「ファウンデーション」であるが、
セルダンが予想出来なかった超能力者の登場は、
銀河に未曾有の危機を齎す。
「ファウンデーション」のメンバーが絶望した頃、
「第二ファウンデーション」の存在が囁かされる。
セルダンは実は完璧に予測して、人類の救世主となるべく「第二」を秘密裏に作っておいたのか?
「第二」は存在するのか?でも「第二」が決め手なら、「第一」の我々は捨て駒なのか?
銀河帝国の興亡は如何に?
三巻目がSFミステリとしても素晴らしい出来である。
「全ての道はローマに通ず」
というヒントが粋である。
>1. 先ずオレが書いた世界的ベスト・セラー(ウソ!)から。
マジでかー!?って絶版ですよ!!
でもコピペはダメです。
よく勘違いをされるのですが、本書はセルオートマトンの話ではないです。
原著が「The recursive universe」
物理学的宇宙を情報理論的に捉えなおした本です。
ライフゲイムはその解説のための手段であり、例の一つです。
現在モニターに向かっている私の顔をお見せしたい。
ムンクの叫びの口を閉じて鼻にワサビ突っ込んだような顔をしています。
宇宙、宇宙・・・もう宇宙ですね。
数学の宇宙の世界を泳げる人に、一度ゆっくり話を伺いたいです。
きっともっと違う風に世の中を捉えているような、それもそうじゃない人のただの勘違い・幻想なのか。
TAK_TAKさんの内に秘めたる信念を感じました。
ありがとうございました。
村上龍作品が好きですね。
もったいない!いや、むしろかわいそうかどうかわかりませんが、考え方が楽になります。
惜しい!
村上龍のどれがいいッスか??
原因と結果の法則
読むと人生観変わります。
物事に前向きになれるというか。
是非おすすめです
人生観変わっちゃいますか。
前向きシンキングに疲れたときは、岸辺四郎の『後ろ向き』も何気にいいッスよ。
ありがとうございました。
私が紹介するものは3冊の文庫本です。3冊で2,000円しません。ぜひ読んで下さい。
1冊目は、なんで生きるんだろう、自然と人間の営みについて考えます。
2冊目は、日本とは?偉人の生き方とは?筆者が明治時代の視点から描き上げています。
3冊目は、日本を代表するものづくり企業の創業者。あこがれが躍動感あるように感じられます。
>3冊で2,000円しません。
本ってお高いですよね。最近は文庫も平気で千円近いのありますし。
図書館ないと破綻してます。
ご紹介ありがとうございます。
が、何かこう、もうひとつ、その本にかけるアツイ想い、そして出会い、などが欲しかったです。
(でも参考になります。ありがとうございました)
去年読んだ中で(100冊以上)間違いなく一番よかった本。
偶然読む気になったんですが、ほんとに運がよかった。
面白さに対して知名度が低すぎる。もったいない。
* * *
キャラクターグッズなんかもあるので、そういう系か、という偏見もありそう。
子供向けとか少女趣味とかいうイメージで避けてる人が多いようなのですごく勿体なく思う。
(本の宣伝文句やレビューも子供用というイメージばかり前面に出てて残念。)
(Amazonでレビューを見てたら本当にそんな風でだんだん憂鬱になってきた。)
子ども向けではありますが、大人も楽しめる本です。
動物が好きなら特にお勧め。動物を観察するのが好きなら絶対お勧め!
作者のビアトリクス・ポターは、作家である以前に優れた観察者です。
擬人化された動物は、決して人間のようになってしまわない。
リアルな動物たちが人間劇を「演じている」ようにも感じる。
物語が二重に見えてくる…なんというか、不思議なバランスです。
(ソフトバンクのお父さんが、どこか似ていなくもない…かもしれない。)
* * *
急に流行り始めた時は読まずにいましたが、京極夏彦面白い。
京極夏彦にハマったきっかけはこの一冊なので。
読まなかったら人生損してたと断言できます。
私も去年『悪童日記』を読みました。奇遇ですね。
ラストが衝撃的でした。『悪童日記』が衝撃的だっただけにその後の『ふたりの証拠』と『第三の嘘』はなくても良かったのじゃないかなぁ(『悪童~』だけで後2冊の展開は可能性として察せられる、というか察せられる程度に留めておいて欲しかった)、と思ってしまいました。ってそんな事はどうでもいいですね。
『悪童日記』は去年読んだ本の中でベスト3くらいに入ります。
『ピーターラビット』のお父さんって確か人間につかまってパイにされちゃってませんでしたっけ?ブラックの強い童話なのかなと思い込んでました。
>擬人化された動物は、決して人間のようになってしまわない。
>リアルな動物たちが人間劇を「演じている」ようにも感じる。
なるほど。その視点で読んでみたいです。
京極夏彦は京極堂シリーズしか読んでないんですが、なぜかハマッて一気に読みましたねー。でも本がたいそう分厚く、持ち歩くのにとても苦労しました。
lqdfさんが読書する時に型にはまらないように、いろんな視点を持つように気をつけているんだなーっていうのが伝わりました。ありがとうございました。
別役実「虫づくし」です。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/05231393/introd_id/Xmo46...
虫とは何か?という概念が覆されます。
こおろぎについて、「こお・ろぎ」派と「こ・おろぎ」派があったり、夕日を眺めるありがいるなど、
虫についてしらなかったことが満載です。
特に「きくむし」については、ぜひ読んでいただきたい。
虫が何より苦手な私にとって、リンク先の表紙を見ただけでさぶいぼが立ちました。
たぶん全部読んだ際には「イヒヒヒヒヒー」とか引き攣った笑い声を立てていることでしょう。
でも「こおろぎ」の呼称にひと論争あるとは!
世界って広い!深い!
「きくむし」想像するだけで怖い!!
これを乗り越えれば私も一皮むけるかもしれません。虫への愛、伝わりました。
虫愛ずるedgarpoetsnelさん、ありがとうございました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/409408273...
伊沢元彦「逆説の日本史」現在、文庫では12巻まで出ているらしい。
単行本では15巻までかな?
日本の歴史や、ひいては世界の常識と我々の常識を理解するには必須の、真実の教養を解説している・・・と私は思う。
臆する事無く、汚らわしい歴史の真実を直視する事こそ未来を切り開く唯一の道だと思う。
資本主義の裏側で利益を上げる巨大資本の性質を資料に基づいて解説している。
これからの日本の歴史を予測するには必読の歴史書。
村上春樹の「ノルウェイの森」
美しい風景と切ない感情を、焦る事無く堪能したい。
忙しい人は読まない方が良い。
「くもりなき眼で見極め決める」(もののけ姫)、のようですね。
臆さず、直視する勇気を感じます。
ところでノルウェイの森は発売された頃になんとなく読んで(だから中身なんてまるで理解していない)「大学生になるとこんな生活なのかー」とかなり間違った何かを植えつけてくれた思い出深い作品です。
>忙しい人は読まない方が良い。
環境重視ですね。
ありがとうございました。
間に合いますか?!
「ミステリ」という名の特急列車にまだ間に合うでしょうか?
乗っていいでしょうか?!
(ミステリというジャンルからは「ひとつふたつ読んだど素人が口出しするんじゃなくっよ、文句があるならベルサイユへいらっしゃい!」的な何かを感じてしまうので・・・)
<追記・訂正>
『イリヤの空~』を忘れてしまったので、なんとなく読んだ『黒百合』(多島斗志之)に「やられたー!」です。戦後・昔の本物のお金持ち・夏休み・避暑地・少年少女・恋…。むしろ女子(つーか永遠の17歳?)向けかも。旨いもんとオモチロイ本に出会った時って何故ジタバタしてしまうのでしょう。なので今ジタバタしています。ミステリーも良いですね。綾辻行人作品ではありませんでしたが、私は鈍行でミステリーと付き合いたいと思います。
使えるお金とヒマがある人が、死にたいとはあまり思わないんではないでしょうか
これを読むと死にたい人でもちょっと死にたく無くなるかもしれません。
矛先がずれるというか。
この中の最初の方に、「人生を夢で語るのは自由だが、それよりは人生を制約(お金)から語るほうが堅実」
「ある日、ちょっとしたことであなたは急にプロボクサーを目指したくなるかもしれない、
そんなときに必要なのはお金」
そんな例えがなんだか地味におもしろくて、読むうちに、
永遠に続くように見えたサラリーマン人生に対する意識がかわりました。
自由!
あとの2冊は真顔でBL小説にしようかとおもったのですが、おすすめが絶版でしたので・・
覆面作家は二人いる (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)
10年前からツンデレです。お嬢さま探偵です。
30年前の美形探偵(こいつは絶対へたれ受だと思って読むと現代風に楽しめるかと)
真顔でBLで良いのに!と真顔で言ってみました。
BLは剛しいらさんくらいしか知りません。剛しいらさんは当たり外れも大きいけれど大変器用な作家さんだなーと感じます。特に当りの本は男子の方もチラ読みしてみればよろしいのに!と思いました。つまりエロスです。(かつ面白いです。教授シリーズとか落語とか幕末ものとか)
コメントを拝見しました。泡坂妻夫さんは今まで一冊も読んだ事がありませんでした。紹介していただいたのをきっかけに読んでみます。この場を借りて、ご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。
rakuten:book:10121746:title V.E.フランクル
アウシュビッツを生き延びた体験記。
戦争について書かれた本は、平和な日常についても多くのことを考えさせされる。
生きがいについて 神谷美恵子
ハンセン病の治療に一生をささげた女医の手記。
これもまた生きることについて考えさせられる本。
生きることを見つめ、救いを見出せる。
広辞苑 第三版 新村出
ネット全盛になってあまり使わなくなってしまったが、ミニマムの百科事典。
知の宝庫であり、飽きることがない。
(グッときたというには当てはまらないかも?)
いずれもいつも側にあった思い入れのある3冊。どれも新版が出ている。
広辞苑、確かに。でもちょっとズルイ!(笑)
「夜と霧」、神谷美恵子さん、もったいないというより「読まなければならない。忘れてはならない」本と言ってもいいのかもしれませんね。
このリストの中に「沈黙」を入れてみたいです(フィクションですが・・・)。
ありがとうございました。
【永遠の仔】天童荒太
人間の持つ優しさや美しさ、憎しみ、汚い部分などがすごく深く描かれていて、
読み終えた時にはなんとも複雑な思いが残りました。
キレイゴトや、ただただストーリー性重視の読み物に飽きていたころだったので、
心を鷲掴みにされてしまいました。
【マンハッタンラブストーリー】宮藤官九郎
ドラマ「マンハッタンラブストーリー」のシナリオ本なんですが、
これがおもしろい!
活字でこんなに笑えるの!?と、新発見。
『永遠の仔』持ってました!で、自分が読むより先に友達に貸してしまい、その友達がとても感動していたのでそのままプレゼントという事に(借りパクではなく)
出会いかけてそのまま別れてしまってましたねー。受賞されたことですし、これを機会にチャレンジしてみます。
『マンハッタンラブストーリー』ドラマは大好きでした。♪ラーブラブ・マンハッタン・ウォウウォウ~という歌もいまだに歌えます。
シナリオ本も良さそうですね。ありがとうございました。
絵本です。シンプルでわかりやすくあるがゆえに、広く伝わる力を持ったとてもいい作品だと思います。
読み返すたび、思い返すたびに、いつだって自分をしゃっきり励ましてくれます。
これは最近出会ったばかりの本なので、客観的な理由よりはむしろひたすら思い入れがある、ということになるかもしれません。恋愛小説といえばそうなるのでしょうが、巷に多くある恋愛小説のように、ドキドキして泣いてそれでおしまい、とはならずに、ちゃんとこちらの住む世界を揺るがしてくれます。ひととのかかわりの中で生きている自分が実は何を見て、何を見過ごしているかを捉え直すよろこびがある。
私がこれを読んで思ったのは、結局のところ、本を読むことは、本を読むことでしかない、ということで、つまり、本を読む以前に私たちは生きている。根本に立ち返る道しるべとして、いい本です。個人的な思い入れとしては、今までに二度、それぞれ別の友人から、どちらも突然なぜか貸してもらったことが、強く印象に残っています。
『デミアン』に次ぎ、ヘッセ再び。
ヘッセは『デミアン』を”666”の方だと勘違いして借りてきて撃沈した苦々しい思い出があります。『車輪の下』も課題図書か何かだったのですが当時は全く本が読めず、読んだつもりで感想文を書き上げた、これも苦々しい思い出があります。
振り返ってみると、もったいない読書の遍歴ですね…。ヘッセに限らずあの時面倒くさからずにきちんと読んでおけばなぁ、とものすごく思います。
『好き好き大好き超愛してる。』
>ひととのかかわりの中で生きている自分が実は何を見て、何を見過ごしているかを捉え直すよろこびがある。
うわー素晴らしいですね。そういう本との出会い。同じ本を読んだとしても、同じようには感じないかもしれない(お気を悪くされたらごめんなさい)、でもそこが読書の面白い所」というか。「出会い本」に出合った時の嬉しさ、あれは例え他人がクソミソにけなしてても、そんなの関係ないんですよね。・・・って『好き好き~』の事ではありませんよ!読んだ事ないので!(汗)
『ラチとらいおん』懐かしい!家にもあったんです。でもどこに行ってしまったんだろう。リンク先を辿っていったら『もりのなか』があって、わー読んだこれー!って思わず口に出して言ってしまいました。
ところで
>今までに二度、それぞれ別の友人から、どちらも突然なぜか貸してもらったこと
これは滅多にないことですよね、安っぽい言い方ですけど巡り合う運命だったのかもしれませんねー。
貴重な体験談、ありがとうございました。
まだ出ていないようなので出します。
1,銀河英雄伝説 田中芳樹
歴史SFの傑作です。私の人生観はこの作品と共に育ちました。
中学、高校時代はこの本無しには成立しなかったと言っていいでしょう。
何百人といる登場人物すべてが一生懸命生きている素晴らしさ。
敵味方問わず、彼らの台詞に頷いてしまうのはそのためです。
正しいことだけをすれば幸せになれるわけではなかったけれども、
信頼とか友情とかささやかな愛とか、真剣に生きることで生み出される人間らしさが魅力的でした。
2,69 −sixty nine- 村上龍
男子高校で銀河英雄伝説に傾倒していた私にいいからこれを読め!と教えに行きたい作品。
理屈はいいから実践しろ!今すぐ銀英伝を窓から投げ捨ててそこの女子に話しかけろ!そうすればこんなに楽しい学生生活が!
と、後悔というかなんというか、大学生時代に複雑な想いを抱かせたとても楽しい小説です。
将来もし男の子が出来たら中学生になるときにプレゼントしたいです。
>中学、高校時代はこの本無しには成立しなかったと言っていいでしょう
>今すぐ銀英伝を窓から投げ捨ててそこの女子に話しかけろ!
なんですと?!ど、どっちッスか?!
でもそれ分る気がします。
村上龍に出会えたのも幸運だったけど、銀英伝に出会えたのも幸運。ニワトリが先かタマゴが先か、のような、違うか。
「sixty nine」+「村上龍」=「エロ&エグイ」
作品だとばかり思ってました、違っていたんですね。失礼しました。
川上作品は世界観にはまれるかどうかで、評価は大きく変わってきますが。
はまれば笑えるし、燃えるし、泣けるし、いろいろ詰まっています。
私はこのシリーズ作品で、川上稔信者になりました。
皇国の守護者 (1) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
戦記物ですが戦闘シーンや戦略、戦術といった前線の描写のみならず、
経済や政略といった描写も非常に細かく書かれているのが良いです。
また無能な上官に頭を抑えられ、血筋という理由で虐げられつつも
才能をフル活用してのし上がっていく主人公を見るのも面白いと思います。
キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
私がライトノベルを読み始めた頃に出会った作品です。
ブラックユーモア?がいっぱい詰まった有名な短編集シリーズです。
風刺や説教的な物も含まれている作品が時々あるので、好みは分かれるかもしれません。
どれもタイトルだけは知っているけど、でした。
エンタイテイメントの要素の良さがグッと詰まってる感じですね。
(個人的には皇国の守護者が気になります)
ハマリだしたら止まらなさそうな匂いがしますね。
ありがとうございました。
マルセイユの前途有望な船乗りだったエドモン・ダンテスは、知人たちの陰謀から無実の罪で捕えられ、14年間の牢獄生活を送る。脱獄を果たし、莫大な財宝を手に入れたダンテスは、モンテ・クリスト伯と名乗ってパリの社交界に登場し、壮大な復讐劇を開始する…。
寝るのを忘れます。
金貸しのばあさんをヌッコロして逃げる若造の話。
サスペンスの一種。
食べるのを忘れます。
娯楽の古典。
最大のライバルが実は・・・という話。
おフランス革命を背景に、恋と剣の冒険が繰り広げられる。
死ぬのを忘れます。
寝るのを忘れ、食べるのも忘れたら、死んじゃうじゃん!
と思いきや、死ぬのも忘れてしまいますか!墓場のジェシー(仮名)も飛び起きそうですね。
さらにすべて古典というのがツボですね。
ドストエフスキーをサスペンスの一種、と言い切ってくれて(アホの私は)少しホッとしております。
「物語好き」にとって、ドストエフスキーは物語としてガンガン読める・・・と思って解説などを読むとそれは固くムツカシク「あれぇ~違う本読んでたっけ?」と。や、頭悪すぎって話なんですけれども。
ありがとうございました。
3冊ともラノベですが。
フォーチュン・クエスト―世にも幸せな冒険者たち (角川文庫―スニーカー文庫)
冒険をする為には『冒険者』の免許を獲らないといけなかったり、
免許があると武器や防具の割引制度があったりと、
ファンタジー世界に現実社会を持ち込んだ画期的作品。
伝説の勇者とかではない普通の冒険者である主人公達が
それぞれの個性を出しつつ、困難を乗り越えて行くところが爽快です。
我が呼び声に応えよ獣―魔術士オーフェンはぐれ旅 (富士見ファンタジア文庫)
文章がものすごく独特で上手い。
ギャグとシリアスのバランスが絶妙。
主人公が凄くカッコイイ。
ラノベでここまでやるか?というくらいのバトルもの。
『剣』の視点からという独自の語り口が文章とは思えない
スピード感溢れる戦闘描写を可能にしている。
主人公の真っ直ぐな生き方が爽快。
剣と勇者の冒険譚ですね。
カッコ良さと爽快さ、スカッととしそうですね。
取り上げていただいた3作品とも共通点がありそうで、すごく面白いです。
ありがとうございました。
カント。知的だから。訳も平易でよかった。
永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫)
水村美苗。日本語の過去と未来について考えさせられた。
同じく水村美苗。とても共感した一冊
惜しい!本への想いがもうちょっとあれば!!
どう共感したのか、とかがあれば・・・ッ!
フェルマーの最終定理という数学の問題をテーマにした本です。
古代ギリシャ(ピュタゴラスの定理)から始まり、フェルマーの謎かけから3世紀、世界中の天才数学者がこの謎かけに挑戦していった物語。
難しい数学の公式などは一切使わず誰にでも理解できるようにした著者の文章力と数学者達の執念に感動しました。
この本を読むと時空を超えた知的冒険が出来ます。
この本と出会って人生が変わりました。
バークシャー・ハサウェイを経営するウォーレン・バフェットが株主宛に書いた「手紙」をテーマ別にまとめた本です。
ウォーレン・バフェットの哲学やユーモア、視点など本当に学べることが多いです。
本は何回も読んでボロボロになり現在2冊目です。
最近はオーディオブックが出たので、いつも聴いてます。
アインシュタインの人生を描いた本です。
僕はビデオの方を観ました。
「神様はこんなふうに世界を創ったのだろうか?」
アインシュタインはいつもこのように自問したそうです。
神の視点にたって物事を考えていたアインシュタインらしい言葉だと思います。
いずれも読んだ後は視点が読む前よりも圧倒的に広くなりました。
哲学の本とかも紹介したいのですが3冊という制限があるので比較的一般的と思われるものを紹介しました。
『アインシュタインロマン』はテレビで見ました。
しかもリアルタイムで………(遠い目)
『フェルマーの最終定理』が証明されたときもリアルタイムでした!イェーイ!!…せっつね。
なんかしんみりしてしまいました。
ありがとうございました。
新世界のバイブル
まさらおの万葉部屋 http://masarao.web.fc2.com/index.html というサイトに掲載されている小説です。私の知るネット上の小説の中では最高峰です。
惜しい!
想いが、熱い想いがあと一歩で賞!
なんか友達に引かれましたが
好きなものは好きなので胸張っておすすめします!
伏線とか数多いキャラ、話の交差が面白いです
過去編、番外編で作中の世界がどんどん広がっていきます
キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
毎回読んで飽きないと思います
面白く、色々考える話があるので印象に強くのこります
言葉では表現しづらいですが
とても良いです
これを読まなきゃ今の自分はいないかもしれないです
表紙がどうとか、売れてるとかそんなんじゃ無いことを読んで思いました
『キノ』2票目ですね。
>表紙がどうとか
ウッ!、ラノベ(『イリヤの空~』、今「正しい原チャリの盗み方」に入った所です、面白い)を薦めて下さった方のところで表紙がどうの書いてましたね、私。
あ、『こころ』。
わたしそうかもしれません。そしてその事を忘れかけていました。
夏休みの課題図書で、いやいや読み出したら止められなくなってしまい、先生の手紙を夜行で読んだ書生の主人公のように、眠るのを忘れて一晩で読みきっていました。
「純文学」と呼ばれる物を読める人だけが読むものと頭から決め付けていましたが、それが大きく変わった一冊でした。
大切な気持ちを思い出させてくれてありがとうございます。
>好きなものは好きなので胸張っておすすめします!
あっぱれです!
<追記>
『フラニーとゾーイ』は読まれましたか?おせっかいですが、もしまだ読まれていなかったらおすすめします。
ありがとうございます。児童文学は好きなので、私も船長にめろめろになりたいです。
(ひらがなでめろめろと書くとなんとなくなまめかしい感じがしますね、あ、関係ないですね)
amazonでチェックしてきました(amazonですみません)。
toukadattebaさんのイメージが『耳をすませば』の雫ちゃんとダブってきてしまいました。
全く関係ない話ですが、天沢聖司くんは永遠の胸キュン王子です。
<<※回答者の皆さんへ補足です※>>
おすすめの好きな本3冊、というより
「これを読まないで死んだなんて!ジーザス!!あぁジェシー(仮名)なんてこったい、生き返るんだ!
そして読んでから安らかに死んでくれ!!」
くらいの熱い想いでいっぱいの本をご紹介して下さるととても嬉しいです。
(この場を借りて補足です。toukadattebaさん、失礼しました。)