http://q.hatena.ne.jp/1412510338
↑この質問のHarlockさんの回答で
>この穴が仮に真空でないとしたら、地球の表面を覆う大気が地球の両側の穴から
>落ちていくことになりますよね。このとき単純に穴の体積分の空気が移動して
>終わりということではなく、地球の中心に行くほど大気の密度が濃くなるような
>形でどんどん空気が穴に落ちて行ってしまうのではないでしょうか?
>このとき、地表の酸素は維持できるのでしょうか?
とあります。
地表上にある大気層が1万kmだとすると、トンネルの中心までがおよそ6000kmですから単純計算でせいぜい1.6気圧程度、トンネル内の重力が小さいことを考慮すると1.3気圧程度になると考えました。
これで合ってますでしょうか?
大気の層は、もっと薄いです。中はマグマだから、そもそも貫通が無理です。
勘弁して下さいよ、仮想の話に決まってるじゃないですか……
誰も本気で地球に穴開けようとか思わないですって。
こちらを参照
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2013/01/36_1.html
この中で出てくる「1,000km」の上空を気圧0だと仮定すると、あなたの話では
100kmが気圧0.9
200kmが気圧0.8
300kmが気圧0.7
:
:
とならないとおかしいわけですが、実際には3776m(=3.78km)の富士山が0.6気圧、8848m(=8.85km)エベレストが0.3気圧だそうです。これらの事実を単純に考えても、もっと放物線を描くような気圧変化がないとおかしいわけで、地球の中心は1.6気圧より遥かに高い数値であると考えられるようですけれども。
ありがとうございます。
具体的にはどのぐらいの気圧になりますか?
同じネタと使った本に書いてあったと思います
>具体的にはどのぐらいの気圧になりますか?
具体的に計算はできませんが記憶だと
に数万気圧と書いてあったような気が
何気圧か忘れましたけどその圧力の空気は
鉄より固いという話
どうなんすかね学研まんがだからそうめちゃくちゃは書かないと思うんだけど
あんまりあてにならない情報ですんません
ありがとうございます。液化するレベルですねえ。
気圧変化がリニアではないというのは、その気圧によって大気密度が変わりそれが下層への圧力になるから、ということかな。地表面より下になるとたぶん単純な放物線を描かないだろうけれど。
つまり、各高度において大気層上端からの距離と重力の強さによってその気圧が決まるから、それを積分すればいいってことですかね? 違うかな?
うーん、あなたの想定している気圧っていうのは単純に大気の重さなわけだけど、この大気っていうのが曲者で、惑星質量が大きいと自身の回りに多くの物質を引き止める事ができ、質量が小さいと軽い物質は宇宙空間へと逃げていってしまいます。木星や太陽の大気の素成分が水素なのは、水素という軽い物体を引き止める事ができるほど大きな質量を持っていたからに他ならず、地球の大気に水素が無いのは地球の質量が小さいためです(惑星生成時に水素も発生したはずなのですが、水素など軽い気体は宇宙空間に逃げていってしまったと考えられています)。さらに質量の小さい月などでは大気そのものがありません(全ての気体が宇宙空間に逃げていってしまったと考えられています)。だから大気の組成は惑星の質量によって異なるし、高度によっても異なるわけです(例えばオゾン層は地球上でも上空にしかありません)。
さらにいうならば、実際には地球の表面も、○○の層、△△の層、のように下から順に重い気体から順に積み上がっていてもおかしくはないわけですが、大気の流れ(主に水の循環作用による)がこの形成を阻んでいるわけですね。しかし地下トンネルが作られるとなると話は別です。そこには空気の入れ替えが起こる原理が働きませんので、トンネル内は重い気体から順に積み重なる事でしょう。地表付近の大気組成(窒素78%、酸素20%、アルゴン1%)を元にした計算式はそのまま成り立つはずもなく、狭いて長いトンネル内は重い気体で埋め尽くされているでしょうから、自然、1.6気圧より大きくなるであろう事は容易に想像できます。実際に何気圧になるのかまではわかりませんが。
数値一部修正
ありがとうございます。
孔の太さと向きに依るんでは。
数千気圧になるのはストローくらいの細さのトンネルですかね。
半径が数千キロにもなる巨大なトンネルを掘って地球を貫通させると(その際に失う質量分は、海水や地殻をタングステンにでもかえて補填するものとする)、
大気はその孔に薄く偏在し、かつ孔の壁面に多少濃く存在するようになる。
半径および場所によって1気圧にならない場合があるとおもいますよ。その場所での周辺質量の積分値ですねえ。地球の重心では無重力ですから意外と大気が薄いんじゃないでしょうか。台風の目みたいに。また、周りの地熱があるとすると、分子の拡散速度が早いので、孔内部にわりあい均一に存在するバランスにもなり得るでしょう(ブランコのように行ったり来たりする気流のぶつかる乱流かも)。
この運動エネルギーをうしなって地熱の補給がなければ
霜になりますね。重心周辺では閉塞することもあるかも。
彗星や小惑星には事実そういうトンネルつきの形のものもあるでしょうね。
子午線というか北極=南極方向に孔をあけると、孔に流入した大気は自転で壁面にもっとおしつけられるでしょう。
そうでない場合はもっと面白いことになるでしょう。適当なところで液体窒素の潮汐がおこるかもしれません。
ってことで定性分析とさせていただきます。めんどくさいから計算してなくてごめんなさいね。
あ、表面に「酸素が」残るかどうかですが、今地表の岩石などはおよそ酸化されていますが、内部は還元されているので、酸素を欲しています。剥き出しのマントルは流動しながら酸素をすべて吸収するでしょう。トンネルにシェルがあれば吸収はされない可能性があるでしょう。どんな素材のシェルか?知りませんw
御嶽山みてるかぎり意外と地殻ってモロくてすきまだらけっぽいですよね…
内部に気泡のある岩石や地殻とマントル層の境界の不連続面とか密度の変化があるのは確かです。
マントル層までだけでも掘り進んだら色々な事が分かると思う。
結構真面目に解いてる人がいた。
http://okwave.jp/qa/q93834.html
やたらすごい圧力になってます。
中心は無重力になるんだけど、周りの気体の圧力が凝縮されていて、もう液体だか個体だかわからん感じですね。しかも高温って。
どうやら、一時的にそういうパイプを作っても、圧力が高くなるから、途中で固体化したスラッジが急速に溜まって詰まってしまうようですね。
内部気圧を低くしたままだと、たぶん潰れるな。
パイプを構成できる物質が、とりあえず地球上にありません。
うわ、すごいですね。
まさかこんなきちんとした回答が返ってくるとは思っていなかったので、多少狼狽していますw
うわ、すごいですね。
2014/10/11 14:06:47まさかこんなきちんとした回答が返ってくるとは思っていなかったので、多少狼狽していますw