PHPStorm 7からVagrant Support機能が追加されて、PHPStormからvagrant sshを実行できるようになっています。
この機能を利用すればターミナルからvagrantコマンドを打たなくてもGUIから操作することができます。
#実行環境
■ホストマシン
- Macbook Pro 15インチ
- Mac OS X 10.10 Yosemite
- PHPStorm 10
- VirtualBox 5.0.14 r105127
- Vagrant 1.7.4 + Landrush + vagrant-vbguest
- Ruby 2.0.0p481 (2014-05-08 revision 45883)
■ゲストマシン
- CentOS 7.1 64bit
- GuestAdditions 5.0.14
※ Vagrant Support機能を利用するには vagrant設定が整っていることが前提です。あらかじめVirtualBoxのインストールやVagrantのセットアップをお願いします。
#Vagrant Supportを設定する
環境設定から Tools > Vagrant を開きます。
Vagrant executable:
/usr/local/bin/vagrant
instance folder:
/Users/[ユーザー名]/Documents/website_production/drupal7-test.com/vagrant
※自身のvagrantホームディレクトリを指定してください
Provider:
virtualbox
項目3つを入力したら[OK]ボタンをクリックします。
#GUIからVagrantを起動してSSH接続をする
Vagrantゲストマシンを起動するには、メニュー > Tools > Vagrant > up を選択します。
そうするとVagrantコンソールが開いてvagrant up が実行されます。
vagrant upが完了したのが確認できたら、VagrantゲストマシンにSSH接続をします。
メニュー > Tools > Start SSH session... を選択します。
SSH接続できた場合はターミナルが表示されます。
以上です。
その後、Vagrantゲストマシンをシャットダウンしたいときは、メニュー > Tools > Vagrant > halt を選択すればOKです。
ちなみにこの設定をしておけば、PHPStormとPHPUnitを連動させることができたりするので、自動テストの効率化をしたいときにもぜひ設定しておきましょう。(PHPUnitとの連動設定はまた今度書きます)