こんにちは、ライターのみやけです。
先日、知人のNさんから「ヒロミヤ行きませんか?」とのお誘いを受けました。
場所は東京・都営新宿線の曙橋駅から徒歩3分ほど。丸の内線の四谷三丁目駅からも歩けます。
ヒロミヤは東京に本店・3号店があり、今回訪れたのはヒロミヤ3号店。2号店は大阪にあるのだそう。本店・2号店どちらのお店も完全予約制で、予約できる日は1年以上も後になってしまうほどの超・予約困難店になります。
そんなこんなで、1年前に予約したNさんとそのご友人たちに混ぜてもらうことにしたのでした。ラッキー!(今回は計12名での参戦)
※ヒロミヤは1年以上前に予約しなくても入店できる裏ワザがあります。記事の最後にまとめていますので、肉を食らいたくなったら要チェック!
思わず「え、ここ?」と言いたくなる外観
曙橋駅から歩くとすぐにお店に着きました。
お世辞にも、綺麗とは言えない外観です……というか、看板壊れてるし。
なんていうか、この時点でもう「好き」ですね…
さらに貸切客はビルの裏口から入ります。 急な階段を上がり、2階へ。
どん。
ステンレスの机には七輪が乗っていて、もやし・キムチ・海苔・卵が既にセッティングされています。
全員揃ったところで、店員さんがコースの説明を始めました。
・2時間制 税込6,000円(延長は500円/1h)
・飲み放題
・飲み物の持ち込み自由!
(ちなみに、6,000円と聞いて一瞬ためらう方もいそうですが、最終的には「安い」と思ってもらえると思います。ヒロミヤに行けばわかる)
「この部屋にあるものはなんでも使って良いし、食べて良いよ!」っていうことなんですけど、とにかく、用意されているもの自体がすごいんです。
ビールサーバーに加え、酎ハイ・ハイボールのサーバーも
ドリンクバーも置いてある。右には焼酎や日本酒等の瓶が入った冷蔵庫が。これ、いろいろと試せるやつ。
大釜の炊飯器の中には炊きたてのご飯!私みたいに焼肉にはライス必須な人もこれで安心ですね!
お肉メニューはほぼ同じですが、日によってちょっと違うとのこと。鴨→タン元に変更されていました。鴨…食べたかった…
自分たちで注いだビールで、乾杯!
一品目に出てきたのは「牛タン」。一瞬ウニ箱かな…?と見間違うくらい綺麗に敷き詰められています。
早速牛タンを七輪にオン。
炭火に焼かれるお肉たち。見つめているとあっという間に素晴らしい焼き目がついていきます…
厚切りぷりっぷりの牛タン、最高…!弾力がありつつもさっくり噛み切れる食感がたまりません。焼肉ってなぜかいつも牛タンからスタートしちゃうのはなんででしょう。
次いできたのが「レバー二種」。見るからに鮮度が良い。しっかり焼いてから食べますよ。……やっばいうまいぞ。あぁ美味しい。すばらしく質の良いレバーです。
三品目はホルモン盛り合わせ。左奥から「ツラミ・ミノ・タン元」。お皿にこんもりと盛られていますツラミは頬肉の部分とのこと。
タン元はより舌のより根本の方の部位。柔らかいのに弾力があって、旨味が濃い気がします。
あぁ、ホルモンってどうしてこんなに美味しいんだろう。
プリプリっとした食感も楽しめるし、噛むたびに口の中に旨みが広がって噛むことをやめられない。味がしっかりついているのでそのままでも食べられるんですけど、レモン汁をきゅっとかけて食べるのがさっぱりして美味しいです。
ホルモンからもわかる肉の質の高さ。牛タン→レバー→ホルモン三種とここまでの流れも完璧です。
とにかくフリーダムに飲める・食べられる
ここでお酒のラインナップ紹介を!さっきも言いましたが、お店にあるものは全て飲み放題です。
安心のアルパカワイン。赤と白、両方置いてくれるのが嬉しい。
日本酒。「景虎がある!!」と興奮しているメンズたち。もちろんどれもたっぷり入っていて、到底飲み切れる量じゃありません。
焼酎・リキュールもかなりの充実具合!焼酎ならキンミヤも三岳もあります。
ここで紹介したのは一部で、まだまだ冷蔵庫にあるんですよ……。ドリンクバーと組み合わせると烏龍茶割り・ソーダ割りなんかもお好みでできちゃいます。すごい。無限に楽しめるやつじゃないか。
で、ヒロミヤがスゴいのって、お酒の持ち込みも自由なところなんです。
乾杯用のスパークリングをみんなで購入して、私は山口土産として買ったきり家で眠っていた「五橋(ごきょう)」を持ってきました。山口県岩国市の酒井酒造のお酒です。同じく山口県岩国市の日本酒といえば旭酒造の獺祭ばかりが注目されていますが、五橋もとてもフルーティーなのに旨みもあって美味しい!こんなに美味しいなら、もっともっと注目を浴びても良いのでは……
焼肉と日本酒の相性については多少不安でしたが、「米に合うものは日本酒にも合う!」とのことで好評でした、良かった。
「赤身ステーキ」。この表面の艶かしさ、こんなに絵画的で色っぽい赤身肉、初めて見たぞ……!
にんにくのすりおろしがたっぷりと添えられています。にんにく+塩で食べるのがオススメとのこと。翌日のことなんて忘れてしまいましょう。
さっぱりしていて美味しい~~~!赤身、さらに塩で食べるということもあって、しっかりと肉本来のうまみが味わえます。食べ応えのある馬刺しを食べたような感覚。
……?
何かすごいのが来ました。
「特選」です。名前からの実物の説得力がすごい。量もかなり多いです。
この、炭火の上に置くと脂がじわじわと浮いてくる感じが…もはや美しすぎて……
卵と絡めていただきます。
問答無用でうまい。
薄切りの柔らかい肉、甘めのタレ、濃厚な卵。全部が一番良い状態で関わりあって、本当に美味しい。これは"やばい"やつです。
一切れで満足できるくらいの特選ですが、量がめちゃくちゃあるんです…!ノンストップでガンガン焼いていきます。
ここで、ほかほかのライスを用意。たっぷりあるからおかわりし放題。
タレと卵を絡めたお肉で、ライスをローリングしちゃうわけですね。
普段焼肉とご飯を一緒に食べない派の人もぜひ、この食べ方は試してみてください!ご飯との相性が抜群すぎて、おかわり必須です。マジで。
最後に来たお肉が「上ゲタ」。こちらも皿に敷き詰められてます。アバラ骨の間のお肉で、旨味が詰まった希少な部位とのこと。
こちらも卵に絡めて食べるのがオススメとのこと。
生の状態では「筋っぽいかな?」という見た目だったのですが、筋っぽさは全くなく、むしろ柔らかい。特選よりもプリッとしていて弾力があります。そして、脂の旨味が強い……!
焼いて、卵につけて、ご飯に巻いて食べる…の繰り返しでひたすら食べます。大判なのでよく卵に絡む~!
どんどん焼いていきます
焼いて食べて
撮って
焼いて食べて
飲む。
お肉は食べ放題ではないのですが、それでも確実に、相当お腹いっぱいになります。
〆は巨大冷麺で
大きすぎて、もはや鍋な冷麺がきました。仲良く取り分けていただきます。
細麺でコシがあります。 キンキンに冷えたスープは生姜がきいていて、あっさりして美味しい。お腹がいっぱいになってもこれなら食べられます。
タレと肉汁が染み込んだ卵液をご飯にかけると、最上の卵かけご飯が食べられますよ…!!忘れずに。
肉は偉大である。
完全アウェーな状態で乗り込んだこの焼肉、中には私と同じく初めての人もいたけれど、いつの間にか美味しいお肉と美味しい酒で超楽しい飲み会になっていました。
自分のペースで好きなものを焼いて、食べて、飲める。最高にフリーダムな空間。
こんなに身内で楽しめて、お肉のレベルも高くって、6,000円と考えると本当にすごい。
実は3号店の1Fは当日予約ができる!
完全予約制かつ予約が超困難で噂のヒロミヤですが、その予約状況をチェックしてみましょう。
この取材をした日は2017年10月6日なので、本店の予約は来年、さらに今回の記事で紹介したような貸切の場合はなんと再来年の予約になります。
この時点で気が遠くなりそうなものですが、実はここ3号店の1階部分7席分(5名以上で貸切)は当日予約用なんです。
3号店の1階部分は当日13時~電話予約ができるので、行きたい日は忘れずに予約してみましょう。
また、ヒロミヤの公式サイト・ツイッターでは随時キャンセル情報を更新しているので、貸切席も再来年まで諦めるのはまだ早いです!
アカウント名がお茶目なTwitterや、
公式ページで情報発信しています。
ヒロミヤのコスパの良さ・楽しさは一度行ったら絶対にやみつきになること間違いなし。
予約人員に空きが出たら私参戦するので、その際はぜひお声がけくださいませ。
紹介したお店
TEL:03-3353-6101(共通)
※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
新宿の忘年会おすすめ店
著者プロフィール
みやけ(@a_komotomo)
食べることと散歩が好きな平成4年生まれ。無職になりました。
阿古本という名前で絵を描いていたりもします。
ツイッター:https://twitter.com/a_komotomo
note:https://note.mu/genghis_khan