商業施設「ノルベサ」が11月7日にリニューアルして1カ月がたった。
1階北側メイン出入り口はエントランス壁面のテナント情報を見やすいレイアウトに整理し、すすきののネオン街を意識したデザインに変更。中央の柱にはシンボルである観覧車と雪の結晶をイメージした天井ネオンチューブを配置した。南側出入り口のエントランスゲートにはノルベサのシンボル屋上観覧車「nORIA(ノリア)」をデフォルメしてあしらった。1階壁面には、同施設が作中に登場する漫画「札幌乙女ごはん。」の1シーンを掲出する。
各階エレベーターホールのデザインも一新。各階でテーマを設定し、色とフォントを表示階で変え、フロアごとの違いを明確にした。
3基あるエレベーターは右1基を1階から7階直通(停止階は地下1階・1階・7階)に変更。屋上観覧車ノリアの利用客の利便性を向上させた。
「JLLリテールマネジメント」ノルベサ運営事務所の小野哲哉さんは「リニューアルしてから、関係者や取引先から『インパクトがあって良いですね』『面白いですね』といった声をよくもらう。利用客もただ道を歩くだけでなく、壁の漫画を見ながら歩いたり、立ち止まって見ていたりしている人もいて、反響に手応えを感じている」と笑顔を見せる。