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周南社協が「移動支援事業」始動 マスコットキャラお披露目も

貸し出し車両「おでかけふくちゃんGO!」とふくちゃん

貸し出し車両「おでかけふくちゃんGO!」とふくちゃん

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 周南市社会福祉協議会(周南市速玉町3、TEL 0834-22-2115)が2月19日、移動支援サポート事業の車両出発式と公式マスコットキャラクター「ふくちゃん」の着ぐるみ披露会を行った。

周南社協の公式マスコットキャラクター「ふくちゃん」の着ぐるみ

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 移動支援サポート事業は、高齢者や障害者の移動手段を確保し、地域の助け合いやボランティア活動を支援する取り組み。日常生活に必要な移動が困難な市民を対象に、4人乗りの軽自動車を貸し出す。徳山・新南陽・熊毛・鹿野の各支部に1台ずつ配置し、支援者の家族や地域の団体、福祉関係者が利用できる。利用対象は概ね65歳以上の高齢者や障害者で、自身で乗降可能な人。主な利用目的は、買い物や通院、公的機関での手続き、福祉活動への参加など。車両は、利用日30日前から7日前までの申請が必要で、祝日・年末年始を除く9時から16時まで貸し出す。

 「ふくちゃん」は、同協議会が設立20周年を記念し、「福祉」「つながり」「支え合い」をテーマにデザインと愛称を公募し、2023年10月に誕生したフクロウのキャラクター。市の地図とハートマークを描いた腹部、桜の花を付けた尻尾、肩から掛けた協議会のマーク入り郵便バッグが特徴。今回、地域住民への周知を目的に着ぐるみを製作し、初披露した。

 徳山社会福祉センター(速玉町3)で行われた出発式では、貸し出し車両「おでかけふくちゃんGO!」の前で事業開始を祝った。会場にはふくちゃんも駆け付け、来場者との記念撮影に応じた。式の後、地元の福祉グループ「ハッピーサロン」メンバーが買い物支援として、3人の高齢者と乗車し出発。見送りの人々が手を振る中目的地へ向かった。

 周南市社会福祉協議会の沼田早紀さんは「移動の課題は市内全域で共通している。移動手段の確保が、外出や交流の機会を増やし、介護予防や生きがいづくりにつながることを期待している。ふくちゃんには取り組みを広める役割を担ってもらう」と話す。

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