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2007年11月21日水曜日

DDSKKで複数の辞書を追加する

WindowsのATOKで使っていたカタカナ→英語変換辞書が便利だったので、skkでも辞書の追加をしてみました。

とりあえず、顔文字辞書と、2ch用語辞書も追加w

以下のような感じで~/.skkに記述。

;; 顔文字
;; http://www.bookshelf.jp/pukiwiki/pukiwiki.php?SKK%20%BC%AD%BD%F1#content_1_5
(add-to-list 'skk-search-prog-list
'(skk-search-jisyo-file
"/home/hogehoge/skk-dic/SKK-JISYO.KAO"
10000)
t)
;; 2ch用語
;; http://omaemona.wiki.sourceforge.net/2chDic
(add-to-list 'skk-search-prog-list
'(skk-search-jisyo-file
"/home/hogehoge/skk-dic/SKK-JISYO.2ch"
10000)
t)

;; カタカナ-英語 変換辞書
(add-to-list 'skk-search-prog-list
'(skk-search-jisyo-file
"/home/hogehoge/skk-dic/katakana-eigo.jisyo.L"
10000)
t)
uim-skkのほうは複数辞書の追加は出来ないっぽい。

2007年11月20日火曜日

SKKで全角空白を入力する

DDSKKの場合

~/.skk に以下を追記
(add-to-list 'skk-rom-kana-rule-list
'("z " nil " "))

uim-skkの場合

~/.uim に以下を追記
(require-module "skk")
(define ja-rk-rule
(append '(
((("z" " "). ())(" " " " " "))
)
ja-rk-rule))

~/.uim は文字コードをeuc-jpで書いて下さい。

これで 「z 」(zキーを押してスペースキー)で全角空白が入力出来る。

2007年11月19日月曜日

ubuntuでflvファイルからmp3を抜き出す

最近は、youtube やら、ニコニコ動画やらフラッシュ形式のflvファイルが花盛りです。
見ていると、けっこう良い曲があり、かといってBGMでフラッシュを再生し続けるのは重いので音声だけを抜き出してみることにします。

抜き出しにはffmpegを使います。

インストール

sudo apt-get install ffmpeg

使い方

使い方は簡単で、hogehoge.flvからmp3を抜き出したいなら、
ffmpeg -i hogehoge.flv -vn -acodec copy hogehoge.mp3
とやると、flvファイルからmp3が抜き出せます。

これでいつでもどこでもみっくみく〜♪

参考

2007年11月18日日曜日

postfix のport25ブロッキング対策

とうとううちのISPにも迷惑メール防止のためのポート25ブロック対策が導入されました。

というわけで、しょうがないので、gmailを利用して送信できるように設定をいじってみました。

以下導入メモ

●/etc/postfix/master.cf
submission inet n       -       -       -       -       smtpd
-o smtpd_enforce_tls=yes
-o smtpd_sasl_auth_enable=yes
-o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject

の行頭の「#」を削除して有効に。

●etc/postfix/main.cf を以下のように編集

relayhost = [smtp.gmail.com]:587

# SMTPクライアントの SASL 認証を有効に
smtp_sasl_auth_enable = yes
#smtp_sasl_mechanism_filter = cram-md5, login
smtp_sasl_mechanism_filter = plain
smtp_use_tls=yes

# SMTPクライアント用テーブルの指定
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/isp_auth

# anonymousを不可に
smtp_sasl_security_options = noanonymous
●次に /etc/postfix/isp_auth を編集する。
[smtp.gmail.com]:587 アカウント名:パスワード
編集し終ったら、
sudo postmap /etc/postfix/isp_auth
としてdbファイルを生成。元の/etc/postfix/isp_authは、
sudo chmod 640 /etc/postfix/isp_auth
としてルート以外読まれないようにするか、削除しておこう。
最後に、
sudo /etc/init.d/postfix restart
としてpostfix を再起動して設定を反映させる。

確認

mail -s 'サブジェクト' 宛先メールアドレス
本文を入力。

終らせかたは Ctrl + D を二回押す。

無事送信出来ていたらOK

2007年11月17日土曜日

ubuntuでDNSキャッシュを有効にする

WindowsにはDNSの情報をキャッシュしてそちらを参照する機能がありますが、ubuntuには標準ではありません。
私の環境ではDNSの名前引きに時間がかかっているので、DNSキャッシュサーバー(DNSリレーともforwarderとも、キャッシュサーバーとも)を入れることにしました。

やりたいことはキャッシュなので、そのためにわざわざDNSサーバであるBINDを導入するのも大袈裟ですし、メモリもCPUも喰うということで調べてみたら、dnsmasq という軽量なDNSキャッシュサーバーソフトというまさにぴったりなものが見付かったので入れてみました。

インストール

sudo apt-get install dnsmasq resolvconf
導入は至って簡単で、他に設定することもありません。一応再起動してみて、別のPCのDNSサーバー情報をdnsmasqを入れたPCを見るように設定して試してみましたが、ちゃんと名前が引けているようです。

やっぱり名前引きがキャッシュされていると効果は覿面で、快適になりました。

参考

2007年11月16日金曜日

skk を入れてみた

最近あちこちでskkの話を聞くので、試しに導入してみました。
skk はわかりやすく言うと、日本語入力ソフトに任せている文法解析を人間がやってしまおうというものです。
つまり、紙とペンで文章を書く時と同じということですね。
文法解析を日本語入力ソフトにまかせないわけですから、送り仮名の誤変換がありません。
口語体で文章を書いていてうまく変換されずに、文節の区切りを修正する手間もありません。

自分でいちいち指定するのって面倒くさい〜と思うかもしれませんが、よく考えて下さい。
普段紙とペンで文章を書くとき、自分で漢字を書いて、送り仮名を決定しますよね。この感覚をPC上にも持ち込んだと考えれば、そう、今までの連文節変換の思考から切り替えれば、実は案外すんなりと慣れる事が出来ると思います。まぁ、その切り替えがなかなか難しいのかも知れませんが。

具体的にどんなものかは、以下の説明が分かりやすいと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SKK

以下導入メモ


とりあえず、scim-skk を入れてみました。が、辞書から登録語を削除する機能がなかったので使うのをやめました。かわりに、評判のいいuim-skk を入れてみました。
sudo apt-get install scim-uim uim-skk uim-gtk2.0
uim-skkを使うためのscim-uimブリッジを入れて、uimのGUI設定ツールを入れています。
  • GUIでの設定は、 uim-perf-gtk コマンドになります。
ついでにemacsも使っているので、DDSKKも入れました。
sudo apt-get install ddskk
DDSKKのユーザ辞書が、~/.skk-jisyo
UIM-SKKのユーザ辞書が、~/.skk-uim-jisyo
になります。それぞれ別個のファイルとして存在するので、
sudo apt-get install skktools
として辞書ツールを入れて、skkdic-expr と、skkdic-sort コマンドを使って二つの辞書をマージするスクリプトを書いて、crontabで毎回PC起動時に一回実行するように設定しました。
次にメインのラージ辞書は /usr/share/skk/SKK-JISYO.L ですが、これを最新の辞書にするために、ネットから取得するスクリプトを書いて一週間に一回更新するよう/etc/cron.weekly/に放り込みました。


使い始めてまだ一週間も立っていませんが、なかなかに面白い日本語変換ツールだと思います。ともかく変換が賢いですねー。送り仮名の変換ミスが起らないし。ミスったらそれは自分が悪いのだしw
あとは辞書にない単語があると即座に単語登録モードになるのでどんどんユーザ辞書に単語が追加されて行き、どんどん自分用にカスタマイズされて賢くなっていくのが実感できて嬉しいです。


基本的な使い方

  • DDSKKでの起動
    C-x C-j
  • カタカナ入力
    qキーでカタカナモードになる。
    shiftキーで変換モードで、最後にqキーでもカタカナに変換出来る。
  • 半角英数モード
    lキーで透過モード。つまり半角英数モードになる。
    元に戻るには、C-j
  • 全角英数モード
    Lキー
    元に戻るには、C-j

  • よく使う記号の入力は
    • 「〜」波線
      z~」で波線が入力される。

    • 「・」全角中黒
      z/」で全角中黒が入力される。

    • その他
      z- 「〜」に変換
      z. 「…」に変換
      z/ 「・」に変換
      z, 「‥」に変換
      zz 「っ」に変換
      z[ 「『」に変換
      z] 「』」に変換
      zh 「←」に変換
      zj 「↓」に変換
      zk 「↑」に変換
      zl 「→」に変換



    • 辞書登録
      辞書にない単語が入力されると自動的に「単語登録モード」になります。
      そこで「登録語」を入力する。送り仮名は入力する必要はありません。


    • 辞書から単語を削除
      削除したい単語を変換し、未確定状態で「X」キーを 押す。すると削除して良いのか聞いてくるので、 選択するだけ。



2007年11月2日金曜日

シーゲイト、ディスク容量をめぐる訴訟で払い戻しを実施へ

これって、和解しちゃダメって思うんですよね。
1K=1000byte ってのは正しい単位系なのに。

こんな無茶苦茶な裁判がまかりとおると無知な人間の声の大きいほうが正しいなんてことになりかねないわけで。